吉野 均 氏

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吉野 均 氏

【略歴】
1977年3月、東京工業大学 理学部数学科卒業。同年4月、富士通株式会社に入社。現役時の約37年間は、主に、金融機関向けITシステムの開発・運用・保守に関し、実務者・リーダ・プロジェジェクトマネジャー・PM支援者・ビジネス責任者といった様々な立場から、お客様との最前線で泥臭い仕事に従事。途中、金融機関向け業務パッケージソフトの企画・開発・販売推進のリーダ、品質の改善活動の推進者を経験。また社外に出向し、FISC(金融情報システムセンター)にて金融情報システムの調査・研究、某パートナー企業にてソフトハウス営業を経験。2014年6月、富士通株式会社 嘱託再雇用。その後の5年半は、ITシステム開発プロジェクトやデジタル変革(DX)プロジェクトの技術リーダのナレッジ継承・創造活動に従事。具体的には、数々の修羅場を乗り越え成功したプロジェクトの関係者にインタビューし、その実践経緯を『ものがたり』として残し、その『ものがたり』を社内人材研修に活用する活動に従事。同社退社直後の2020年1月、個人事業主として開業。それまでの経験を活かし、プロジェクトマネジメントのセミナー講師とナレッジ継承のコンサルタントとして活動中。その傍ら2022年4月、PMAJにて会員が自主運営する研究会「PMノウハウ継承研究会SIG」を立ち上げ。現在、PMの実践的な知恵の継承に課題を感じているITベンダ・ITユーザ企業・エンジニアリング会社・建設会社・大学・技術士の方々など28名で、ナレッジ継承の大切さを伝える活動と、『ものがたり』の書籍化に取り組み中。
★2018年8月PM学会文献賞を受賞:「ものがたり」を使ってPMナレッジを継承
★2023年9月PMノウハウ継承研究会SIG、PMAJ優秀貢献賞を受賞