セミナー

個別での技術相談に応じます!
機械・構造物の破面観察・破損解析のしかた
~破損事故解析から破損防止技術、材料力学/破壊力学統一強度評価まで~

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開催主旨

 CAD/CAEの普及に伴い強度評価の分野では有限要素法(FEM)解析が浸透し、設計のフロントローディング化が当然のようになっています。ところが、自動車や航空機から小さなボルトやリベットに至るまで、機械の破損による不具合や事故は後を絶たず、昨今の度重なるリコールの増加に象徴されるように、むしろ増加しつつあります
 設計業務は力学などの工学理論にもとづいて標準化することができ、かつCAD/CAEに代表されるツールの利用で効率化を図ることができます。ですが、このような不具合および事故対策においては、技術者自身の経験値を最大限に活用した“個別対応力”が必要とされます。
 本講座は、このような課題認識から、世の中の不具合事例や事故例を題材に、破損や破壊に至ったプロセスの解説を通じて、具体的な対策を講じられる強度設計技術者および生産技術者、品質保証担当などの輩出を目指します。若手技術者にも理解してもらえるよう材料力学の概説にはじまり、破壊力学の基礎では、数式よりも実現象と対比しながら解説。応用では事故例や破面解析例などを、理解しやすく、かつ実務に展開できる例を中心に解説します。また、汎用的な強度評価手法として「材料力学/破壊力学統一評価」手法など新たな評価手法も紹介します。さらに講義終了後は、個別での技術相談に応じます。
※ご希望の方は、申込フォームの個別相談有にチェックしてください。

概要

日時

2017年 12月 18日(月)10:00~17:00
(9:30受付開始 休憩 12:30~13:30)

会場 日刊工業新聞社 大阪支社 セミナー会場
受講料

43,200円(資料代含む、消費税込)
※1社複数名のご参加の場合、2人目より10%割引(38,880円)致します。ただし、同セミナーを受講される場合のみ適用させて頂きます。
※振込手数料は貴社でご負担願います。
※受講料は銀行振込にて開催の前日までに必ずお支払いください。尚、お支払い済みの受講料はご返金できかねますので、ご了承ください。

主催 日刊工業新聞社
お問い合わせ先 日刊工業新聞社 業務局
イベント事業部 技術セミナー係
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp

講師

服部 敏雄 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 大阪支社
セミナールーム
大阪市中央区北浜東2-16
TEL06-6946-3382
セミナー会場案内図

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プログラム

1.はじめに
1-1 製品事故と社会との関わり
  :技術者の責任、失敗に学ぶ、IT 氾濫に流されない設計技術者
1-2 強度設計技術と破損解析技術
  :材料工学+応力(構造)解析+強度評価+観察(計測)
1-3 破損解析と破面解析
2.破損の種類と特徴
2-1 破損部位
  :締結・接合・接着部位
2-2 破損現象
  :静的・座屈・疲労・クリープ・摩耗
2-3 破損要因
  :外力条件・製作・素材
3.破損事故解析法
3-1 破損解析の手順
  :破壊起点調査・破壊進展の調査・再現実験研究・事故原因解明
3-2 破損解析の手法
  :材料力学・破壊力学・信頼性工学
  :フラクトグラフィ・欠陥検出・組織調査
4.破壊力学とフラクトグラフィ
4-1 破壊力学(き裂端(応力特異場)の力学
 4-1-1 破壊モード
 4-1-2 応力拡大係数
 4-1-3 き裂進展速度と応力拡大係数範囲
 4-1-4 負荷応力の同定と残存寿命予測
4-2 フラクトグラフィ
 4-2-1 マクロフラクトグラフィとミクロフラクトグラフィ
    (脆性破面:シェブロンパターン・リバーパターン/疲労破面:ビーチマーク・ストライエーション/延性破面:ディンプル)
 4-2-2 ミクロフラクトグラフィと電子顕微鏡(SEM)
 4-2-3 欠陥検出(浸透探傷/超音波探傷/蛍光磁粉探傷)
5.破損解析例
5-1 疲労破壊
5-2 応力腐食割れ
5-3 クリープ破壊
5-4 接触疲労(転がり疲労、フレッティング疲労)
5-5 延性破壊
5-6 熱疲労破壊
6.事故解析事例
6-1 半導体部品(はんだ/パッケージ剥離・割れ)
6-2 H2 ロケットエンジン(LE7 溶接/水素ターボ圧縮機)
6-3 ジェットコースター車軸(エキスポランド(風神雷神)/ナガシマスパーランド(スティールドラゴン))
6-4 回転機械(タービン発電機のフレッティング疲労)
6-5 ジャンボ旅客機(圧力隔壁リベット締結)
6-6 自動車(ハブボルト)
7.破損防止技術
7-1 各種破損の傾向と防止技術
 7-1-1 座屈:リブ
 7-1-2 フレッティング疲労:面圧、接触端形状
7-2 予防保全とヘルスモニタリング(安全寿命設計、損傷許容設計、予防保全技術、スマートマテリアル)
7-3 強度設計とCAE 有効活用
 7-3-1 応力特異点の取り扱い
 7-3-2 材料力学/ 破壊力学統一強度評価(汎用的強度評価法)
 7-3-3 締結部位の等価剛性
8.まとめと質疑応答
 
9.技術相談(希望者のみ)

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