セミナー


生産性を向上させる切削工具の選び方・使い方

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開催主旨

 「生産性を向上させる切削工具の選び方と使い方」は古くて新しいテーマです。切削加工技術の歴史と共にありながら、今後も切削加工技術の向上には欠かせない最も重要な研究テーマとなっています。生産性向上の可否は切削工具の特性と使い方で決まります。高精度化の実現ばかりでなく、高能率化や低コスト化の実現も切削工具とその使い方に依存しています。切削工具の選び方や使い方に不備があると、生産技術担当者やオペレータが生産現場でどんなに努力しても報われることはありません。加えて、生産設備がどんなに高価かつ高性能であっても本来のコストメリットを発揮することは不可能になります。いま、改めて、切削工具の構成要素である工具材種と切れ刃形状について学び、使い方としての切削条件を徹底的に学ばなければならないときです。
 本セミナーでは、はじめに「生産性向上のキーテクノロジー」、「切削加工の自動化・無人化のメリットとデメリット」について述べます。次いで、生産現場にとって実践的な多くの切削データを駆使して解り易く解説します。また、切削トラブルの事例を多く取り上げて高効率な「切削加工のトラブルシューティング」を考えていきます。最後に、生産性を高める「切削加工の支配要因」と人材育成のための「切削加工の体験的習得」について述べます。単なるルールブック的解説ではなく、切削加工の現状とこれからの研究課題を革新的・実戦的視点から深く掘り下げることを目指します。
 新たに切削を始めるという初心者からリーダー/マネージャーといった管理職や統括職、また、大学等の研究機関、ものづくりに関する知財関連の官民の担当者に至るまで、切削加工の関連業務に携わる多くの方々が幅広く参加できるように、豊富な切削データで専門的な事柄を平易に解説する内容になっております。皆さんの多数のご参加をお待ちしています。

概要

日時

2018年 6月 4日(月)10:00~17:00
(9:30受付開始 休憩 12:30~13:30)

会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 43,200円(資料含む、消費税込)
※同一会場にて1社複数人数で参加の場合、2人目より10%割引いたします(38,880円)
※振込手数料は貴社でご負担願います。
※受講料は銀行振込で受講票及び請求書が到着次第、開催日1週間前までにお支払いください。
  なお、キャンセルにつきましては開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。
  1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
主催 日刊工業新聞社
お問い合わせ先 日刊工業新聞社 業務局
イベント事業部 技術セミナー係
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp

講師

狩野 勝吉 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

1.生産性向上のキーテクノロジー
1.1 切削加工における生産性向上のトレンド
1.2 切削加工で生産性を支えるものは?
1.3 切削加工の定義と加工形態別の諸現象
  ・定義
  ・切削の諸現象 
2.切削の自動化・無人化のメリットとデメリット
2.1 AIと切削加工のおける人的関与の変遷
2.2 切削加工と切削現象の見える化 
3.切削工具の選び方 
3.1 最適な工具材種、切れ刃形状の選択
4.切削工具の使い方
4.1 適正な切削条件の設定 
5.工具材種の上手な選び方 
5.1 工具材種の種類と切削性能の推移
5.2 工具材料の硬質物質の諸特性を学ぼう
5.3 工具材料の主要組成を学ぼう
5.4 工具材種の選択で配慮すべきこと
5.5 工具材種の上手な選び方
  ・生産性を重視して選ぶ
  ・切削加工の対象となる材料を考えて選ぶ
  ・工具材種の特性を考えて選ぶ
  ・切削形態と適正工具材種
  ・切削油剤と工具材種
  ・難削材の切削現象と工具材種
  ・工具材種の適用区分 
6.切れ刃形状の選び方 
6.1 切れ刃形状の選択で配慮すべきこと
6.2 加工形態と切削工具の切れ刃形状
6.3 切れ刃形状の上手な選び方 
7.切削工具の使い方 
7.1 切削条件の選択で配慮すべきこと
7.2 切削速度の変化で工具損傷はどのように変わるか
7.3 送り量の変化で工具損傷はどのように変わるか
7.4 切り込み量の変化で工具損傷はどのように変わるか
7.5 切削速度の変化と表面品位の推移
7.6 切削速度の変化と表面粗さの関係
7.7 工具材種別にみる切削速度と表面品位の関係
7.8 切り込み量だけの変化と表面品位の推移
7.9 送り量だけの変化と表面品位の推移
7.10 切り込み量と送り量が変化したときの表面品位の推移
7.11 エンドミル切削でのアップカット/ダウンカットと表面粗さ
7.12 エンドミル切削でのアップカット/ダウンカットと工具摩耗進行
7.13 高送り切削で高精度仕上げ面が得られるサライ刃(ワイパー刃)
7.14 旋削加工のノーズ半径と工具寿命からみた適正な送り量の関
7.15 材料の硬さ、工具材種、ノーズ半径と適正送り量の関係
7.16 ステンレス鋼の正面フライス切削のV-T線図
7.17 ステンレス鋼の低速、高速正面フライス切削と工具損傷 
8. 切削加工のトラブルシューティング 
8.1 切削振動は異常な工具損傷の原因となる‼
8.2 鋸歯状切りくずの生成する材料の切削ではビビリ振動が生じやすくなる。
8.3 低熱伝導率材の切削ではクレータ摩耗の発生を防止せよ‼
8.4 切れ刃への切りくずの溶着を防げ‼
8.5 チップブレーカで切りくずコントロール不能の切削の対策を考えよ‼
8.6 高能率湿式正面フライス切削ではサーマルクラックが発生しやすい。
8.7 超高速切削の切りくずが人体に触れると後遺症を残す火傷を負う‼
8.8 超高速回転では切削工具のダイナミックバランスや遠心膨張破損に注意せよ‼
8.9 切りくずエッジが極めて鋭利かギザギザ形状で人身事故が起こりやすい‼
8.10 切削時間の経過と工具損傷トラブルの発生頻度
8.11 工具交換のタイミングを失すると工具損傷トラブルが起こる‼
8.12 切削技術情報のいろいろを切りくずから学ぼう‼
8.13 切削加工におけるトラブル予知情報 
9.おわりに 
9.1 切削加工の支配要因を重視せよ‼
9.2 切削加工技術は体験的習得で学べ‼

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