セミナー

高分子化学や物理の本を読もうとして途中で挫折した人に
ブリードアウト不良を通して
プラスチック材料の基本を学ぶ

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開催主旨

 現実に経験するブリードアウト不良を題材として高分子科学の全体像を示します。
 気が付けば、一通りの知識が得られています。


 プラスチックの成形品を倉庫にしまっておいたら白くなってしまったとか、温かいところに置いたらベトベトしてきたといったことを経験したことはないでしょうか。プラスチック製品の中から何かが表面に移動して問題となる場合を、一般的にはブリードアウト不良といいます。正確には、プレートアウト、ブルーミングという専門用語がありますが、本講座では、幅広くプラスチックの中を添加剤などが移動することにより発生する問題を扱います。プラスチックの化学と物理の基本を解説することにより、実務での応用ができるようになることを目標としております。

概要

日時

2018年 6月 7日(木) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)

会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 43,200円(資料含む、消費税込)
※1社複数名のご参加の場合、2人目より10%割引(38,880円)致します。ただし、同セミナーを受講される場合のみ適用させて頂きます。
※振込手数料は貴社でご負担願います。
※受講料は銀行振込で受講票及び請求書が到着次第、開催日1週間前までにお支払いください。
  なお、キャンセルにつきましては開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。
  1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
主催 日刊工業新聞社
お問い合わせ先 日刊工業新聞社 業務局
イベント事業部 技術セミナー係
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp

講師

小林 豊 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

 1. プラスチックの中をモノが素通りするということ
 1-1 ブリードアウト不良とは何か
 1-2 ブリードアウト不良と類似した現象(包装材から食品への添加剤の移行、フォギングなど)
 1-3 身の回りのプラスチック製品の構造
    1-3-1 単一素材の製品
    1-3-2 多層構造の製品
    1-3-3 多相構造の製品
    1-3-4 微細孔のある製品
    1-3-5 発泡、不織布など
 1-4 成形加工方法と製品の構造
    1-4-1 フィルム成形
    1-4-2 シート熱成形
    1-4-3 ブロー成形
    1-4-4 射出成形
 2. ブリードアウト不良の現象と基本原理
 2-1 ブリードアウト不良の感覚的な説明(高分子材料の特性、添加剤)
    2-1-1 自由体積という概念
    2-1-2 緩和という概念
    2-1-3 分子鎖の運動という概念
    2-1-4 化学的な親和性という概念
 2-2 基本原理の科学的な説明(拡散、溶解度)
    2-2-1 拡散方程式の意味するところ
    2-2-2 各種モデルを用いた解
    2-2-3 溶解度の意味するところ
    2-2-4 添加剤の溶解度の理論式
 3. ブリードアウトと関係する添加剤
 3-1 定性的な分析
    3-1-1 サンプリング方法
    3-1-2 各種方法
 3-2 定量的な分析
    3-2-1 実測の事例
 3-3 なぜ添加剤を使わなければならないのか(劣化防止、機能性の付与)
    3-3-1 安定性を付与する添加剤
    3-3-2 機能性を付与する添加剤
 3-4 添加剤の拡散と溶解
 4. ブリードアウトと成形加工
 4-1 プラスチックの構造
    4-1-1 一次構造 化学結合できまる構造
    4-1-2 二次構造 一本の分子鎖の形態に関する構造
    4-1-3 三次構造 分子鎖が集合した微細構造
    4-1-4 四次構造 凝集構造 空孔、フィブリル など
 4-2 成形加工による構造の変化
    4-2-1 流動場での構造の形成
    4-2-2 延伸による構造の形成
 4-3 成形加工によるブリード性の変化
    4-3-1 射出成形品の場所によるブリード性の違い
 5. 総合的な対策
 5-1 製品の機能のために添加剤を使わなければならないとき
 5-2 意図しないブリードアウトに対して
 5-3 応用問題
    5-3-1 環境によりブリードしたりしなかったり
    5-3-2 接触(油付着など)に伴う添加剤などの移行
    5-3-3 見えなければよい

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