【専門】
　高分子材料の研究および鉄道など産業分野への応用

【経歴】
　1963年国鉄本社採用後、国鉄鉄道技術研究所に23年間（有機化学ユニットリーダー）。JRへの改革後、（財）鉄道総合技術研究所に3年間（理事長直属の主幹研究員）。鉄道用高分子材料の劣化解析・耐久性評価・寿命予測を研究しつつ、“東北・上越新幹線”等へ「弾性マクラギ」等を応用開発し、高分子材料を鉄道材料として確立させた。同時に“リニアモーターカー”の開発に初期から参加し、“極低温断熱荷重支持材”“超軽量構体”“緊急・補助用ゴムタイヤ”等を開発（講演中）。1990年神奈川大学理学部（後に大学院兼）教授に就任。高分子材料に関する約80社との産学研究と教育に20年間従事し、およそ二百数十名の卒研生・大学院生を世に出した。その間、大企業・専門企業・ベンチャー企業等100社以上の開発協力や用途開拓を進め現在に至る。2010年、神奈川大学名誉教授に就任。帝京大学にエコビジネスコースを提案し、同年教授に就任、環境科学と環境ビジネスの教育に携わってきた。これまで学会発表約310回、学術論文約110報、著書約25冊。
https://fujio-ohishi.com/

【現職】
耐久性ラボ代表
（株）ウッドバンク取締役
日本アンチエージング研究会理事
東京都立大学同窓会代議員
日本スリランカ文化経済友好協会顧問
J-Score顧問　　
ふるさとテレビ学術顧問
　日本道義主義の会学術顧問　*企業顧問は省略

【学会活動】
高分子学会フェロー、日本ゴム協会研究部会幹事。
マテリアルライフ学会理事。
耐久性研究会運営委員長。

【受賞】
昭和58年鉄道効績賞。
昭和60年高分子学会賞、環境庁環境賞。
平成2年JREA優秀論文賞。
マテリアルライフ学会論文賞2回。
平成15年マテリアルライフ学会功績賞等。