セミナー

国際ロボット展併催セミナー
ロボット×IoT×AIで達成するダイナミックセル生産
~つながる工場によるカスタマイズから保守サービス、人―機械協調安全ラインまで~

開催主旨

 ドイツの「Industry4.0」や米国の「Industrial Internet Consortium(IIC)」などのコンセプトが提示されて以来、製造業のIoT化への対応が急務となっています。IoTによりセンサレベルからSCADA、MESなど上位システムまでの連携が可能となり、AIやビッグデータ解析との組み合わせにより生産現場の「見える化」「つながる化」「考える化」が可能となります。そして、顧客ニーズに合わせたかたちで高品質かつ素早い提供を可能にするダイナミックなマスカスタマイゼーションの達成が期待されます。
 ここでキーテクノロジーにあげられるのが「IoT」と、「AI」「ロボット」です。生産工程のプロセス全体のIoT化による稼働率の最適化や予知保全、AIによる受注予測と生産計画の最適化、ロボットの学習・自律制御が可能となり、モノづくり全体のスマート化とロバスト化の達成が見込まれます。中でも、ロボットの活用に秀でているロボットメーカーの活動は先行しており、すでにモデル工場などでオーダに対応しつつ安定生産を達成しつつあります。
 本セミナーでは、ロボットメーカーにおける先進的な取り組みを取り上げ、顧客ニーズにフレキシブルかつスピーディーに対応する生産システムの構築への試み、すなわち各社における「Industry4.0」の取り組みを解説。併せて、AI×ロボットによる保守サービスや協調安全システムも紹介します。これらの達成による次世代生産ラインの姿を考察し、国内製造業で同様の活動を志す企業の参考に資することを目指します。

概要

日時 2017年11月30日(木)14:00~17:00
場所 東京ビッグサイト 会議棟7F 703会議室
受講料

21,600円(税込)

※振込手数料は貴社でご負担願います。

※本セミナーは「雑誌定期購読者限定技術セミナー優待キャンペーン」の対象外です。

定員 100名
主催 日刊工業新聞社
お問い合わせ先 日刊工業新聞社
大阪支社 事業出版部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

会場アクセス

東京ビッグサイト 会議棟7F 703会議室

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プログラム

解説1(14:00~14:40)
『e-F@ctoryとAI知能化ロボットが実現するフレキシブルなモノづくり(スマートファクトリー)』
(講師:三菱電機 荒井 高志 氏)

《講演概要》
 昨今の生産現場では「変種変量生産への対応」「予防保全による稼働率向上」「傾向管理による品質向上」「トレーサビリティの実現」など、さまざまな課題が山積しています。三菱電機では、Industry4.0を先取りしたe-F@ctoryに加え、知能化組立ロボットを展開し、「人・機械・IT協調」により、これらの課題に対応。フレキシブルな生産現場の実現や、サプライチェーン・エンジニアリングチェーン全体にわたるトータルコストを削減し、一歩先を行くモノづくりを実現します。
 「解説2」では、e-F@ctoryによるソリューション技術ならびにロボットのAI・知能化技術の詳細に加え、これらによるFA-IT連携活動と効果を解説します。

《解説項目》
①製造業における技術トレント市場トレンド/②e-F@ctoryのコンセプトとソリューション技術/③知能化組立ロボット技術と社内展開例/④三菱電機が考える「人・機械・IT協調」ラインとシステム構成、その効果/⑤現在の生産ラインが×課題と「人・機械・IT協調」による課題解決/⑥貴社生産ラインへの適用例/⑦FA-ITオープンプラットフォーム ほか
解説2(14:40~15:20)
『食品工場における人と機械とシステムが協調するコネクティッド・インダストリーへ
 ~工場まるごと自動化を担うインダストリー4.0時代のSIer像~』
(講師:パナソニック スマートファクトリーソリューションズ 足立 秀人 氏)
(講師:スキューズ 清水 三希夫 氏)

《講演概要》
 クラウド、IoT、AIにより人と機械とシステムが協調する新たな自動化ソリューション「コネクティッド・インダストリー」への取り組みが注目されます。食品工場における自動化ロボットシステムの企画・開発等で実績を上げるスキューズ様においては、PSFS様との協業により、まさしくコネクティッドな環境につながり、顧客ニーズに対応する自動化ロボットシステムの実現につながると期待されます。
 「解説2」では、コンビニエンスストア向け惣菜製造工場における自動化ロボットシステムの導入実績に加え、PSFSとスキューズとの協業の狙いと期待される事業シナジー、実現される新たな自動化ソリューションを解説します。さらには、協業により見込まれる工場まるごと自動化を担う、インダストリー4.0時代における新たなSIer像を提示します。

《解説項目》
①スキューズが扱う自動化ソリューション/②武蔵野をはじめ構築した食品工場向け自動化ソリューションのシステム構築例ならびにシステム構成例/③自動化により得られた効果/④PSFS様との協業の背景・狙い/⑤期待される事業シナジーとそれぞれの役割/⑥従来の自動化ソリューションにコネクティッドが加味されることで実現されること/⑦PSFS様が食品加工業界でコネクティッド・インダストリーズの先鞭をつける狙い/⑧両社の協業の今後の展開/⑨PSFS様との協業よる工場まるごとを担うSIerの可能性とインダストリー4.0時代におけるSIerのあり方への示唆 ほか
●休憩(15:20~15:30)
 
解説3(15:30~16:10)
『川崎重工におけるロボット×IoT連携による保守サービスの品質向上と適用事例、故障予知精度の向上』
(講師:カワサキロボットサービス 寺沢 晋哉 氏)

《講演概要》
 IoTおよびM2Mを活用したメンテナンスサービス「K-COMMIT」の展開により保守サービスの品質向上に取り組んでいる。1つの機能である「TREND Manager」はサーボモータの電流値の統計分析や周波数分析により故障予知を可能としており、新機種社内評価における加速耐久テストデータとの比較・分析を組み合わせることで故障予知精度の向上を進めています。また、古いタイプのロボットについても稼働データ取得するための開発を進められ、機種に依存しない傾向管理を可能にしようとしています。
 「解説3」では、K-COMMITの機能および特徴に加え、その適用事例を具体的に解説します。また、故障予知の向上に向けた技術開発や今後の展開についても触れます。

《解説項目》
①産業用ロボットのメンテナンスサービス/②K-COMMIT開発の経緯/③K-COMMITのシステム構成とおもな機能/④故障予知ソフトTREND Managerの機能と故障予測の手法/⑤川崎重工におけるK-COMMITの適用例と具体的な効果/⑥故障診断機能の高度化への試み/⑦統計分析による故障予測/⑧他の類似システムに対する優位性/⑨K-COMMITの今後の機能拡張(例えばK-COMMITを核とした「つながる工場」「スマート工場」の具現化など)ほか
解説4(16:10~16:50)
『人-ロボット協調生産を可能にするSafety2.0の考え方による協調安全システム』
(講師:IDEC 土肥 正男 氏)

《講演概要》
 第4次産業革命時代の“Connected Industries”を実現するためには、次世代のものづくり現場に対応した新たな安全の考え方を確立し、人-ロボット共存環境における安全を確保することが不可欠です。
 「解説4」では、ものづくり現場等の進化に伴い、変革する安全の考え方を紹介するとともに、人-ロボット共存環境における生産性と安全性を高次元で実現する新しい協調安全の考え方、および、その評価指標について世界に先駆けた提案をします。

《解説項目》
①ものづくり現場の進化/②安全の考え方の変遷/③Safety2.0とは/④人・機械・環境を情報でつなぐことで協調安全を実現/⑤協調安全レベル(CSL)とは/⑥各CSLの具体例/⑦PL/SILとCSLの比較 ほか
●質疑応答(16:50~17:00)

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