セミナー


高品質、低コスト食品の貯蔵・保存及び輸送技術

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開催主旨

 食品の長期貯蔵、保存のために、加熱殺菌常温保存、冷蔵、冷凍が用いられている。常温保存可能航空機内食品なども提案されているが、基本的には、食品の温度を上昇、あるいは下降する際、大量のエネルギーを消費する。低コストを図るためには、これらのプロセスにおけるエネルギーを節約する必要がある。食品は、蛋白質、炭水化物、電解質、自由水、結合水などから構成されている複雑な混合物である。古くから、表面と中心部の温度変化が一致せず、品質向上のネックになっていることが指摘され、冷凍に際し電磁波照射を付加して表面と内部の温度差を小さくすることなどが提案されている。また、庫内の温度を均一にする手段なども提案されている。これらを統合し、食材中心温度センサによる制御だけでなく、食品の物性、状態に適応してトータルの消費エネルギーを最小化する、熱力学をベースにしたモデルベースの制御が今後必要になってくるものと思われる。
 食品の輸送には、クーラボックス、コンテナ、冷蔵・冷凍トラックなどが用いられている。常温から、-60℃の低温まで、食材によって、輸送、保存温度が異なる。積荷や使用温度帯に合わせて荷室を変更できるマルチ冷凍バンなどが提案されている。また、蓄冷材の活用も種々提案されている。消費エネルギーの低減には、蓄冷材とマルチ冷凍のコンセプトを組み合わせた、冷蔵・冷凍システム等が考えられる。

概要

日時 2019年 3月15日(金) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 43,200円(資料含む、消費税込)
特別価格 21,600円
対象:当社通信教育講座を受講中もしくは本セミナーと同時に受講申込した企業の方
対象者の方は申込フォームの「備考」欄に【包装技術学校】または【機械設計】とご記入ください。
※振込手数料は貴社でご負担願います。
※受講料は銀行振込で受講票及び請求書が到着次第、開催日1週間前までにお支払いください。
  なお、キャンセルにつきましては開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。
  1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
主催 日刊工業新聞社
お問い合わせ先 日刊工業新聞社 業務局
イベント事業部 技術セミナー係
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp

講師

大山 宜茂 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
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プログラム

 まえがき
 
 1.食品の貯蔵・保存
  1.1 各種保存方法の概要(常温保存、冷蔵・冷凍保存)、各種食品の保存温度(果物、野菜、魚、肉など)
  1.2 前処理、殺菌加熱、電子レンジ加熱、加圧、Hurdle技術、電場など
  1.3 レトルトパウチ食品、MRE(Meal, Ready-to-Eat)
  1.4 制御大気保存
  1.5 航空機内食品パッケージ(常温保存、冷凍保存)
  1.6 冷蔵・冷凍、電場付与冷蔵・冷凍、過冷却
  1.7 冷凍寿司の製造、解凍
  1.8 冷蔵・冷凍倉庫
  1.9 処理環境の殺菌
  1.10  食品の加熱殺菌、冷蔵、冷凍におけるモデルベース制御
      ・殺菌におけるモデルベース制御
      ・温度と熱的死滅時間の関係
      ・保存環境(温度、時間、酸素レベルなど)と保存期間の関係
      ・大気温放置後のクーラボックスの温度上昇
 2.食品の輸送と配送
  2.1 食品の輸送経路、コールドチェイン、トラック運行管理
  2.2 冷蔵・冷凍輸送における容器の断熱と冷熱源(ドライアイス、蓄冷材、冷凍圧縮機)
  2.3 空輸、コンテナ輸送
      適正温度、輸送温度、ドライアイス、蓄冷材、アクティブ輸送、リファーコンテナ(Reefercontainer)、パレット貨物
  2.4 海運、コンテナ輸送
  2.5 トラック輸送
      保冷車、冷凍トラック、クーラボックス、蓄冷板、車載電動冷凍装置、エンジン駆動冷凍機、
      車載発電機(永久磁石発電機)、電力駆動電動冷凍機
  2.6 食品販売におけるショーケースと貯蔵ボックス
      ・ショーケース、室温帯、冷蔵帯、チルド帯、冷凍帯、水冷
      ・超低温貯蔵ボックス
      ・急速解凍
  2.7 冷蔵・冷凍貯蔵と輸送におけるエネルギー消費の低減
      ・オーストラリアから日本に冷凍マグロを輸送する際のエネルギー消費、マグロの冷凍エネルギー
      ・フレキシブル冷蔵・冷凍システム
      積荷や使用温度帯に合わせて荷室を変更できるマルチ冷凍バン、蓄冷材を使用した冷蔵・冷凍システムおよび
      それらの組み合わせ
まとめ

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