セミナー

射出成形不良の原因と具体的対策を詳解!!
射出成形加工の不良対策

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開催主旨

ひとつの成形不良でも、その原因には、製品設計、金型設計、成形条件、成形機問題、材料問題など、いろいろなものがあります。それらを詳しく紹介していきます。

 射出成形加工は、機械を使って溶かした樹脂を金型に流し込んで冷やして固めて取り出すという、原理的には原始的な成形法ですが、実際の現場ではいろいろな不具合が発生しています。成形不良は、製品設計段階から予測できるもの、予測はしていたが実際には現場で対策調整の必要なものなどがあります。しかし、設計や生産技術者は、現場で現場成形作業者に任せたまま口出しもできないということをよく見かけます。また、機械メーカの技術者は射出成形を理解して機械設計しているとは限りません。機械の成形操作ができる人はいても、金型がわかって実際の成形現場で不良対策できる人や、樹脂メーカで機械の成形条件がわかる人、金型メーカで射出成形を本当に理解している人はほとんどいないと言っても過言ではないでしょう。実際の現場では、それらを総合的にみて対策法を探し出していかなければなりません。現在では、生産も海外移管されることも多くなっていますが、海外で指導するには力ずくの現場対応と経験ではなく、知識を伴った技術指導と現場で結果を出すことが必要です。本講座では、射出成形について、機械が制御する金型内の溶融樹脂流動状況、溶融樹脂の挙動、金型内部での冷却収縮過程、樹脂のスクリュー内挙動など射出成形の工程をわかりやすく説明し、成形加工に伴う不良現象との関係を科学的に説明します。

概要

日時 2019年 9月 26日(木)
10:00~17:00(昼食付)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 43,200円
(消費税・テキスト代・昼食代を含む)
※複数人数同時にお申込みの場合2人目から38,880円
日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。
但し割引対象が重なる場合は、どちらか一つの割引を適用させて頂きます。
<ご注意>
受講料は銀行振込で受講票及び請求書が到着次第、原則として開催日1週間前までにお支払い下さい。
なお、お払込みの受講料は開催日1週間前までのキャンセルについては返金可能です。
それ以降のキャンセルはお返しいたしません。
※振込手数料は貴社でご負担願います。
定員 42名
主催 日刊工業新聞社
お申込について ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。
プライバシーポリシー
お問い合わせ先 日刊工業新聞社 名古屋支社 イベントG
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
【1】雇用調整助成金等について 【お問い合わせ先】 最寄りのハローワーク
雇用調整助成金、中小企業緊急雇用安定助成金の対象となる場合があります。
【2】自治体等の助成金について

以下の市内の中小企業(製造業)の方は各種補助金事業等の対象となる場合があります。

詳しくはセミナー申し込み前に各担当部署にご確認ください。
助成金

講師

横田 明 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

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プログラム

1.射出成形技術とは
成形技術の基礎
 射出成形の原理は簡単で、機械、樹脂、金型のハードを使い、成形技術のソフト(テックニック)で成形品を生産します。
射出成形の不良問題
 射出成形には成形不良の種類も多く、製品設計自体の問題や、樹脂、金型、あるいは機械が原因の場合もあります。
機械メーカ・樹脂メーカ・金型メーカの技術者と成形不良
 機械、樹脂、金型メーカの技術者は、それぞれの分野では専門家で、その分野での成形問題には対処できますが、
 一般的な射出成形不良を実際に広い視野から理論的に対策できる人は非常に稀です。
 現場の不良対策では責任の擦り合いになることも多々あります。
現場任せの成形技術
 実際の成形不良対策現場では、成形条件は現場任せであることを多く見かけます。
 技術者は、現場で機械がどのように設定調整されているのか、口を出して聞くことを遠慮ではなく怖がっていませんか?
2.間違いの多い射出成形の基礎知識
実際と合わないCAE
 事前の流動解析と実際の結果が合わないことも多々あります。
 不適切な粘度データが使われていることも、成形条件が実際と違うこともあります。 
 成形材料と、成形条件の圧力、速度の基礎知識が必要です。
成形材料と成形収縮率
 樹脂カタログの収縮率は参考であって、樹脂メーカは責任を持ちません。
 収縮率は、保圧や樹脂温度、速度などによっても変化します。金型メーカにも責任はありません。
 収縮率は誰が責任を持って決定していますか?
3.具体的な成形不良対策
成形不良原因の理論的解析
 勘や経験で成形不良の対処を行う時代ではありません。不良の原因が理解できれば現場も対処しやすくなります。
バリ
 樹脂温度を高くして直すバリもあるし、バリ癖のついた金型の現場対策方法もあります。 
 出来の悪い金型でも、成形技術でバリをごまかす方法もあるので、金型の検収には注意が必要です。 
 金型メーカの選定にも要注意です。
ショートショット
 バリと共存するショートショットもあります。どうしますか?
ヒケ、ボイド
 ヒケとボイドは、樹脂収縮によるものですが、発生場所を動かすことも可能です。 
 金型温度を低くして直るヒケ、高くして直るヒケもあります。
反り
 反りの原因調査は複雑ですが、反り発生の原理を考えると意外ときっかけが見つかるものです。
 場所による収縮率の違いに注目しましょう。
銀条、黒条
 この原因にも、樹脂材料、機械(スクリュー)、金型、成形条件などいろいろな可能性があります。 
 その原因の見つけ方は?
シボ問題
 シボの問題は、カジリ、ムラなど多くの問題がありますが原因を見つけることがポイントです。
バルブゲートの調整
 バルブゲートは、ウエルドラインや寸法などの調整に効果を発揮しますが、
 その条件調整は非常に厄介です。どうすれば調整しやすいでしょう?
成形品寸法調整
 要求寸法は一か所ではありません。寸法は時間と共に変化します。グラフを上手く利用しましょう。 
 エクセルを使った簡単な解析も紹介します。
その他
 実際の現場では、その他、突出し白化、糸引き、異物、成形ばらつき…など、いろいろな問題が発生しています。
4.生産性の改善
コストダウン
 コストダウンには、良品率を高くして、単位時間当たりの生産量を増やすことです。
不良率の低減
 不良率を低減するには、不良の原因を探すことが重要です。
統計解析の応用
 最近はエクセルで簡単に解析ができるようになりました。その例を紹介します。
成形サイクルの短縮方法とそれに伴う問題対策
 現在ではサーモカメラも安価です。これを使ってサイクル短縮する方法で、目に見える形にしましょう。 
 またサイクル短縮に伴って発生する新たな問題の原因と対策案を考えます。
5.世界の状況
海外の金型技術とレベル
 海外には、金型を専門に教える機関があり、理論的な教育がなされています。
 中国の中には、日本よりもいい金型を安く作れるところも出てきています。
海外成形技術レベル
 まだ我が国の成形技術レベルが高いと言えますが、海外では成形関係の教育機関を持っている国もあります。 
 技術の伴わない指導にはついて来てくれません。
海外で通用する技術者
 成形技能士資格を所有していても、海外では実際に、やってみせて科学的に説明できなければ通用しません。 
 語学力の問題ではなく、技術技能の実力のレベルと理論的知識が必要です。

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