セミナー
事例に学ぶ:演習付き 内製マニュアルの課題解決
製造現場における基本的な作業マニュアルの作り方・見直し方
開催主旨
昨今、製造現場においてますます即戦力となる人材が求められており、「どうすればスムーズに人材を育成できるか」が大きな課題となっています。そうした人材は新卒ばかりではなく、シニア層や外国人に至るまで幅広く求められるようになっています。
こういった状況を背景に、製造現場において「誰もが理解できる基本的なマニュアルとは何か」というテーマが改めて見直されています。実際のところ、多くの企業が、製造現場での作業マニュアルを通じて「技能伝承・業務効率・安全性確保・コスト削減」というテーマに取り組んでいます。
一方で、本来の担当業務を遂行しながら作業マニュアルを内製している現場では、「思うように時間が取れない」「どこから手を付けてよいのかわからない」等、内製ならではの課題に直面しています。各企業では、これらの課題を解決するための参考情報や他社での成功事例の情報が不足しているため、「この進め方で本当によいのだろうか」という不安に悩まされることが多いようです。
即効性のあるアプローチとは何でしょうか。本講座では、マニュアル制作会社としての30年の実績をもとに、製造現場の抱えるさまざまなお悩みへのアプローチ方法をご提案します。
本講習会の受講者には、希望者との個別相談を承ります。
概要
日時 | 2020年 1月 21日(火) 10:00~17:00(昼食付) |
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会場 | 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 44,000円 (消費税・テキスト代・昼食代を含む) ※複数人数同時にお申込みの場合2人目から39,600円 日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。 但し割引対象が重なる場合は、どちらか一つの割引を適用させて頂きます。 <ご注意> 受講料は銀行振込で受講票及び請求書が到着次第、原則として開催日1週間前までにお支払い下さい。 なお、お払込みの受講料は開催日1週間前までのキャンセルについては返金可能です。 それ以降のキャンセルはお返しいたしません。 ※振込手数料は貴社でご負担願います。 |
定員 | 42名 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
お申込について | 弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
お問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 名古屋支社 イベントG TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159 E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
【1】雇用調整助成金等について | 【お問い合わせ先】 最寄りのハローワーク 雇用調整助成金、中小企業緊急雇用安定助成金の対象となる場合があります。 |
【2】自治体等の助成金について | 以下の市内の中小企業(製造業)の方は各種補助金事業等の対象となる場合があります。 詳しくはセミナー申し込み前に各担当部署にご確認ください。 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28 - セミナー会場案内図
プログラム
1. 作業マニュアルの良し悪しを見分ける5つのコツ |
1.1 目的が明確 1.2 親切設計 1.3 検索性に優れている 1.4 正確である 1.5 訴求力がある 1.6 マニュアル分析ワークショップ(演習) |
2. マニュアル改善テクニック その1 目次・分冊構成のわかりにくさを改善する |
2.1 覚えておきたいグルーピング手法 2.2 事例に学ぶ目次改善 |
3. マニュアル改善テクニック その2 ページレイアウトと情報の整理を考える |
3.1 リード文 3.2 前提事項の説明 3.3 操作/業務フローの説明 3.4 手順の説明 3.5 注意・補足事項の説明 3.6 参照文 |
4. マニュアル改善テクニック その3 わかりやすい文章を書くためのテクニック(演習) |
4.1 簡潔な文章 4.2 明確な文章 4.3 読みやすい文章 4.4 誤解されない文章 |
5. マニュアル改善テクニック その4 業務を整理する |
5.1 ドキュメント作成の目的を明確にする 5.2 業務の流れを「見える化」する 5.3 業務を最適化する 5.4 業務を標準化する 5.5 業務整理ワークショップ(演習) |
6. 進め方のポイント その1 標準化の枠組みを整備する |
6.1 標準化に向けた基本フロー 6.2 製造メーカーA社の事例 6.3 製造メーカーB社の事例 |
7. 進め方のポイント その2 関係者間で合意形成を図る |
7.1 基本的なマニュアル作成の進め方 7.2 製造メーカーC社の事例 |
8. 進め方のポイント その3 日英同時リリースを実現する |
8.1 和文で改善できること 8.2 翻訳メモリを効果的に管理・運用する |
9. マニュアルに学ぶ 各企業の取り組み事例 |
9.1 誰もが理解できるマニュアルとは 9.2 制作コストを削減するには 9.3 内製マニュアルの課題は3つに分類できる 9.4 プロに学ぶ課題解決のヒント |