セミナー
加工現場技術者のスキルアップを実現する
切削加工の基礎と応用
多品種少量生産に必要なコア技術・部品を作るためには基礎技術が不可欠です。
開催主旨
切削加工技術は、日本の製造業を支える重要な基盤技術の一つであり、その活躍の場はますます広がっています。
しかし、円高に伴う製造業の海外シフト、熟練技術・技能者の減少、また指導員の人材不足などにより、この分野の基礎技術や技能の伝承が年を追うごとに進まなくなり、現場技術者のスキルアップは焦眉の課題です。
切削加工を上手に行うためには「道具を使うこと」・「道具を作ること」また「最適な道具を選択」し、そして「最適切削条件下で使用すること」が大変重要となります。加工の過程で創意工夫をし、知恵を働かせ、付加価値の高い製品を作り出すことは、厳しい企業間競争に勝ち残ると同時に達成感のある素晴らしい仕事でもあります。
このような現場環境を踏まえ、本セミナーでは切削加工技術の基礎を講師の豊富な指導経験と資料をもとに分かりやすく解説するとともに、最近の環境対応形切削技術や多結晶焼結体工具を用いた難削材切削なども紹介いたします。
概要
日時 | 2020年 1月 30日(木) 10:00~17:00(昼食付) |
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会場 | 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 44,000円 (消費税・テキスト代・昼食代を含む) ※複数人数同時にお申込みの場合2人目から39,600円 日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。 但し割引対象が重なる場合は、どちらか一つの割引を適用させて頂きます。 <ご注意> 受講料は銀行振込で受講票及び請求書が到着次第、原則として開催日1週間前までにお支払い下さい。 なお、お払込みの受講料は開催日1週間前までのキャンセルについては返金可能です。 それ以降のキャンセルはお返しいたしません。 ※振込手数料は貴社でご負担願います。 |
定員 | 42名 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
お申込について | ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
お問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 名古屋支社 イベントG TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159 E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
【1】雇用調整助成金等について | 【お問い合わせ先】 最寄りのハローワーク 雇用調整助成金、中小企業緊急雇用安定助成金の対象となる場合があります。 |
【2】自治体等の助成金について | 以下の市内の中小企業(製造業)の方は各種補助金事業等の対象となる場合があります。 詳しくはセミナー申し込み前に各担当部署にご確認ください。 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28 - セミナー会場案内図
プログラム
1. 切削加工の基礎知識 |
1.1 切削加工とは 1.2 切ると削る |
2. 切削時に生じる加工現象とその理解 |
2.1 切りくず形態 2.2 切削工具の切れ味とは 2.3 切削抵抗 2.4 切削温度 2.5 構成刃先 2.6 工具摩耗と工具寿命 2.7 表面粗さ 2.8 切りくず処理 |
3. 工具材料とその特徴 |
3.1 高速度工具鋼 3.2 超硬合金 3.3 サーメット 3.4 セラミック 3.5 焼結体工具 |
4. 切削工具の基礎知識 |
4.1 バイト 4.2 スローアウエイチップ 4.3 正面フライス 4.4 エンドミル 4.5 ドリル |
5. 切削条件の決め方 |
5.1 旋削加工 5.2 ドリル加工 5.3 正面フライス加工 5.4 エンドミル加工 5.5 リーマ加工 |
6. 切削油剤と環境対応加工 |
6.1 不水溶性切削油剤 6.2 エマルション 6.3 ソリューブル 6.4 ソリューション 6.5 ミスト加工とMQL |