セミナー

設計、品質管理、材料開発者のための
射出成形の不良現象を通じて学ぶ プラスチック材料特訓講座

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開催主旨

 多種多様なプラスチックの製品が、射出成形により生産されています。プラスチック成形品の不具合は、多くの場合に成形加工の現場で発生します。そこで材料開発している担当者にとっては、現実に発生している状況を見ることが難しかったり、試験室の小さな成形機では不良の再現ができなかったりします。
 本セミナーでは、「急がば回れ」で、成形不良現象をきっかけとして、プラスチック材料の基礎科学を習得することを目的としています。これは、プラスチック材料の視野を広げることが、目の前で発生する想定外の成形不良現象を適切に理解するために必要と考えるからです。
 受講対象者としては、実際に射出成形にかかわる業務を経験した人を想定しています。射出成形機とその周辺はあらかじめ知っているものとして、講義を進めます。既に高分子を学んだ人には復習になりますが、高分子科学の専門用語はゼロから解説します。また、プラスチック材料の構造や分析については、姉妹セミナーである「ブリードアウト不良を通してプラスチック材料の基礎を学ぶ」にて扱います。

【想定している受講者とレベル設定】
・実務経験3年以上で、高卒程度の物理の知識は身についている方
・金型の「設計」に従事している方は特にお勧めです

概要

日時 2020年9月28日(月)10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

44,000円(資料含む、消費税込)
*同時複数人数お申し込みの場合2人目から39,600円
※後日、別の方が追加で申込をされる際は、備考欄に先に申し込まれた方のお名前と複数割適用希望と記載ください。
(記載が無い場合は通常料金のご請求となります。予めご了承ください)


受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をご郵送いたします。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面からまたは、チラシダウンロードし、ご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日1週間前までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込みについて ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。
プライバシーポリシー
問い合わせ先 日刊工業新聞社 総合事業局
セミナー事業部 技術セミナー係
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

小林 豊 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

 1.「流れやすい」・「流れにくい」の原因
  1.1 A 社材とB 社材で流れが違う
    (1) 流れの比較  (2) 実成形性の評価
    (3) 溶融粘度の測定
    (4) 材料による溶融粘度の違い
  1.2 金型によって流れが違う
    (1) 成形状態の定量的な把握
    (2) ゲート部と平板部での圧力損失
    (3) 高分子量成分と緩和時間
  1.3 金型内で流れが違う
    (1) 流動バランス (2) せん断発熱
  1.4 連続成形すると流れが違う
    (1) 温度変動 (2) 成形機のサイズと熱
    (3) スクリューと可塑化 (4) 分散不良
    (5) 成形サイクルと冷却
  1.5 演習問題
 2.「寸法が大きい」・「寸法が小さい」の原因
  2.1 寸法が合わない=金型内圧の話
  2.2 キャビティより製品は小さい=PVT の話
  2.3 成形収縮率が場所で違う[1] 反り変形
    (1) 成形品内部の不均一構造
    (2) 成形品の内部の残留応力
    (3) 後収縮について
  2.4 成形収縮率が場所で違う[2] CLTE
  2.5 成形状態と結晶化
  2.6 演習問題
 3.「強度が高い」・「強度が低い」の原因
  3.1 物性測定の決まり事の何故
    (1) 流動速度を合わせる
    (2) 冷却速度を合わせる
    (3) その他の重要因子
  3.2 成形品の内部構造
  3.3 内部構造の形成メカニズム
  3.4 特殊な物性発現
  3.5 緩和と物性
  3.6 演習問題
 4.「良品」・「不良品」は何が違う
  4.1 収縮に関する成形不良
    (1) 金型表面の転写
    (2) リードスルー(Read through)
    (3) リブ、ボスのヒケ
    (4) 微視的な収縮ムラ
  4.2 変色と言われる不良
    (1) ポリマー自体の変色
    (2) 色材の関係する変色
  4.3 実は変色ではないスジ不良
    (1) ガスの巻き込み
    (2) 表面の転写ムラ
  4.4 見えなきゃOK=ウエルド
    (1) ウエルドの代表的なパターン
    (2) ウエルド部の複雑な流動と外観
    (3) 二次ウエルド
  4.5 演習問題
 5. 基礎のまとめCAEを事例とし
  5.1 前工程
    (1) シルバーストリーク(Splay)
    (2) コンタミ
    (3) スネークスキン (Angel hair)
  5.2 材料に起因する成形トラブル
    (1) フローマーク (2) 離形不良
  5.3 後工程
    (1) 打痕 (2) 耐傷付き性 (3) ホコリ付着
  5.4 環境に依存する問題
    (1) 糸曳き (2) 結露

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