セミナー
文系出身者や加工技術を複合的に学びたい若手社員の入門編として最適!
はじめて学ぶ初心者のための
「基礎からわかる機械加工」
~加工の知識を業務に活かす~
開催主旨
金属や樹脂の原材料から、どのような方法で形づくるのかを知るのが、機械加工の知識です。現場の加工担当者は特定の加工方法に特化して知識とスキルを向上させますが、それ以外の担当者は加工全般の広い知識が必要になります。開発設計者は構想段階で各部品の加工方法を検討し、資材購買部門は図面から加工方法を読み取り適切な加工先へ依頼します。また営業担当者も顧客と打ち合わせの際に、加工方法の知識を活かすことで、最適な提案が可能になります。適した加工方法を選択することで、品質とコストと納期を満足させます。
本セミナーでは、工具の回転数や送り速度といった「加工条件の最適値」の解説は省略し、加工法の基礎知識に絞り込んで解説します。これにより広く大局の視点から各加工の特徴をつかむことを狙います。また加工方法を意識して描かれた図面の読み方のコツを実例も用いながら解説します。はじめて学ぶ文系出身の資材購買や生産管理、品質管理、営業の方に、専門用語は避けて基礎をわかりやすくお伝えします。また若手設計者や設計アシスタントの方も設計スキルの向上に役立ててください。予備知識は必要ありませんので、安心してご参加ください。
なおものづくりに必要な三大基礎知識(読図・材料・加工)を習得するために、2月24日開催の『はじめて学ぶ初心者のための「基礎からわかる図面の読み方」』と2月25日開催の『はじめて学ぶ初心者のための「基礎からわかる加工材料」』も併せて受講することをお奨めします。(セット受講の方にはお得な料金設定となっております)
受講対象者
・新卒者、若手社員
・資材購買、生産管理、品質管理、営業担当者
・機械加工の基礎知識を学び直したい方
得られるスキル
1)ものの形をつくる加工全般の種類と原理を知る
2)加工方法を考慮して描かれた図面の読み方を知る
3)加工の品質を保証する測定器の種類を知る
概要
日時 | 2021年 2月26日(金) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩11:45~12:45) |
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会場 | 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 44,000円(資料含む、消費税込)
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主催 | 日刊工業新聞社 |
申し込みについて | ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル - セミナー会場案内図
プログラム
1. 加工知識の全体像をつかむ |
1.1 ものづくりは考え・つくり・売る 1.2 加工を5つのグループに分ける |
2. 削って形をつくる「切削加工」 |
2.1 丸形状をつくる旋盤加工 2.2 角形状をつくるフライス加工 2.3 穴あけ加工と研削加工 |
3. 型を使って変形させる「成形加工」 |
3.1 型で打ち抜く板金加工 3.2 材料を溶かす鋳造と射出成形 3.3 叩いて鍛える鍛造 3.4 圧延加工と押出し・引抜き加工 |
4. 材料同士の「接合加工」 |
4.1 溶かして一体化する溶接 4.2 ろう付けと接着 |
5. 局部的に溶かす「特殊加工」 |
5.1 光を使ったレーザー加工 5.2 精密加工に適した放電加工 5.3 エッチングと3Dプリンタ |
6.「表面処理」と切断加工、バリ取り |
6.1 めっきの主な種類と特徴 6.2 材料取りの切断加工とバリ取り |
7.品質を保証する測定器 |
7.1 直接と間接の測定器 7.2 表面粗さと硬さの測定器 |
8. まとめと質疑応答 |
※使用テキスト 本セミナーでは「機械加工の知識がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター)をテキストとして使用します。 受講者へは開講当日、進呈いたします。 |