セミナー
【ライブ配信セミナー】
IT技術(AI・IoT)の活用した再発防止対策と未然予防対策
多品種少量生産工場の
ヒューマンエラー徹底対策講座
開催主旨
◇品質管理活動の形骸化とヒューマンエラー
従来、工場のヒューマンエラーは、現場の作業ミス、作業モレなどのポカミス対策が中心となっていましたが、近年、企業風土や組織、管理の不備、欠陥を背景としたヒューマンエラーがクローズアップされ、単なる工程のポカヨケ対策だけでは、ヒューマンエラーの防止は困難となっています。
品質管理活動とは「顧客視点で、問題を未然に防止する活動」と定義されます。しかし、残念ながら企業における品質管理活動の停滞、形骸化によって、市場の品質要求に応えることができず、繰り返し同様な問題が発生しています。
グローバル化、製品・サービスの多様化により、工場は短納期、多品種少量生産に対応していかなければなりません。しかし品質管理のレベルは、大量生産時代に導入された形がそのまま残っており、更にISO9000、FMEAなどが新しく導入されたが、効果的なツールとして適用されていないのが現状であります。今や企業の品質管理活動は、その本質を見失いつつあり、日本は品質管理の先進国とは決して言えない状況にあると言えます。
品質管理活動の形骸化は、いずれは市場クレームや事故・災害につながるのであって、クローズアップされた様々な市場問題は決して他人事ではありません。この講座では、ヒューマンエラー対策を通じて、日常の正しい品質管理活動のあり方、正しい品質管理手法の導入方法についても理解を深めて頂きます。
本セミナー「品質管理手法」 解説5つの特徴
1.経営資源に限りある中小企業にとって、実現可能な管理手法の普及を目指しています。
2.過去の体験事例に手法を当てはめ、応用の仕方、効果・限界を検証します。
3.各手法は現場の品質管理活動の中で、どこに位置付けられるのかを明確にします。
4.品質トラブル未然防止のしくみづくりが最終の目的であり、手法はその手段とします。
5.品質管理の基本(本質)を理解し、またそれを守ることの大切さを理解します。
概要
日時 | 2021年 2月10日(水)14:00~17:00 (13:30 ログイン開始) |
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会場 | WEBセミナー |
受講料 | お一人様:27,500円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込み締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
I. ヒューマンエラーに関する科学的分析 |
1.ヒューマンエラーとは 2.ヒューマンエラー要因4分類 3.エラープルーフ化の検討 4.ヒューマンエラー防止する上で注目される3つの能力 5.作業環境とヒューマンエラーの関係 6.組織風土とヒューマンエラーとの関係 |
II. AI・IT技術活用による作業ミス防止 |
1.組立工程のウエアラブル端末導入までのステップ 2.デジタル技術活用による熟練技能の伝承事例 3.IT活用による作業手順書作成ツール 4.AI・IT技術活用機器 5.IOT導入による品質向上 6.画像センサー導入による品質向上 |
III. ヒューマンエラーの原因解析と再発防止 |
1.ルールのピラミッドを基本にした原因と対策 2.現場で使えるなぜなぜ分析手法 3.なぜなぜ2段階法による原因究明と対策 4.不良分析マップ法による原因解析と対策 5.是正/再発防止/水平展開 |
Ⅳ. ヒューマンエラー対策事例研究 |
事例研究1 運転ミス 事例研究2 作業中断による工程飛ばし 事例研究3 問題の放置 事例研究4 最近工程内で多発する作業ミス <事例研究・演習問題> 事例研究5 加工済み品に未加工品混入 事例研究6 のぞみ車両台車亀裂事故 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |