セミナー
【ライブ配信セミナー】
品質120%を達成する実践的な「設計力」講座
-車載部品の実際の開発設計を例に、品質不具合を防ぐ
設計段階の具体的な取り組み方法を詳説-
開催主旨
車載部品の実際の開発設計を例に、品質不具合を防ぐ設計段階の具体的な取り組み方法を詳説
日本のモノづくりを支える源泉は、「カイゼン活動」や技能を含む「現場力」であるとこれまで認識されてきました。しかし、より一層の品質・性能を実現し、さらに高いコスト競争力を獲得するためには、上流における取り組み、すなわち「設計力」の増強が不可欠です。
特に電気・機械の部品が多数混在し、さらに使われ方が多様で寿命の長い製品では、設計段階での十分な検討が品質トラブルを防ぐカギとなります。このことは自動車の電動化、自動運転化が進んでも同様です。
本セミナーでは、車載製品の開発に数多関わった講師が、製品競争力に大きく寄与する設計力について、それを構成する設計目標値、設計手順、評価基準などの7つの要素を紹介します。また、120%の品質を達成するために考慮すべき課題、トラブルを未然に防ぐための開発の進め方、FMEAをはじめとする各種の設計支援ツールの正しい使い方、過去の品質トラブルの反映手法などを具体的に解説します。
なお、本セミナーを受講する方には、受講特典として講師著書『「設計力」こそが品質を決める-デンソー品質を支えるもう一つの力-』(日刊工業新聞社)を、無料進呈します。
概要
日時 | 2021年 2月 15日(月) 10:00~17:00 ※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:33,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込み締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1.自動車部品の品質 自動車部品の品質上の重要ポイントとは |
(1)車載品質―過酷な環境と高信頼性 (2)車の耐用年数と設計保証目標値 (3)品質不具合と損失 (4)製造要因と設計要因 |
2.設計目標値を決めるということ 品質・コストの80%を決める設計目標値の役割 |
(1)商品仕様と製品仕様 (2)設計目標値の見える化―競合に優る目標値を設定するには (3)コストへの設計の寄与は非常に大 |
3.7つの設計力とは 設計目標値を120%品質で達成する設計の取り組み |
(1)先行開発段階の設計力と量産設計段階の設計力 (2)設計力を構成する7つの要素 (3)設計者・設計職場が学び備えるべきものの詳細 |
4.避けることができない設計の普遍的な課題 設計に起因する不具合がなぜなくならないのか |
(1)自然はだませない ―母なる自然は意地悪だ、いつも隠れた欠陥に味方する (2)すなわち、設計者は図面に書いた内容は全て理論で説明、試験実験で定量的に検証出来なければならない。 (3)品質の99%は未だ5合目 -日本の4年はアジアでは半年 |
5.設計力の具体的な活用例 |
[1]工夫された設計プロセス 設計力の中の重要な要素となる工夫された設計プロセスの実例 (1)車両メーカ、一次サプライヤー、N次サプライヤーの開発設計関係 (2)量産設計段階のコンカレント活動 (3)工夫された40以上のステップから構成された設計プロセス (4)製品の重要度で異なる設計プロセス (5)コスト目標値を達成するには [2]ダントツの設計目標値設定 (1)売り上げ拡大の考え方 (2)お客様の真のニーズ把握方法 (3)ダントツ性能とは (4)ダントツコストとは |
6.製品の新規性と設計力 製品の開発レベルにより必要な設計力は異なる |
(1)儲かる製品は常に進化する ―革新的製品・類似製品・次期型製品・次世代製品 (2)製品の新規性により設計力は異なる (3)類似製品でも必要な多くの設計力とは |
7.設計力を伸ばす 設計力を伸ばすポイント |
(1)7つの設計力仕組みを順次揃える ―まずは出来るところからやり始める (2)しかし、設計力の仕組みを造るだけでは意味がない ―気を付けなければいけないこと (3)デザインレビューを行うと品質不具合が無くなると勘違いしていないか (4)まちがいだらけのFMEA ―品質ツールに使われてはいけない (5)過去トラなど技術財産を抜けなく設計に反映するには (6)全社の総知・総力を活かす未然防止活動 (7)‘まもるべきWAY’と‘変革のWAY’の両立 |
8.設計力と現場力の相乗効果 ほどよい緊張感のもと、互いに刺激しあって善循環的スパイラルアップ |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |