セミナー
【ライブ配信セミナー】
機械設計技術者・ビギナーのための
モータの制御と駆動システム
~実践で活用するためのモータ選定の基礎とポイント~
開催主旨
わが国では、世界一の生産効率を誇る産業用ロボット・自動生産ラインをはじめ、最近では介護や福祉機器ロボットなど駆動システムを必要とする産業が数多くあります。もはやモータなしの機械は存在しないと言っても過言ではないほど普及しています。とは言っても、実際にモータ制御を実現するためには、機械に関する知識、電気・電子工学に関する知識、制御工学に関する知識が必要です。
そこで、本セミナーでは、モータ選定のために、メカトロニクス技術を基本とした駆動システムの導入と基礎について解説いたします。最低限必要な基礎知識を一日にぎゅっと凝縮し、実務でよく使われる専門用語の意味、注意点など今後につなげられるような指針についてやさしく説明します。なお、電気・電子をあまり知らなくても理解できるよう動画や写真などを使いながら学習する予定です。
概要
日時 | 2021年 3月 1日(月)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー |
受講料 | お一人様:33,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込み締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1.モータ制御のための基礎知識を理解する |
(1)機械とメカトロニクス (2)駆動システムの基本構成 (3)機械の効率と伝達特性 (4)エネルギー効率 (5)モータ制御の目的~トルク/速度/位置制御~ (6)サーボ機構と要素群 (7)インナーループとアウターループ |
2.機械の運動特性を理解する |
(1)機械動作の速度、加速度、変位特性 (2)等速運動型の事例(ラック・ピニオン) (3)末端減速型の事例(クランク機構) (4)滑らかに機械を動かすポイント(台形制御) (5)慣性モーメントとは (6)慣性モーメントの求め方 (7)慣性モーメントによるトラブル事例 |
3.制御方式の基礎について理解する |
(1)自動制御の分類 (2)シーケンス制御 (3)フィードバック制御 (4)定値制御と追従制御 (5)クローズドループとオープンループ (6)PID制御 (7)比例・微分・積分ゲイン調整 |
4.モータと選定ポイントについて理解する(1) |
(1)アクチュエータの分類 (2)モータの種類は大きく分けて3つある (3)DCモータの特徴 (4)DCモータのデータ特性とPWM制御 (5)ACモータの特徴 (6)ACモータのデータ特性とインバータ制御 |
5.モータと選定ポイントについて理解する(2) |
(1)サーボモータ (2)サーボモータの構成要素 (3)ステッピングモータ (4)ステッピングモータの構成要素 (5)カタログの仕様から考察するポイント (6)空気圧・油圧アクチュエータ |
6.電気系の基礎について理解する |
(1)電気系三種の神器 (2)電圧電源と電流電源の関係 (3)モータに電気エネルギーを供給する電源 (4)交流の実効値/遅れ位相と進み位相 (5)DC電源とAC電源の用途 (6)指令信号の種類とパルス信号 |
7.ドライバとコントローラについて理解する |
(1)DCモータのドライバ (2)ACモータのドライバ (3)ステッピングモータのドライバ (4)サーボアンプ (5)A/D変換とD/A変換 (6)コントローラの概要 (7)モーションコントローラ |
8.モータの状態を検知するセンサについて理解する |
(1)タコジェネレータ (2)ポテンショメータ (3)レゾルバ (4)ロータリーエンコーダ (5)センサの選定とポイント (6)代替特性と目的意識のイミテーション |
9.まとめ |
質疑応答 |
本セミナーは講師著書「モータ制御 Theビギニング」(日刊工業新聞社)を使用します。 受講者に同書を進呈いたします。 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |