セミナー
【ライブ配信セミナー】
プラスチックの強度特性および設計・成形とトラブル防止対策
-Q&A方式でわかりやすく解説―
開催主旨
金属材料に比較すると、プラスチックは絶対強度が低いこと、設計・成形条件や使用条件によって強度変化することなどの弱点があるので、強度特性を理解した上で設計・成形を進めることが大切です。最近では、製品に対する要求性能はますます厳しくなっているため設計・成形や使用方法を誤ると思わぬトラブルに遭遇することがあります。そのため製品設計、成形、品質保証などに携わる技術者にとって、より高いレベルの設計・成形技術力が求められています。
そこで、Q&A60問について、強度特性、設計・成形、強度トラブル対策などを分かりやすく解説します。
概要
日時 | 2021年 3月 10日(水) 10:00~17:00 (9:30 ログイン開始) ※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:33,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 技術セミナー係 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1.強度と破壊の基礎 |
Q1 プラスチックの強度発現機構は? Q2 分子量と強度の関係は? Q3 ポリマーの分解要因は? Q4 結晶性プラスチックと非晶性プラスチックの違いは何か? Q5 転移温度とは? Q6 結晶化度と強度の関係は? Q7 プラスチックはなぜ粘弾性を示すか? Q8 クレーズとクラックの違いは? Q9 延性破壊と脆性破壊の違いは? Q10 クラック発生率は何故ばらつくか? |
2.強度特性と実用上の留意点 |
Q1 応力緩和とは? Q2 応力緩和は実用性能にどのように影響するか? Q3 クリープとは? Q4 クリープは実用性能にどのように影響するか? Q5 ひずみと応力はなぜ比例しないか? Q6 応力―ひずみ曲線からどのような強度特性がわかるか? Q7 静的強度と衝撃強度の違いはなにか? Q8 クリープ破壊とは? Q9 クリープ破壊寿命をどのように予測するか? Q10 プラスチックの疲労破壊特性は? |
3.強度低下に影響する諸要因 |
Q1 ストレスクラックの発生機構は? Q2 ストレスクラックに影響する要因は何か? Q3 ケミカルクラックの発生機構は? Q4 ケミカルクラックに影響する要因は何か? Q5 熱劣化の機構は? Q6 熱劣化寿命を予測するには? Q7 加水分解劣化の機構は? Q8 加水分解劣化寿命を予測するには? Q9 紫外線劣化の機構は? Q10 紫外線劣化寿命を予測するには? |
4.設計・成形の進め方 |
Q1 肉厚設計の留意点は? Q2 リブおよびボス設計の留意点は? Q3 コーナアールおよび抜き勾配設計の留意点は? Q4 強度設計の留意点は何か? Q5 安全率、許容応力とは? Q6 許容応力の求め方は? Q7 成形時の熱分解を防ぐには? Q8 材料の予備乾燥はなぜ必要か? Q9 設計・成形で生じる応力集中源にはどんなものがあるか? |
5.強度トラブルの原因究明法 |
Q1 トラブル発生時に最初に調べるポイントは何か。 Q2 原因究明の仮説をどのように立てるか? Q3 成形条件の調査項目は? Q4 成形時の分解を調べるには? Q5 使用材料の材質を判定するには Q6 成形品中の異物を分析するには? Q7 結晶化度を測定するには? Q8 残留ひずみを測定するには? Q9 気泡、クラックの有無を調べるには? Q10 製品の破面から破壊原因を調べるには? |
6.強度トラブルと設計・成形対策 |
Q1 ウェルドラインがあるとどんな不具合が起きるか? Q2 ウェルドラインの対策は? Q3 残留ひずみはなぜ発生するか? Q4 残留ひずみの低減対策は? Q5 インサート成形の残留ひずみはなぜ発生するか Q6 インサート金具周囲のクラックの対策は? Q7 ケミカルクラックによるトラブルにはどんな例があるか? Q8 ケミカルクラックの対策は? Q9 ねじ接合ではどんなトラブルがあるか? Q10 ねじ接合におけるトラブルを防ぐには? |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |