セミナー
【ライブ配信セミナー】
電磁気学理論とシミュレーションも含む
誘導加熱技術の基礎
開催主旨
誘導加熱は、IH電磁調理器やIH炊飯器などの家電製品から、金属の加熱成形や溶解、高周波焼入れ、焼きばめ等の工業用途などで広範囲に使われています。コイルと高周波電源を使って非接触で誘導電流を流して金属などを加熱することができるので、ものづくりには欠かせぬ技術になっています。
誘導加熱の基礎、用途、装置について理解し、誘導加熱技術を使うときや誘導加熱装置を設計するときに役立つ知識や技術について説明します。さらに、誘導加熱を理解するのに役立つ電磁気学の理論とコンピュータシミュレーションについても説明を加えて、誘導加熱についての理解を深めると共に設計などの実務に役立てられることを目指します。
<本セミナーで習得できること>
○誘導加熱の基礎、用途、装置について理解が深まります
○誘導加熱について電磁気学を使って理論的な知識を補います
○誘導加熱のコンピュータシミュレーションについて理解し設計に使う準備ができます
概要
日時 | 2021年 3月 25日(木) 10:00~17:00 (9:30 ログイン開始) ※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:33,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 技術セミナー係 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1.誘導加熱技術 |
1-1.誘導加熱の基礎 (1)誘導加熱とは(原理、特徴) (2)誘起された電流の性質(表皮効果) (3)電流浸透深さと電力伝送(伝達効率) 1-2.誘導加熱の用途 (1)家電製品(電磁調理器、IH炊飯器) (2)工業用途(高周波焼入れ、加熱成形、金属溶融、ロー付け、焼きばめ、結晶成長炉 など) 1-3.誘導加熱装置 (1)加熱コイルの設計、製造(被加熱物の特性への適合、絶縁処理、耐熱処理) (2)高周波電源(インバータ、高周波電力変換技術) (3)整合(インピーダンス整合、力率整合、パワー整合) |
2.誘導加熱を理解するための電磁気学 |
2-1.電磁気学の法則、効果 (1)電流が作る磁界(アンペールの周回積分の法則、ビオ・サーバールの法則) (2)電流が磁界から受ける力(ローレンツ力) (3)電磁誘導(ファラデーの電磁誘導の法則、渦電流) (4)磁気回路(磁気抵抗、磁気回路のオームの法則) (5)自己インダクタンス、相互インダクタンス (6)導体の交流抵抗(表皮効果、近接効果) (7)マクスウェル方程式 2-2.誘導加熱を電磁気学で理解する |
3.誘導加熱のシミュレーション |
3-1.磁場解析 (1)モデル化(基礎方程式、有限要素法) (2)シミュレーション(材料特性、境界条件、負荷条件) (3)解析例 3-2.熱解析 (1)モデル化(基礎方程式、有限要素法) (2)シミュレーション(材料特性、境界条件、負荷条件) (3)解析例 |
4.今後のさらなる理解の進め方 |
4-1.参考文献 4-2.注目される課題、分野 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |