セミナー
【ライブ配信セミナー】
原価企画プロジェクトが「成果が出ない」理由
~目標原価達成のための理論的な原価企画の進め方~
開催主旨
多くの企業が「原価企画プロジェクト」を進めようとしています。
これは、開発する製品について目標原価を設定し、それ以下で作れるようにすることです。
そのためには、部品やユニット、モジュールなどのコストを把握することが必要になってきます。
この方法として、過去の社内の実績コスト・データとの比較によるコスト把握や、コスト精度を高めようと過去のコスト・データを統計的手法によって、短時間でコストを算出し、把握しようという試みがあります。
しかし、
「原価企画を導入して目標コストを設定しても達成ができない」
「現実離れしている」と現場に文句を言われる
「製品の採算性に貢献していない」
「会社の収益が改善しないと批判される」……etc.
これらの結果を繰り返していないでしょうか。
これらの方法は、加工法ごとの「原価明細」を理解することなく、システムエンジニアが中心となって、単に過去のデータをもとに統計的な処理を行う「原価企画プロジェクト」で特に顕著なようです。
「ものづくりの知識や技術がないまま」、「製造で発生する費用の関係も不明瞭なまま」、とにかく過去のデータをかきあつめている「闇鍋」のような状態では、まともな「目標原価」の達成はできません。
本セミナーでは、経営活動(ものづくり技術)とコストの関係を明らかにし、計画段階でのコストダウンに役立つ原価企画の進め方について紹介します。
特に、原価企画の中で核となるコスト見積もりの仕方、コスト基準の設定、設計段階で活用するための情報整備などを解説します。
セミナーにご参加いただいた方には、講師著『製造業のための目標原価達成に必要なコスト見積もり術』を贈呈します。
概要
日時 | 2021年 7月 15日(木) 10:00~17:00 (9:30 ログイン開始) ※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | 44,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 技術セミナー係 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1.原価企画は「利益」獲得計画である。 |
1.1 はじめに 1.2 利益の源は製品にある 1.3 トータルコストで考えているだろうか 1.4 自社の実力を知っているだろうか |
2.なぜ、原価企画はつまずきやすいのか? 成果を示せないのか? |
2.0 よくある失敗事例:原価企画プロジェクトチームがデータを集めて、統計処理しても「現実とかい離」が大きい理由 2.1 あいまいな製品仕様書には目標コストの意味がない 2.2 過去の実績データそのものが信頼できない(データ偏重主義が歪みを生む) 2.3 ものづくり技術を軽視していないだろうか (躓く原価企画プロジェクトの大半が、加工法と加工コストをきちんと把握できていない) |
3.原価企画に必要な見積もり方法は |
3.1 原価計算では「適正コスト」の算出はできないことを知っているか? 3.2 利用目的に応じた見積もり方法を知る 3.3 見積もり基準に必要な基準を持っているか 3.4 代表的な「基準」を理解する 3.5 コスト基準があっても実態と食い違うのはなぜか? |
4.コスト見積もりシステムの作り方を整理する |
4.1 生産現場からのコスト積み上げ法 4.2 受注からの目標コスト展開法 4.3 システムとしての整合性を考える 4.4 コスト見積もりに必要な能力(スキルをもった人材)が自社内にあるか |
5 「原価企画」を成功させる観点から見た「コスト見積もりシステム」のまとめ |
5.1 製品構成のひな形化を整理する 5.2 モジュールとコストの関係の整理をする 5.3 コスト見積もり精度とコストパラメータを整理する |
6.質疑応答 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |