セミナー
【ライブ配信セミナー】
材料特性を理解し、品質トラブルを低減!
プラスチック材料を使った機械設計実務入門
開催主旨
製品の低コスト化、軽量化に対する要求は高まるばかりです。それらの要求に応えるための有効手段の一つがプラスチックの活用でしょう。多くの部品が金属材料からプラスチックに代替されつつあります。しかし、設計者がプラスチックの材料特性をしっかり理解した上で設計を行っているかというと、そうといはいえないケースが多いように感じます。プラスチックには吸水性や劣化、粘弾性特性などの注意すべき特性があります。品質の高いプラスチック製品を設計するためには、そのような材料特性についてしっかり学んでおく必要があります。それにも関わらす、設計者がプラスチックの材料特性について学ぶ機会は非常に少ないのが実情です。工学系の学校でも材料に関する授業は金属材料が中心です。企業内においてもプラスチックの材料特性について学ぶ機会は非常に少ないといわざるを得ません。プラスチックに関する書籍も多数出版されていますが、多くが材料自体の専門家や成形・金型の技術者に向けて書かれたものです。設計者が読むには難解すぎたり、知る必要のない内容だったりすることが多いといえます。
そこで本セミナーでは、設計者がプラスチックの材料特性を学ぶことを前提に解説を行います。プラスチックを使った設計を行う際に注意すべき材料特性を網羅し、品質トラブルの低減につなげます。また、化学式などの難解な部分は極力省き、図や動画、多くの設計事例を用いてわかりやすく解説を行います。
本セミナーを受講の方には、2022年4月刊行の講師著書「図解!わかりやすーい プラスチック材料を使った機械設計実務入門」(日刊工業新聞社)を無料進呈します。
<対象>
設計に必要なプラスチックの材料特性を効率的に学びたい設計者
プラスチック製品の設計法を学びたい材料メーカー、材料商社等の担当者
概要
日時 | 2022年 6月 24日(金)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | 44,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1. プラスチックを使ったものづくりの概要 |
1-1 プラスチックのメリット/デメリット 1-2 金属材料との違い 1-3 プラスチック関連知識 1-3-1 材料 1-3-2 成形・金型 1-3-3 二次加工 1-3-4 製品設計 |
2. プラスチック材料の基礎知識 |
2-1 プラスチックの構造と分類 2-2 熱硬化性プラスチック 2-3 熱可塑性プラスチック 2-3-1 結晶性プラスチック/非晶性プラスチック 2-3-2 汎用プラスチック 2-3-3 エンジニアリングプラスチック 2-4 リサイクル材料 2-5 その他の知っておきたいプラスチック 2-6 配合剤(添加剤) |
3. 物性表から読み取るプラスチックの基本特性と設計のポイント |
3-1 物性表 3-2 物理特性と設計のポイント 3-2-1 MFR/MVRと分子量 3-2-2 成形収縮率 3-2-3 密度/比重 3-2-4 吸水率 3-3 機械特性と設計のポイント 3-3-1 引張特性 3-3-2 曲げ特性 3-3-3 圧縮特性 3-3-4 衝撃特性 3-4 熱特性と設計のポイント 3-4-1 ガラス転移温度/融点 3-4-2 荷重たわみ温度 3-4-3 線膨張係数 3-4-4 熱伝導率 3-4-5 難燃性(燃焼性) 3-5 電気特性 3-6 光学特性 |
4. トラブルを防ぐ!プラスチックの応用特性と設計のポイント |
4-1 温度特性 4-2 粘弾性特性と設計のポイント 4-2-1 クリープ 4-2-2 応力緩和 4-3 劣化と設計のポイント 4-3-1 熱劣化 4-3-2 加水分解 4-3-3 紫外線劣化 4-3-4 劣化の寿命予測 4-4 耐薬品性と設計のポイント |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |