セミナー
1日で基礎知識を身に付ける!
機械加工 入門
開催主旨
機械加工は工作機械を使って材料の不要な部分を削り取り、目的の形状をつくる技術です。代表的な工作機械には旋盤、フライス盤、研削盤の3つがあり、それぞれの工作機械を使った加工を旋盤加工、フライス加工、研削加工といいます。
そして、旋盤加工とフライス加工は刃物として切削工具を使用するため総称して「切削加工」といわれます。旋盤加工、フライス加工、研削加工の3つの加工は共通する事項、共通しない事項があり、良品をつくるためには生産現場で培われた経験則に頼らず、理論的な知識が必要です。
本講義では正しい切削工具・研削砥石の選び方、加工条件の決め方、加工現象、よく発生する加工時のトラブルなど機械加工の知っておきたい基礎知識について学びます。
また、高速カメラで切削現象を撮影した映像を使用し、その発生原因と対策方法についても解説します。1日で機械加工の基礎知識を網羅します。初級者にはもちろん中級者の学び直しにも適する内容です。
本セミナーに参加される方には、講師著書「わかる!使える!機械加工入門」(日刊工業新聞社)を、セミナー当日、無料進呈いたします。
概要
日時 | 2022年 7月 22日(金) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩12:30~13:30) |
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会場 | 日刊工業新聞社 大阪支社 セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 44,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込について | ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 大阪支社
セミナー会場
大阪市中央区北浜東2-16 - セミナー会場案内図
プログラム
1.機械加工の原理 |
・旋盤、フライス盤、研削盤の構造と特徴 ・汎用工作機械とNC工作機械の違い?工作機械の変遷 ・切削加工(旋盤加工、フライス加工)と研削加工の違い ・連続切削と断続切削の違い ・切削点はなぜ熱くなるのか? ・クーラントの役割 ・切りくずは屑(ゴミ)ではない ・溶着はなぜ起こる ・工具摩耗の種類 ・工具寿命の判定基準 ・切削力と切削抵抗 ・たわみとびびり ・研削加工はなぜ表面がきれいにできるのか ・加工技術者が持つべき目線 ・理想的な機械加工とは? |
2.切削工具の選び方 |
・高速度工具鋼(ハイス)の特性と選び方 ・超硬合金の特性と選び方 ・サーメットの特性と選び方 ・CBNとダイヤモンドの特性と選び方 ・コーティングの特性と選び方 |
3.旋盤加工の基礎 |
・バイト(チップ)の種類と選び方 ・加工条件の決め方 ・高速カメラ映像を使った各種加工現象の解説 |
4.フライス加工の基礎 |
・ドリル、正面フライス、エンドミルの種類と選び方 ・加工条件の決め方 ・高速カメラ映像を使った各種加工現象の解説 |
5.研削加工の基礎 |
・研削砥石の種類と選び方 ・加工条件の決め方 ・ツルーイング(形直し)とドレッシング(目直し)とは? ・ツルーイング(形直し)とドレッシング(目直し)の正しい方法 ・目つぶれ、目づまり、目こぼれの原因と対策 ・研削焼け、たたき、びびり ・高速カメラ映像を使った各種加工現象の解説 |
6.トピックス |
・工作機械の変遷とトレンド ・クーラントの種類と管理 ・クーラントトレンド(ウルトラバブル、強アルカリイオン水、高圧クーラントなど) |