セミナー
工場の安定稼働と効率向上のための
保全活動の基本とその活かし方
~機械要素の原理を理解することにより適切な保全につなげる~
開催主旨
生産現場において、正常な生産状態であれば作業者のスキルは特に問題ありませんが、設備の安定稼働を維持するには現場を理解した保全技術者が必要となります。
OJTでの育成が望ましいのですが、業務形態・人員構成などの問題で教育が難しい場合もあります。
本講義では、講師の経験を基に、設備設計・管理業務の基本的な項目についてその必要性、および不具合の発生要因を説明、原理原則を解説します。設備保全活動を支え、安定生産に寄与する保全活動を行う方々のレベルアップ・設備保全の基礎(監視項目、頻度設定)知識を目指します。
受講対象としては、製造ライン保全部門初心者および保全教育担当者、および経験の浅い技術スタッフ(保全スタッフ、設備開発・導入者)です。
受講に当たっての必要な予備知識は特に必要ありません。
概要
日時 | 2022年 7月 8日(金)10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩12:30~13:30) |
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会場 | 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 44,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込について | ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル - セミナー会場案内図
プログラム
●はじめに |
■本当に適切な保全活動 (現在の保全活動でよいのか) ・装置不具合で困ったこと ・どこまでやれば良いのか ・誰が何を行うか ■保全活動のための重要なポイント (自分達の保全は当を得ているのか) ・変化の発見(歩留、稼働率、停止) ・原因の特定(どこが、どの様に、どの程度) ・対策(なぜ、なぜ、なぜ) ■原理を理解した保全 (どうしてこの保全作業が必要なのか) ・機械の故障は要素の不具合 ・各要素の原理と特徴 ・原理が分かれば対応を効果的にできる |
●生産設備の保全とは |
■ 生産設備(機械)における劣化と要因 ■製造現場スタッフとオペレータの役割 |
●保全の前に |
■異常を検出するための要点 ■正常状態と異常状態の境目と判定 ■巡視活動における五感の重要性と活用方法 |
●保全活動 |
■日常保全と計画保全の区分け ■劣化パターンと摩耗寿命推定および保全の3基本要素 |
●保全の実例 |
■潤滑の基本と管理のポイント ■ねじの基本と緩み対策 ■流体機器保全のポイント ■振動の要因と管理方法 ■その他 |
●保全活動の活かし方 |
■点検データの活かし方 ■保全活動を進める為の準備 ■作業の危険予知と安全管理方法 |