セミナー
【受付終了】本セミナーは受付を終了いたしました。
【ライブ配信セミナー】
eラーニング「公差設計入門」(約2.5時間)+Webセミナー(1day)
公差設計と幾何公差で推進する「機能の実現」と「品質の安定」のための設計向上術
開催主旨
製造業のグローバル化が進展する中、設計意図を正しく表現した図面、すなわち「幾何公差」で定義した図面を製造側に渡すことが重要になっています。ただし、幾何公差は、設計意図を込める技術である「公差設計」と車の両輪の働きをなすものです。グローバルで通用する図面とするためには、公差設計が正しくなされていることが大前提となります。
では、今の設計現場でその公差設計がきちんと実施されているでしょうか?また、上司の方がそれをチェックできているでしょうか?部下の方に教えてきているでしょうか?
本物の公差設計を学んだ皆様は、まず驚かれます。
「公差」は、部品の機能や寸法の理想値に対し、設計上または製造上許容されるばらつきの範囲を規制する技術であり、設計者にとっては基本中の基本です。にもかかわらず、公差設計のスキルが失われつつあります。例えば、「類似図面」の流用や「過去の実績」に名を借りた踏襲、「勘」に頼った定義がまかり通り、結果、必要以上に厳しい公差によるコストアップや流用による品質トラブルを引き起こしている例が見られます。また、講師が実施した調査では、『公差設計はできている!』と思い込んでいる設計者が非常に多いという重大な問題も明らかになっています。
本講座は、事前予習eラーニングとWebセミナーの2本立てとなっております。
公差設計の考え方、基礎知識部分はeラーニング「公差設計入門」(約2.5時間)で学習していただき、【Webセミナー】(1day)では、設計現場での実践に近い事例を複数用意して、経験豊富な講師の声に従い、OJTと同様に本物の公差設計を体得していただけます(Face to Faceのセミナーで一番人気が高かった部分です)。
※事前予習eラーニングは7/1(金)よりご視聴いただけるようになります。本セミナーの開催が決定しましたら、お申込者様に別途URLとパスワードを配布させていただきます。
●準備物
・筆記用具(鉛筆、消しゴム)
・関数電卓
・ヘッドセットまたはイヤホン及びマイク
※本セミナーでは、 受講者様とのコミュニケーションを取るため、マイク機能付きの機器でZoomにログインいただきますようお願いいたします。
【受講制限】
・本セミナーは、1社につき2名様までのお申込みとさせていただきます。
・講師と同業の方は、本セミナーへのお申込みをお控えください。
※上記につきましては、お申込み後にご確認させていただく場合がございます。
概要
日時 | 2022年 7月 8日(金)10:00~17:00+事前予習eラーニング2.5h (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | 44,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
【事前eラーニングプログラム 「公差設計入門」(約2.5時間)】 |
1.公差設計の概要 |
1.1 公差計算の具体的な例 1.2 公差設計のメリット 1.3 検図について 1.4 公差設計の流れ 1.5 公差とコスト 1.6 公差設計のPDCA 1.7 普通公差 1.8 公差の課題を解決する 1.8.1 設計作業終盤のワークフロー 1.8.2 FMEAの具体的事例 1.8.3 リスクマネジメトからの要求 |
2.公差設計と幾何公差(GD&T) |
2.1 GD&T(幾何的寸法許容差設定および表示表) 2.2 JISの改訂 2.2.1 サイズ公差と幾何公差 2.2.2 JIS改訂で変わった用語 2.3 ISOとASME |
3.正規分布と工程能力指数 |
3.1 正規分布の性質 3.1.1 公差とばらつき 3.1.2 正規分布とは 3.1.3 母集団とサンプル 3.1.4 平均値と標準偏差の求め方 3.1.5 正規分布の表し方 3.1.6 正規分布の性質 3.2 不良率の推定 3.2.1 不良率の求め方 3.2.2 正規分布の規準化 3.3 工程能力指数 3.3.1 Cp 3.3.2 Cpk 3.3.3 CpとCpkの使い分け |
4.統計的取扱いと公差の計算 |
4.1 分散の加法性 4.2 統計的取り扱いと公差の計算 4.2.1 互換性と不完全互換性 4.2.2 【例題1】~【例題4】 4.3 公差設計のPDCAまとめ 4.4 さまざまな公差の計算方法 |
5.公差設計の実践レベル |
5.1 不良率の計算事例 5.2 幾何公差の公差計算事例 5.3 ガタとレバー比の考え方 |
【Webセミナープログラム「公差設計」(1day)】 |
【講義】 |
・公差計算書の紹介(標準的なもの/プロの事例) ・Σ計算/√計算/モンテカルロシミュレーション ・工程能力評価データ |
【演習】機械装置事例 |
・不良率演習(公差計算から不良率の算出) ・現状図面/改良図面 ・√計算と3σ |
【総合演習1】小型歯車装置事例 |
・説明~計算着手 ・計算結果の確認 → 正しい計算結果 ・考察(判断と処置) ・結果とまとめ |
【総合演習2】ユニット設計事例 |
・説明~計算着手 ・計算結果の確認 → 正しい計算結果 ・考察(判断と処置) ・結果とまとめ |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |