セミナー
【ライブ配信セミナー】
機械部品の損傷・破壊を理解するための材料強度学の基礎
開催主旨
設計者にとって機械部品の損傷と破壊を防止することは重要な課題です。そのためには自分が設計した部品の構成材料の機械的性質やミクロ組織、そして損傷や破壊のメカニズムを詳細に知ることが必要不可欠です。
このセミナーでは、機械設計で必要とされる材料強度学の基礎に関して最低限の基礎知識を皆さんに理解していただくことを目的としています。材料のミクロ組織とマクロ特性の関係から弾性変形、塑性変形、そして破壊まで平易に解説いたします。特に構造物の破壊の80%以上を占める疲労破壊については詳細に説明します。
また、製造現場における実例を交えながら講義を行い、学んだ知識が現場でどのように利用されているか確認します。入社5年以内の若手技術者を対象としており、学校で学んだ知識を再確認および再構築して、技術者として製造現場での設計や技術開発に役立てていただきたいと考えております。
本セミナーで習得できること
・機械材料(金属,高分子材料,セラミックス)のマクロ・ミクロ特性に関する基礎知識
・材料の機械的性質と評価方法に関する基礎知識
・材料強度学の基礎知識と実務で生かすためのノウハウ
・機械部品の損傷の80%を占める「疲労破壊」に関する知識の取得
概要
日時 | 2022年 7月 25日(月)13:00~17:00 (12:30 ログイン開始) |
---|---|
会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:33,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
Ⅰ.材料の分類・ミクロ組織とマクロ特性(機械的性質)の関連 |
1.分類と用途(金属,セラミックス,高分子材料など) 2.機械的性質の評価方法 3.ミクロ組織とマクロ特性(機械的性質)の関係 |
Ⅱ.変形(弾性と塑性) |
1.弾性変形と塑性変形の相違(マクロ特性とミクロ特性) 2.金属における理想強度と現実強度とのギャップ 3.転位とは何か 4.金属の強化方法とその原理 |
Ⅲ.破壊 |
1.破壊の分類と影響因子 2.破面解析(破断面の見方) 3.き裂の力学(破壊力学概論) 4.疲労破壊のメカニズムと疲労強度に影響を及ぼす因子 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |