セミナー
【ライブ配信セミナー】
高分子難燃化の基本技術
~基本から、最近の研究動向までを学ぶ~
開催主旨
高分子難燃化技術は、現在の各種産業分野のあらゆる製品に要求されている重要な技術である。特に最近、5G対応高難燃低誘電特性製品やEV(電気自動車)用高性能Liイオン電池、透明難燃性樹脂製品、超薄肉フィルム製品等においては、さらに高い難燃性の要求と環境安全性とのバランスも必要とされている。
今回はこのようなポイントに重点を置いて、従来からの基礎技術と今後の展開を考察してみたい。
■聴講対象者
材料開発、設計技術、営業技術、製造技術、特許関係等を対象として解り易い解説を主体に話を進め初級から中級以上までの幅広い方々に役立つ内容である。
概要
日時 | 2022年 8月 24日(水) 10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | 44,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1 難燃剤に関する最近課題(環境問題と各種製品の難燃規制への対応、5G対応難燃化技術)と今後の研究の方向、代表的な難燃性評価試験 |
・難燃剤の環境安全性の問題(アンチモン代替難燃系の開発) ・各種製品の難燃規制(電気電子機器、電線、ケーブル、建築、自動車、車両、船舶、繊維) ・コーンカロリメター、UL規格燃焼試験、電気用品安全法関連、消防法関連 |
2 高分子の燃焼性と難燃機構と拮抗作用に対する注意 |
・高分子の燃焼現象の特徴と気相、固相における難燃機構 (ラジカルトラップ効果、チャー生成による断熱,酸素遮断効果) ・難燃触媒による難燃機構 ・ノンハロゲン難燃材による難燃機構(脱級吸熱、発泡断熱、分解吸熱反応) ・難燃機構を妨げる拮抗反応 |
3 難燃剤の種類と難燃効果と今後期待される難燃剤の種類とその分子構造 |
・臭素系難燃剤、リン系難燃剤、無機系難燃剤、窒素系難燃剤,アンチモン代替品の動向 ・最近の新規難燃剤開発の傾向と研究成果、特許に見られる技術動向 ・5G対応に適した難燃剤 |
4 注目される最近の難燃化技術 |
・高難燃効率を目指す新規難燃系の開発、環境安全性の高い難燃系の揮発 ・5G対応、低誘電特性高難燃性材料の開発、ノンアンチモン臭素系難燃系の開発 ・EM電線、ケーブル用新規難燃系の開発, ・高分散、低汚染、低ブルーム性難燃系の開発 ・透明性、フイルム、LIイオン2次電池電解液難燃剤難燃化の難かしい難燃系の開発 |
5 難燃コンパウンドの製造技術 |
・各種混練設備による製造技術、二軸押出機による製造技術 ・ナノコンポジット系難燃材料の製造技術 |
6 難燃製品の製造における課題 |
・押出加工品の成形加工における課題、 射出金型成形における課題 |
7 今後の難燃剤、難燃化技術研究の方向のまとめ |
・最近の研究動向、特許提案動向からの考察 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |