セミナー
新たな技術を機械設計に反映したい設計者向け
製品設計に必ず役立つ実践ノウハウ
レーザ加工で進める工法転換
~レーザ加工を活用したコスト削減、品質改善、生産性向上、性能向上、納期短縮の事例とノウハウを学ぶ~
開催主旨
我々の周囲に存在する機械や機器などの工業製品のほとんどは、何らかの加工によって作られた部品で構成されています。そのため、構成部品の加工や組み立てが難しくなれば、工業製品の製造に支障を来す恐れがでてきます。
具体的には、部品加工に採用する加工法によって、生産コスト、作業時間、製品性能、製品信頼性などが影響を受けます。また、設計者が加工方法を十分に認識せず、構成部品に過度な精度指定をすると、加工が困難になる可能性もあります。
つまり、機械設計者には機械要素や機械構造についての知識だけでなく、各種の加工方法を熟知することが求められるのです。
特に近年は、熾烈なグローバル競争の中で「製品の競争力」が常に求められ、設計者は新たな技術を絶え間なく吸収し、機械設計に反映しなければならない宿命にあります。
設計者からの要求に応える加工方法として、レーザ加工は大きな可能性を保有しています。このレーザの効果を部品加工に発揮するには、レーザ加工の特徴を十分に理解し、その応用の可能性について理解を深める必要があります。
日々の業務が多岐に渡る設計者にとって、レーザ加工全般に渡る知識を深く追求することは、時間的な制約の面で困難であることでしょう。
そこで本セミナーでは、機械設計者向けにレーザ加工におけるより実践的な活用に絞った情報が1日で学べる内容となっています。
レーザ加工の知識を身に付け、応用事例を知ることのできるセミナーです。技術者の方々のご参加を広くお待ちしています。
概要
日時 | 2022年 8月 29日(月) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩60分) ※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能) |
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会場 | 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ※定員40名のセミナールームで開催いたします。 |
受講料 | 44,000円(資料含む、消費税込) *同時複数人数お申し込みの場合2人目から39,600円 ※後日、別の方が追加で申込をされる際は、備考欄に先に申し込まれた方のお名前と複数割適用希望と記載ください。 (記載が無い場合は通常料金のご請求となります。予めご了承ください。) ※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。但し割引対象が重なる場合は、どちらか一つの割引を適用させて頂きます。 |
主催 | 日刊工業新聞社
※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 |
申込について | 受講にあたり 開催決定後、受講票並び請求書を送付いたします。 申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。) 申し込み方法 各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。 受講料 セミナー開催日1週間前までに銀行振込にてお支払いください。 振込手数料は貴社でご負担願います。 キャンセルについて 開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 名古屋支社 イベントG TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159 E-mail:nk-event@nikkan.tech TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
【1】雇用調整助成金等について | 【お問い合わせ先】 最寄りのハローワーク 雇用調整助成金、中小企業緊急雇用安定助成金の対象となる場合があります。 |
【2】自治体等の助成金について | 以下の市内の中小企業(製造業)の方は各種補助金事業等の対象となる場合があります。 詳しくはセミナー申し込み前に各担当部署にご確認ください。 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28 - セミナー会場案内図
プログラム
1. 本セミナーの目的 |
2. コスト削減 |
1) テーラードブランクによる性能と歩留りの改善 2) 管構造における部品点数の削減 3) レーザ切断時の材料歩留りの改善 4) パーツインパーツによる歩留りの改善 5) 切削部品への板金部品の置換え 6) プレス成型品の切断における金型の削減 |
3. 品質改善 |
1) 溶接精度の向上 2) 薄板の溶接、異種材料の溶接、差厚板厚の溶接 3) 穴加工におけるプログラムの指定 4) 曲げ加工時の変形問題 5) ニブリング切断面の品質改善 6) 寸法精度の補正における注意点 7) 保護シート付きステンレスの勧め 8) 切断における反りを削減 9) 立体成形品の高精度切断 10) パイプフレーム構造の勧め 11) スリット加工による加工性能の向上 |
4. 生産性向上 |
1) ほぞ加工による位置決め精度の向上 2) 部品分割する設計の検討 3) キット加工の考え方で部品管理 4) 切断とケガキの連続加工 5) コーナーR面取り指示の勧め 6) 広範囲を高速溶接する方法 7) カシメの効果を活用 8) 切断と熱処理(焼入れ、焼戻し)の連続加工 |
5. 性能向上 |
1) ダウンサイジングの検討 2) ハイブリット加工による溶接性能の向上 3) 深絞り加工にレーザ溶接を適用 4) 管材や形鋼材を利用した改善 5) 板金加工における曲げ最小高さを改善 6) 金属とプラスチックを接合 7) 金属積層造形(3Dプリンター/AM)の採用 8) 微細な切断性能を活用 9) 微細なレーザ切削技術による表面改質 10) 切断面のテーパを考慮した設計 |
6. 納期短縮 |
1) 鋳物構造から板金構造への検討 2) 積層金型への応用 3) 積層部品の考え方 |
7. 最新レーザ加工機について |
1) 自動化を支えるレーザ加工機 2) レーザ加工工程の自動化技術 3) レーザ加工機システムの稼働管理 |
8.質疑応答 |