セミナー
【ライブ配信セミナー】
プログラミング経験不要!
PLCとラダー図を使用した工場の「シンプルIoT」構築法(実演付き)
~Node-REDで実現する、プログラミング無しの“小さなIoT”~
開催主旨
「経営者からIoTに取り組むよう言われているが、どう始めたらよいか分からない」
「工場にIoTを導入したいが、難解なプログラミング言語は使いたくない」
「使い慣れているPLC、ラダー図を使って、IoTを構築したい」
このような要望をお持ちではありませんか?
本セミナーは生産技術者に向け、製造業IoTに関する基礎知識の解説と、デモ実演によるデータの収集や情報の送受信の手順をお見せします。
身の丈にあった「シンプルIoT」の構築方法や「自社導入のヒント」を学ぶことができる、IoTの入門セミナーです。
講師は、Raspberry Pi(ラズパイ)などの小型コンピュータを使った、実践的なIoT活用セミナーをこれまでに多数開講してきました。その背景には、数年前から「ラズパイを使えば、低コストでIoT化を実現できる」という話が、各種メディアなどで注目を浴びたことが理由にあります。
しかし、工場の生産技術者からは、ラズパイの使用について「初心者にはプログラミングが難しい」といった声が数多く聞かれました。また、ラズパイという民生用コンピュータを現場に持ち込むことに不安を抱く声もありました。
そこで本セミナーでは、以下のコンセプトでIoTを構築する実践手法を解説します。
(1) 産業グレードのPLCを使い、PLCのプログラミングにはラダー図を使う
(2) Node-REDと呼ぶビジュアルプログラミングツールを使い、お絵かき感覚で開発を行える
(3) 使用するセンサやスイッチ、機器は、DC接点の入出力を前提とする(DC12~24Vの接点出力やフォトカプラ絶縁の機器を対象)
講座の構成としては、Node-Redのインストールから基本的な使用方法、IDEC社のPLCとラダーツールを組み合わせた、“小さなIoT”の構築方法までを丁寧に解説いたします。
なお、PLCはネットワーク機能を内蔵したものとし、具体的には、比較的リーズナブルなIDEC社FT1A形コントローラ(FT1A-H24RA)を使用した事例を紹介します。また、IDEC社のラダーツールを使用します。
このように、Node-Redと呼ぶビジュアル開発環境とPLC・ラダー図を使って構成することで、生産現場の技術者が馴染みやすく、スムーズに導入を行うことができると考えます。
安価でメンテナンスのしやすい「シンプルIoT」の構築方法を学びたい生産技術者の皆様は、ぜひ参加をご検討ください。
※ご希望の方は、WEB上のデモ表示画面へご自身のPCでアクセスを試したり、メールを使ったセンサの通知を受信したりすることも可能です。
概要
日時 | 2022年 8月 24日(水)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | 44,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1 製造業のIoT |
・製造業のIoTの特徴 ・一般的なIoTと製造業のIoT、何が違う? ・製造業のIoTの事例 ・後付けIoT |
2 IoTの理想と現実 |
・大手企業のIoTと中小企業のIoTは違う ・海外の成功事例は“まゆつばモノ”かも? ・ビックデータにこだわらないIoTから |
3 小さなIoTから、はじめよう |
・IoTの成熟度とビジネス ・まずは、カイゼンの延長で、小さな課題をIoTで解決してみよう ・人手不足対策や材料切れ、ポカミス防止など身近な課題 |
4 これだけは、知っておきたいIoTの用語 |
・IoTの無線と通信 ・クラウドサービス ・デバイス ・センサとアクチュエータ ・小さなIoTの開発ツールの例 |
5 Node-REDの使い方(デモによる実演を含む) |
・Node-REDとは ・Node-REDのインストール方法 ・Node- REDの基本的な使い方 |
6“小さなIoT”の構築方法(デモによる実演を含む) |
・PLCを使ったIoTセンシングの事例 Node- REDとPLC&ラダーツールで作るシンプルIoT構築方法の解説 ◇デモを行うシステムの概要 センサやスイッチ、接点情報をイーサネット対応PLCで取り込み、Modbus TCP(※)を使用して PCに接続。PC上で稼働するNode-REDで情報を受信し、ユーザのPCやスマホにWEB画面やメールを使って通知するシステム。 (※) Modbus TCP:産業用イーサネットの一種で、Modbusのメッセージング通信をイーサネットLANおよび TCP/IP上で実装したもの。 |
7 IoTの進め方 |
・まずは小さなプロトタイプを ・変化が激しい分野、大きく変わることを前提に ・後付けIoTから本格的なIoTに ・徐々にサービス志向に変えていこう ・出てきたアイデアを育てよう ・イノベーションの芽を摘まないように |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |