セミナー
【ライブ配信セミナー】
検査の自動化を成功させる
画像検査システムの開発
画像検査が上手くいかない理由と検査システム構築法を開発事例を元に解説
開催主旨
工場の自動化は日々進化し続けていますが、検査の自動化は難易度が高く、完全自動化には至っていないのが実情です。画像検査が失敗するほとんどの場合、検査対象物の定義が不明確なまま検査装置の開発・導入に進み、運用を開始してはじめて検査対象を認識し、導入した装置の能力と精度が満足できないことが原因です。
本セミナーでは、画像検査装置の開発に20年の経験を有する講師が、エリアセンサを用いた開発事例を用いて、検査対象物の定義、照明方法、画像検査方法、装置構成など、実践的な仕様書の作成および設計開発方法を解説します。設計段階では、サンプルテスト、検査条件や検査方法から装置構成まで、仕様書に書くべき内容を説明します。開発段階では、装置の組み合わせ、ソフトウェア開発、装置評価およびスケージューリングを説明します。おわりに、ラインセンサを用いた検査と、人工知能を用いた製品の識別を説明し、多様な画像検査システムを紹介します。
※予備知識として、コンピュータのプログラミング経験、映像処理の基本知識、仕様書に関する知識があれば理解が進みます。
習得可能知識
検査対象物のサンプルテストから画像検査装置の構想、および、装置設計の基本を習得できます。さらに、仕様書で検査対象物および画像検査方法を定義し、客先と検査対象に関する認識を共有する方法を学びます。
概要
日時 | 2024年 1月 12日(金)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:44,000円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1. はじめに |
(1)目視検査と画像検査の比較 (2)画像検査が対象とする例としない例 |
2. システム構成 |
(1)基本システム構成( カメラ、画像処理装置、モニタテレビ) (2)オプションの例(ハンドリング装置、他) |
3. 画像処理方法 |
(1)2値化計測 (2)パターンマッチング (3)カラー画像処理 |
4. 基本設計 |
(1)サンプルテスト(検査対象物とワークの把握、最適照明方法) (2)検査精度とカメラ視野(分解能)の決定 (3)最適な画像処理方法の選択 (4)装置構成と検査時間の見積もり |
5. 仕様書の作成 |
(1)検査対象物の定義(ワークと検査対象) (2)検査方法(画像入力&処理方法、検査精度) (3)装置構成(装置仕様、動作シーケンス、検査時間) (4)検査結果の出力 |
6. 装置評価 |
(1)評価試験(試験対象ワーク、動作シーケンス、検査結果、検査時間) (2)試験成績書 |
7. 画像検査システムの開発事例 |
(1)インクジェットノズル検査システム(ラインセンサカメラの利用例) (2)抵抗カラーコードの識別(人工知能tensorflow の利用例) |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |