セミナー
【ライブ配信セミナー】
“4時間速習”
金属材料の腐食の基本原理&事例で学ぶ防食対策
開催主旨
金属は自動車、電子機器、建築物など私たちの身近で様々なところに使用されており、生活にはなくてはならない材料の一つです。しかし、鉄を含めたほとんど全ての金属にはさびや腐食が発生します。金属が腐食すると板厚が減少したり、製品の一部が急激に腐食されたり、場合によっては破壊することもあります。また腐食の特徴として、金属の周囲に水分や湿気が多いと、保管や輸送中にもさびや腐食が発生する可能性もあります。
このような腐食を防ぐためには腐食に関する知識が不可欠になります。腐食は鉄、銅、アルミニウムなどほとんど全ての金属に起こる現象です。一般的にさびに強いステンレス鋼も腐食と無関係ではありません。腐食の様子も表面全体が腐食する時もあれば、表面の一部だけが腐食する時もあります。そして、腐食がきっかけとなり破損することもあります。このような腐食はその原因や過程がそれぞれ異なるので、それぞれ適切な対策や防食が必要になります。
金属材料は様々な用途、環境で使用されています。そのため実際に発生するさびや腐食の原因やメカニズムも複雑です。しかし、そのような事例をしっかりと見直し対策を取ることはとても重要です。
本セミナーでは腐食に関する基礎的な知識、メカニズムや種類、また、めっきや塗装を含めた色々な防食技術、そして実際に発生したさびや腐食の事例などを踏まえて腐食の対策について解説します。金属を用いた製品の開発・製造・品質管理に携わる技術者、金属腐食について基礎から学びたい(学び直したい)技術者の方のご参加、お待ちしております。
※受講者へは講師著書「金属材料の疲労破壊・腐食の原因と対策」(日刊工業新聞社)を進呈します。
概要
日時 | 2024年 1月 31日(水)13:00~17:00 (12:30 ログイン開始) |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:35,200円(資料含む、消費税込)
受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1. 腐食の基礎 |
1-1 原子とイオン 1-2 腐食の化学反応 1-3 イオン化傾向 1-4 不動態皮膜 ・鉄鋼とステンレス鋼の違い 1-5 腐食における環境要因 ・湿度 ・pH ・塩化物イオン |
2. 腐食の分類と腐食試験 |
2-1 腐食の分類 2-2 全面腐食 2-3 局部腐食 ・異種金属接触腐食 ・孔食 ・すき間腐食など 2-4 応力腐食割れ 2-5 腐食試験 ・大気暴露試験 ・塩水噴霧試験 |
3. 防食 |
3-1 めっき 3-2 電解メッキと無電解めっき 3-3 めっき材料の特徴 ・亜鉛めっき ・装飾ニッケルクロムめっき ・無電解ニッケルめっき 3-4 化成処理 ・クロメート処理 ・リン酸塩処理 ・陽極酸化処理 3-5 塗装 |
4. 腐食防食の事例紹介 |
4-1 海岸付近の腐食 4-2 冷却システムなど機械の腐食 4-3 ばねの応力腐食割れ 4-4 倉庫など保管中の腐食 4-5 防錆シートによる防食 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |