セミナー

関西の流行発信地「大阪 梅田 茶屋町」で実践する!
IoT×ロボット×デザイン思考でつくる新製品・新サービス

開催主旨

 ライフスタイルの変化に伴い、従来のシーズ主導型のモノづくりやサービス提供が終焉をしつつあります。収益を上げるためには自らコンセプトを創造し、新たな市場を創出することが求められており、このようにイノベーションを意図的にファシリテーションする手法として「デザイン思考」の注目が再び高まっています。
 本講座では、“関西の流行発信地”である「大阪 梅田 茶屋町」を舞台に、デザイン思考を用いて新製品・新サービスを構築する実践的な手法を体得します。具体的には、初日に習得したデザイン思考の5ステップ〔Empathize(観察・共感・洞察)/Define(問題定義)/Ideate(アイデア)/Prototype(プロトタイプ)/Test(テスト・評価・改良)〕を反復しつつ、行動観察やインタビューを伴うフィールドワークを通じて、イノベーティブな製品やサービスをつくり上げる手法を身につけます。
 本講座で取り上げる手法は、大阪工業大学がNEDOプロなどを通じて構築したものです。スタンフォード大学ME310や東京大学i.shoolのイノベーション教育技法などの先行事例に、ロボティクスの視点を加えた独自の教育法です。イノベーション創出型の人材育成を念頭に置き、デザイン思考のプロセスの理解や抽象化技法、情報やアイデアをシンプルに伝える手法を習得できる点に特徴があります。

概要

日時

2017年12月8日(金)、12月9日(土)、
2018年1月12日(金)、1月20日(土)、
2018年1月27日(土)の全5回/
※12/8と12/9のみ10:00~17:00(9:30受付開始)、3回目以降13:00~17:00(12:30受付開始)
※12/8の講座実施後に懇親会を開催(自費での参加となります)

会場

大阪工業大学 梅田キャンパス 8F
ロボティクス&デザインセンター

受講料

64,800円(5日間の参加)
32,400円(12月8日のみの参加)
※12月8日のみの参加でも本講座で扱うデザイン思考の手法がひと通り理解できます。いずれもテキスト代、税込価格です。
※振込手数料は貴社でご負担願います。

※本セミナーは「雑誌定期購読者限定技術セミナー優待キャンペーン」の対象外です。

主催 日刊工業新聞社
共催 大阪工業大学ロボティクス&デザインセンター
お問い合わせ先 日刊工業新聞社
大阪支社 事業出版部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

会場アクセス

大阪工業大学
梅田キャンパス 8F
ロボティクス&デザインセンター

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プログラム

第1回 (12/8)「デザイン思考概論」
【講師】
大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
システムデザイン工学科 教授 井上 明 氏(専門:教育工学)
同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程中途退学。博士(政策科学)。
住友金属情報システム(現:キヤノンITソリューションズ)、甲南大学マネジメント創造学部教授などを経て2017年から現職。

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
システムデザイン工学科 教授 上田 悦子 氏(専門:ヒューマンモデリング、コンピュータビジョン)
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。
奈良工業高等専門学校電子制御工学科教授、大阪工業大学工学部ロボット工学科教授などを経て2017年から現職。

【内容】
1.イントロダクション
 1-1 デザイン思考のルール
 1-2 デザイン思考のプロセス概要
 1-3 イノベーション創出のためのツール
 1-4 色々なデザイン思考による開発事例
2.チームビルディング
 2-1 チームビルディング
 2-2 伝え方の15マスを使っての自己紹介
3.観察工学を支える体系・スキル
 3-1 観察工学の体系・スキル
 3-2 観察の視点〔HMI(Human/Machine/Interface)の5側面/身体的側面/頭脳的側面/時間的側面/環境的側面/運用的側面/痕跡/〕
 3-3 観察を妨げる人間のクセ
 3-4 多くの気づきを得るためには
 3-5 分析を支援する知識(人間工学/エスノグラフィ/環境心理学/社会心理学/しぐさ分析/表情分析)
4.行動観察とインタビュー(エスノグラフィ)のコツ
 4-1 生活や状況の中に“埋め込まれた意味”を探る(モノや行為の意味の解釈など)
 4-2 対象者やデータの比較により価値観を際立たせる(エクストリームユーザーの選択など)
 4-3 行為の背景や考え方も把握する(行動観察とインタビューの相補関係など)
 4-4 行動観察時は“問い”を立てて観る(行動観察の心構えなど)
 4-5 調査・分析結果のモデリング(ユーザーのモデリングの3階層など)
5.デザイン思考の実施例
 :大工大のプロジェクトをもとにデザイン思考の実施例を紹介
第2回(12/9)「フィールドワークと課題設定」
【講師】
大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
空間デザイン学科 教授 西應 浩司 氏(都市計画、インテリアデザイン)
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科機能科学専攻博士後期課程修了。博士(学術)。
北海学園大学工学部建築学科准教授、大阪工業大学工学部空間デザイン学科准教授などを経て2017年から現職。

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
空間デザイン学科 准教授 白髪 誠一 氏(専門:構造デザイン)
神戸大学大学院自然科学研究科・生産科学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。
北條建築構造研究所、大阪工業大学工学部空間デザイン学科准教授を経て2017年から現職。

【内容】
1.フィールドワーク事前準備
 1-1 関西の流行発信地・大阪梅田茶屋町
 1-2 都市部における行動観察で見える課題
2.フィールドワークの調査計画
 2-1 観察の焦点と対象の決定
 2-2 観察方法の決定
 2-3 観察のポイントと観察シートの活用
 2-4 実施体制や役割の決定
3.フィールドワークの実施
4.フィールドワークによるデータ収集
 4-1 調査計画にもとづくデータ収集(写真撮影/スケッチ画など)
 4-2 フィールドワークのデータの分析とモデリング
   撮影した写真やスケッチなどを用いてデータ分析しモデリングを実施
   KA法〔定性情報分析法〕による生活価値の抽出/KJ法による価値マップの作成など
5.フィールドワークにもとづく課題設定
 5-1 ペルソナ作成
 5-2 カスタマージャーニーマップ
 5-3 インサイト(洞察)の仮説
 5-4 ペインポイントが解決すべき課題
第3回(1/12)「個別課題に関する検討(ブレーンストーミング)」
【講師】
大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
システムデザイン工学科 教授 脇田 由実 氏(専門:音声情報処理、マンマシンインターフェース)
神戸大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。
パナソニック先端技術研究所チームリーダー、大阪工業大学工学部ロボット工学科教授などを経て2017年から現職。

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
ロボット工学科 准教授 谷口 浩成 氏(専門:ソフトアクチュエータ、ソフトロボティクス)
東京農工大学大学院工学研究科電子情報工学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。
岡山大学大学院自然科学研究科研究員、津山工業高等専門学校電子制御工学科准教授を経て、2016年大阪工業大学工学部ロボット工学科へ。2017年から現職。

【内容】
1.課題に対するソリューションの創出
 1-1 「具体化」と「抽象化」とのスパイラル
 1-2 Janus Conesによる「因果関係」「不連続点」「将来の方向性」の分析
 1-3 Context Mapによるキーワードの抽出
 1-4 White Spotによるソリューションのマッピング
2.ペルソナとフューチャーユーザーの明確化
3.カスタマージャーニーマップの作成
第4回(1/20)「個別課題に関する検討(プロトタイピングなどの可視化)」
【講師】
大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
ロボット工学科 講師 中泉 文孝 氏(専門:人工現実感)
筑波大学大学院博士課程工学研究科知能機能工学専攻修了。博士(工学)。
国際電気通信基礎技術研究所非常勤研究員、大阪工業大学工学部ロボット工学科講師などを経て2017年から現職。

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
システムデザイン工学科 講師 横山 広充 氏(専門:環境デザイン学)
京都府立大学大学院人間環境科学研究科博士前期課程修了。博士(工学)。
大阪工業大学ロボティクス&デザインセンター研究員などを経て2017年から現職。

【内容】
1.カスタマージャーニーマップのブラッシュアップ
2.カスタマージャーニーマップの検証とアイデアの収束、アイデアの敗者復活
3.プロトタイピング
 3-1 ラピッドプロトタイピング
 3-2 ファンクション・プロトタイピング
4.ストーリーテリング(動画作成)の準備
5.プレ・アカウンティングアウト
6.フィードバック
第5回(1/27)「個別課題に関するプレゼン発表と講評」
【講師】
大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
ロボット工学科 教授 大須賀 美恵子 氏〔専門:人間工学(ヒューマンセンシング)〕
東京大学工学部計数工学科卒業。博士(工学)。
三菱電機を経て、2002年から本学で勤務。情報科学部教授、工学部教授を経て2017年からロボティクス&デザイン工学部長。

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
ロボット工学科 准教授 倉前 宏行 氏(専門:計算力学)
九州工業大学大学院情報工学研究科博士後期課程修了。博士(情報工学)。
大阪工業大学工学部助手、助教授、准教授を経て2017年から現職。

【内容】
1.アカウンティングの実施(仮想ターゲットを前に)
2.顧客インサイトの検証
3.デザイン思考の反復
4.ビジネスモデルマップとピクト図によるビジネスへの適用

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