セミナー

国際ロボット展併催セミナー
ロボット×AIoTで達成するサービス・イノベーション

開催主旨

 ここ数年、より高効率かつ高品質なサービス提供を目的にロボット技術(AI・IoT:AIoTを含む)を利用しようとする機運が高まっています。ロボットは人が備える基本機能(感覚や情報処理、運動)を自動機械に置き換える技術であり、人との協働により、人を中心に事業を組み立ててきたサービス業の高度化に役立てようとする方向性は親和性が高いことが背景にあります。ゆえに「サービスロボット」という言葉が創出されています。
従来は、開発側からの“仮説の域”にとどまるサービスロボットばかりでしたが、ここ1~2年は「ユーザー起点」での導入例があり、サービスロボットの活用によるサービス・イノベーション(サービスの高効率化と高品質化)の達成が期待されます。
 本セミナーでは、このような先進的な事例を取り上げ、これらロボットを起点に既存サービスの再設計に取り組み、顧客満足度と従業員満足の両立を図る試みや、業界内における競争優位につなげた(つなげつつある)考え方を紹介します。併せて、「サービスサイエンス(サービス工学)」の視点から、これらの事例を分析し、サービスの分解やモデル化などを通じてサービスをマネジメント化する手法を紹介します。

概要

日時 2017年12月2日(土)12:30~15:40
場所 東京ビッグサイト 会議棟6F 608会議室
受講料

10,800円(税込)

※振込手数料は貴社でご負担願います。

※本セミナーは「雑誌定期購読者限定技術セミナー優待キャンペーン」の対象外です。

定員 80名
主催 日刊工業新聞社
お問い合わせ先 日刊工業新聞社
大阪支社 事業出版部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

会場アクセス

東京ビッグサイト 会議棟6F 608会議室

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プログラム

解説1(12:30~13:20)
『バリューネットワーキング構想におけるロボネコヤマトの役割と、ライフスタイルの多様化への対応と顧客・従業員満足度の向上への試み』
(講師:ヤマト運輸 畠山 和生 氏)

《講演概要》
 自動運転技術が実装された社会を想定した次世代の物流サービスをDeNAとヤマトの共同プロジェクト「ロボネコヤマト」として提案しています。本実用実験では荷物の受け取り方法の制約を排除し、ライフスタイルへの多様化に対応しつつ従業員満足の向上につなげようとしています。
 「解説1」では、ロボネコヤマトの実用実験において顧客に提供している2つのサービスの仕組み、その導入による従業員の負担軽減までを解説します。また、前段ではヤマトグループが指向するバリューネットワーキング構想および本構想におけるロボネコヤマトの役割を紹介します。

《解説項目》
①バリューネットワーキング構想/②よりグローバルに日本企業の成長を支える取り組み/③よりローカルにラストワンマイルの課題を解決する取り組み(ロボネコヤマトの役割))/④ロボネコヤマト実用実験の狙い/⑤ロボネコヤマトのサービス内容(宅配・買物代行)/⑥「自動運転技術」の活用とその将来性
解説2(13:20~14:00)
『変なホテルによるコストダウンへの試みとホテル業における特異なポジショニング戦略』
(講師:ハウステンボス 大江 岳世志 氏)

《解説概要》
 変なホテルは世界展開を見据え、ロボットをはじめとする各種機器の導入により、自動化によるコストダウンと圧倒的な省エネを追求しています。ロボットについては一連の受付業務に重点的に適用されており、スーパーホテル等におけるそれを上回る自動化の達成に加え、エンタメ性を持たせることで話題性と集客につなげています。一方、宿泊室の空間設計およびアメニティはクオリティが高く、快適な住空間を確保しています。
 「解説2」では、今後の世界展開を見据えた新たなホテル業のあり方から、自動化と省エネの追求、自動化を支えるオペレーションとスタッフ教育、あえて「(ロボットなどにより)常に変わり続ける」ことをウリにする新たなホテル業の提案までを紹介する。

《解説項目》
①変なホテルのコンセプト/②変なホテルがロボット等を導入する狙いと背景/③変なホテルにおける自動化・省エネの取り組み例/④③の自動化を支える各種ロボットの構成/⑤変なホテルでの受付オペレーションと重視するサービス品質/⑥ロボット導入の流れ(要求仕様の確認や機能・安全検証など)と共同開発のスキーム/⑦変なホテルが考える顧客および従業員満足度/⑧「変わり続ける」ことを約束する意図/⑨今後の展開 ほか
解説3(14:10~14:50)
『工場自動化から店舗バックヤード自動化への試み』
(講師:スキューズ 清水 三希夫 氏)

《解説概要》
 スキューズは、コンビニエンスストア向け惣菜製造工業の自動化ロボットシステムの企画・開発・運用・保守(自動化ソリューション)で実績を上げており、ここで得たノウハウを店舗バックヤードの自動化などにも展開しつつあります。自動化ロボットシステムの提案において、前段に実施する業務分析が導入の成否を分けますが、確立された手法は存在せず、各種工場やサービスのバックヤードの自動化への試みが停滞しています。
 「解説3」では、同社における開発活動を通じて、業務分析から事前検討、仕様作成までの流れと、これらの要点を解説。同社の清水会長が実践する、自動化ロボットシステムによる新たな生産体制やサービスプロセスの構築手法、すなわち「自動化ソリューション」を提案するコツを掴みます。

《解説項目》
①スキューズが扱う自動化ソリューション/②大手コンビニエンスチェーン向けの弁当・惣菜ベンダーをはじめ構築した食品工場向け自動化ソリューションのシステム構築例ならびにシステム構成例/③自動化により得られた効果/④自動化へのアプローチ/⑤業務分析・事前検討・仕様作成/⑥店舗バックヤード自動化の試みとアプローチ/⑦流通・物流・外食への展開/⑧ロボットと自動化によるワークスタイルの変化 ほか
解説4(14:50~15:30)
『先端テクノロジーの適用を見据えたサービスデザイン』
(講師:松井サービスコンサルティング 松井 拓己 氏)

《解説概要》
 ロボットやAIoTをはじめ先端技術をサービスに実装することで、サービス・イノベーションを達成しようとする試みがなされています。ここでカギとなるのが、技術の実装とサービスの価値向上を結び付けることであり、顧客が価値を実感できるようなサービスの再設計が必要になります。
「解説4」では、サービスの本質とは何かを理解したうえで、価値あるサービスをモデル化するための考え方や手法を、サービスサイエンスの理論をベースに解説します。併せて、「事例1」と「事例2」をサービスの本質を捉えて考察することで、先端技術をサービスに実装するための要点を考えます。

《解説項目》
①産業の競争はモノからサービスへ/②サービス事業をステージアップするための課題とは/③サービスを科学する(分類・分解・モデル化)/④現場の知恵や工夫を組織の力に変える/⑤サービスの本質とは/⑥価値ある事前期待の的を見定める/⑦事前期待で顧客を再定義する/⑧事業成長につながるサービスの磨き方/⑨サービス事業の壁を乗り越える6つのポイント/⑩事例(ロボットやAIoTの活用サービス)を考察
質疑応答(15:30~15:40)

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