セミナー

ライブ配信&後日の録画視聴も可能
たまにスパロボで解説します!

初級者のためのロボット制御工学
~関節制御から速度制御・位置制御・力制御、重力補償まで~

開催主旨

 今後の人材・人員不足を見すえ、工場自動化・無人化への関心が高まっており、その要となるロボットの導入が進展しています。最近は、小型協働ロボットやデスクトップ型ロボットならびに容易に扱える開発環境(SDK)が用意されており、制御工学およびロボット制御工学への理解が不足していても軌道計画ができる時代となっています。また、ここ数年のデジタルツインの進展によりロボット導入前の事前検証も容易となっています。とはいえ、今後、活躍が見込まれる、様々なロボットを自由自在に動作したり周辺機器との連携や統合を図ったりするロボット技術者(生産技術者を含む)やシステムインテグレータ(ロボットSIer)を志すのであれば、ロボット制御工学の基礎を押さえておきたいです。
 そこで、ためにスーパーロボット(リアルロボットを含む)をお題にしつつ、ロボット制御工学の基礎を速習(復習)できる講座を用意しました。ロボット制御工学への理解を深めていただき、ティーチング(教示)やロボットシステムインテグレーションなどの実務に役立てていただきます。さらには、本講座の解説を通じて、数学と物理の重要性を再認識につなげます。
 大学生や新卒の技術者はもちろん、これらを復習したい実務者、ロボットSIerを志す方、さらには、ロボットマニアの方にお奨めの講座となっています。

本セミナーは、Peatixにて申し込みを受け付けています。

オンライン配信ツールZoomを使用します。 ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時 2024年11月19日(火)15:00~17:30

※開催当日14:00まで受付。

※講座終了後14日間にわたり録画視聴が可能です。

受講料

5,500円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)
※本講座のお申込みはPeatixにて受け付けています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。

主催 日刊工業新聞社
お問い合わせ先 日刊工業新聞社
西日本支社 総合事業部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

木野 仁 氏

このセミナーを申し込む

プログラム

1.ロボットマニピュレータの運動学
  ~へなちょこな腕(フレキシブルベローズリム)でハンマーをキャッチできるの
1-1 関節自由度と冗長性
1-2 順運動学・逆運動学
1-3 関節冗長性
1-4 関節冗長性による巧みな作業の可能性
2.ロボットマニピュレータの関節座標系制御
  ~スパロボは落下した人間をキャッチできる?
2-1 PTP制御とCP制御
2-2 ロボットの関節PD制御
3.ロボットマニピュレータの速度制御と力制御
  ~スパロボ同士で格闘技はできる?
3-1 手先速度と関節角速度
3-2 ヤコビ行列と特異姿勢
3-3 力制御への拡張
3-4 力制御を利用した手先位置制御
4.重力補償と関節柔軟性
  ~仲間に手を引かれるスパロボは壊れないの?
4-1 重力補償
4-2 インピーダンス制御
4-3 コンプライアンス制御
4-4 一歩進んだロボット制御
5.ロボット制御は数式のカタマリ&まとめ
 ~AMBACを数式で表現すると超ムズいです(数学・物理のリスキリングを!)
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

このセミナーを申し込む

一覧へ戻る

日刊工業新聞社関連サイト・サービス