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読者が選ぶネーミング大賞
ネーミング
2020年度・第31回 読者が選ぶ「ネーミング大賞」
大賞はキャニコムの「アラフォー傾子」に決定
日刊工業新聞社は「第31回読者が選ぶネーミング大賞」に大賞のキャニコムなど17件を選定した。総投票数1万157票の内、2760票を獲得したキャニコムの小型無線操縦式草刈り機「アラフォー傾子」が大賞に輝いた。
大賞のアラフォー傾子は「単に奇抜なネーミングではなく、製品の特徴や、ネーミングに込められた開発者の思いに納得」(60代男性)、「しゃれっ気もあるが、45度をアラフィフと呼ばないセンスを同年代として評価したい」(40代女性)と多くの支持を集めた。
ビジネス部門1位は京阪紙工の段ボール製飛沫防止パーテーション「パパっとパーテーション」が選ばれた。「パパっと素早く組み立てられることが想像でき、社内でも使いたい」(女性50代)、「語呂もリズミカルで口に出して言いたくなる」(男性30代)と実用性に加えて響きの良さが評価された。
生活部門1位は新和の足踏み式消毒液設置台「フットラック」が選定された。「消毒するたびに今日も一日頑張って、と声をかけてもらえているようで前向きになれる」(男性30代)、「『楽』のほかに、実際に使うことでみんなが『幸せ』になれるイメージを感じる」(女性20代)などのコメントが寄せられた。
そのほか、発想力に着目したアイデアネーミング賞2件、一目で印象に残るインパクトネーミング賞1件、洗練された印象を与えるスタイリッシュネーミング賞3件、遊び心があふれるユーモアネーミング賞3件、シリーズ展開、ブランド定着しているブランドネーミング賞1件が選ばれた。さらに、片平秀貴氏(丸の内ブランドフォーラム代表)ら4人が審査員を務め、全17件の受賞ネーミングから審査員特別賞を1件選定した。
第31回 読者が選ぶ「ネーミング大賞」(2020年度)受賞一覧
賞 | ネーミング | 企業・団体名 | |
---|---|---|---|
大賞 | アラフォー傾子(ケイコ) | キャニコム | |
生活部門 | 1位 | Foot Luck(フットラック) | 新和 |
2位 | のんたっち君 | テクノプラスト | |
3位 | iCE Tee | アトリエケー | |
ビジネス部門 | 1位 | パパっとパーテーション | 京阪紙工 |
2位 | ミズヲトメ | 豊和工業 | |
3位 | マイクるジョーダン | 岩田鉄工所 | |
アイデアネーミング賞 | 押しドリくん | 大有 | |
フンデクリン | 中央スプリング製作所 | ||
インパクトネーミング賞 | 測屋平兵衛(はかりやへいべい) | テレマ | |
スタイリッシュネーミング賞 | Matoi(マトイ) | ニチホウ | |
サリバミュコサ | 協同工芸社 | ||
TEMASK(てますく) | イナバ | ||
ユーモアネーミング賞 | まるみえマスク | 井口機工製作所 | |
せっけんありますか? | トーアテック | ||
スマートフォンふきふき | 小林製薬 | ||
ブランドネーミング賞 | グリーンズフリー | キリンビール |
「読者が選ぶ ネーミング大賞」とは
「読者が選ぶネーミング大賞」は毎年、読者の投票で優れたネーミングを選ぶ表彰制度です。日刊工業新聞に掲載した新製品、新サービスなどの中から、きらりと光るネーミングをノミネート。ビジネス部門と生活部門を設定し、読者の投票によって「かっこいい」「ユーモアあふれる」「忘れられない」「とにかくぴったり」など、これから長く広く愛されていくだろうネーミングを選定し、表彰します。