セミナー


CFRP/GFRP材料規格(Material Spec)の中身とその作成に必要な材料試験実施法

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開催主旨

 軽量、高強度という特性から注目が集まるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)やGFRP(ガラス繊維繊維強化プラスチック)を主したFRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)は絶縁材料として適用の始まった湿式プリミックスを皮切りに、60年以上の歴史を有する材料です。その一方で強化繊維では、炭素繊維のグレードの多様化、ガラス繊維の長線維化が進行。さらに繊維と合わせて用いるマトリックス樹脂において、熱硬化性樹脂の硬化収縮の低減による外観改良や硬化前材料の長寿命化、熱可塑性樹脂の本格適用が進められています。これにより従来では想定されていなかった二次構造材や外観部材などへの適用が拡大したことで、CFRP、GFRPといったFRP材料の管理が最終製品の品質を決める「要(かなめ)」となるケースが増えている、ということが現実になってきています。しかしながらFRPの材料規格(Material Spec、材料スペック、材料仕様書 等も同等)に対する正しい理解とその運用は航空業界等の一部を除きほとんど機能しておらず、既に公的材料規格が存在している金属と同等に扱うという従来の開発体制という呪縛から逃れられていない、というのが国を問わず多くの業界での現実のようです。
 そこで本講演では「CFRP/GFRPの材料規格」というテーマに着目をし、前半ではその基本構成と具体的な書き方について解説を行います。さらに後半ではその規格の許容値を決めるにあたって重要なものの一つである材料試験について、その実施方法や得られたデータの解析法について解説を行います。

※予めご留意いただきたいこと
本講義では受講内容の理解を深めていただくことを目的に講師から受講者の方に問いかけがあります。予めご了承ください。

受講対象者
-FRP材料や当該材料を用いた製品の材料、設計、製造などの業務に従事している研究者、技術者の方
-FRP材料を用いた製品の材料に関する品質管理の理解を深めたい方
-FRPの材料規格を作成する、または承認する必要のある方
-FRP材料を用いた製品開発をするにあたり、品質に関する懸念や不安を低減するために必要な情報を事前に習得したい研究者、技術者の方

概要

日時 2019年 11月 29日(金)10:30~16:30
(10:00 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 38,500円(資料含む、消費税込)
※振込手数料は貴社でご負担願います。
※受講料は銀行振込で受講票及び請求書が到着次第、原則として開催日1週間前までにお支払いください。
  なお、キャンセルにつきましては開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。
  1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
主催 日刊工業新聞社
お申込みについて ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。
プライバシーポリシー
お問い合わせ先 日刊工業新聞社 総合事業局
教育事業部 技術セミナー係
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

吉田 州一郎 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

 1. なぜFRP業界では材料規格(Material Spec)が必要なのか
 1-1. CFRP/GFRP材料の適用領域の変化
 1-2. 意外にも多くの方が正確に答えられない材料規格が必要な理由
 1-3. CFRP/GFRPは「複合材料」であり「均質材料」ではない
 1-4.「公的な材料規格」がほとんど存在しないCFRP/GFRPの材料規格
 2. CFRP/GFRP製品図面における材料規格
 2-1. CFRP/GFRP製品図面での材料規格引用法
 2-2. 試作図面に引用される暫定材料規格
 2-3. 量産図面に引用される材料規格
 3. CFRP/GFRPの材料規格(Material Spec)
 3-1. 材料規格の基本構成
 3-2. 材料規格の構成詳細
 3-2-1. 規格の適用範囲
 3-2-2. 参照規格
 3-2-3. 言葉の定義
 3-2-4. 材料基本要求
 3-2-5. 品質基本要求
 3-2-6. 材料受け入れ試験
 3-2-7. 材料保管、梱包要求
 3-2-8. 材料名称定義
 3-3. 材料規格作成と議論のポイント
 4. 材料規格作成に向けた材料試験
 4-1. 材料試験の一般的なステップ
 4-2. 材料試験推進時の盲点
 4-2-1. 想定されるばらつきを考慮する
 4-2-2. 試験片と試験機の品質への配慮
 4-2-3. 評価する荷重モードの選定方法
 4-2-4. 記録の残し方
 4-2-5. 試験片の作製数と扱い方
 4-3. 静的試験
 4-3-1. 引張試験
 4-3-2. せん断試験
 4-3-3. 圧縮試験
 4-3-4. 曲げ試験
 4-4. 動的試験
 4-4-1. 応力比、周波数の設定
 4-4-2. 荷重制御か変異制御か
 4-4-3. 引張、圧縮、せん断荷重モードの動的試験
 4-5. 物理特性評価試験
 4-5-1. DSC(示唆熱操作熱量測定)を応用した材料品質保証
 4-6. 材料規格に記載する許容値の決定
 4-6-1. 材料データの製造ロットによるばらつきを考慮した回帰モデル
 4-6-2. 解析のポイント
 4-6-3. 分散分析とは
 4-6-4. A値、B値とは
 4-6-5. 解析のステップ
 質疑・応答

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