セミナー
【ライブ配信セミナー】
応用事例に学ぶ!高精度衛星測位の基礎と実用的な利用方法
開催主旨
わが国独自の測位衛星システムとなる準天頂衛星「みちびき」が2018年11月より正式運用が開始され、また利用できる周波数帯の増加により、高精度衛星測位の位置精度および利便性が向上しています。自動運転やドローン自動宅配、建設機械の自動化など様々なシステムへの搭載が始まり、高精度測位の利用の機運が高まっています。
ただし、必要な位置精度を確保し、実用的なサービスを展開するためには、GPS/GNSS/準天頂衛星システム(QZSS)の原理、種類と特徴、現在の技術的課題への理解が求められます。
本講座は、高精度衛星測位の適用事例を多数持つ講師が、高精度衛星測位の基礎から衛星測位技術種類と特徴、最新受信機の性能、応用事例までを紹介します。さらには、高精度測位の現状からその将来までを展望します。
本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。本方法での視聴が難しい方は、他の視聴方法をご案内いたしますので問い合わせ先のメールアドレスまでご連絡ください。
概要
日時 | 2021年3月25日(木)10:00~13:00 |
---|---|
受講料 | 22,000円(税込) ※振込手数料は貴社でご負担願います。 ※講座実施前の入金をお願いしておりますが、新型コロナウィルス感染症の影響を考慮し、講座実施後の入金にも対応しています。 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 大阪支社 事業出版部 セミナー係 TEL : 06-6946-3382 FAX : 06-6946-3389 E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp |
講師
プログラム
1.衛星測位の基礎知識 |
(1)単独測位の原理 (2)単独測位の精度 (3)GPS衛星とシステムの全体像 |
2.RTK測位の基礎知識 |
(1)RTK測位に必要な機器 (2)RTK測位ができる受信機 (3)RTK測位の測位精度 (4)測位精度フラグ FixとFloat (5)RTK測位の誤差要因と振る舞い (6)受信機で扱うデータフォーマット(RAW, RTCM, NMEA) |
3.最新ローコストマルチバンド受信機でのRTK測位(実演20分) |
(1)受信機の概要 (2)NTRIP Casterからの基準局データの受信 (3)オープンソース測位計算プラグラムパッケージRTKLIB |
4.高精度衛星測位の現状と将来 |
(1)RTK測位の抱える問題点 (2)各国の測位衛星システム (3)受信機コスト |
5.準天頂衛星システム「みちびき」による補完と補強技術 |
(1)みちびきの補完効果 (2)みちびきの補強効果 (3)高精度衛星測位の種類と特徴(RTK, VRS, PPP, PPP-RTK) |
6.高精度衛星測位の応用事例と普及活動 |
(1)ケーソン沈設工事への応用 (2)土壌汚染状況調査における調査地点設定システムへの応用 (3)除染に伴う空間線量率計測 (4)地下埋設物可視化システムへの応用 (5)つくばチャレンジでの利用普及 (6)トランジスタ技術によるGNSS特集 (7)GNSSロボットカーコンテスト (8)構内巡回ロボットの研究 |
7.最新の受信機の実力と動向 |
(1)最新マルチバンド受信機F9Pの性能評価① 基本性能 (2)最新マルチバンド受信機F9Pの性能評価② フィールド (3)受信機の動向(シングルバンド,マルチバンド) |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |