セミナー

【ライブ配信&録画視聴可能】
あのテルえもんが指南!

3Dプリンタ活用を前提とした
新世代の機械設計と設計プロセス
~3D設計開発で成果を上げる3Dデータの準備と形状最適化のコツ~

開催主旨

 ワールドワイドでの産業用3Dプリンタ(付加製造(AM)装置)市場は、2026年にかけて年平均成長率20.0%で推移し、樹脂向け、金属向けのいずれにおいても市場規模が大幅に拡大すると言われています。モノづくり現場で期待される導入効果は、おもに「コスト削減」「リードタイム短縮」「在庫管理の簡略化」であり、従来は早期の試作検証を目的とした用途が多数を占めましたが、治工具の内製化により開発コストと開発期間の大幅な短縮につなげるなど「一品物」の製作で導入効果を上げています。治工具と同様、対象物に応じて設計・製作するロボットハンドへの適用例が増大しつつあり、その制作例が多数報告されています。

 ただし、3Dプリンタの効果を発揮するためには、正しい3Dデータの準備が欠かせません。例えば、3Dプリンティングのみで作成可能なパーツを設計したりCAE解析(形状最適化)の結果をもとに3Dプリントするパーツ形状を最適化したりといった検討が必要です。また、以前は複数のパーツに分割していた部品を、機能性を保持したまま一体化するなど、従来の設計手法にとらわれない機械設計が求められています。
 本講座は「新世代の機械設計と設計プロセス」と銘打ち、3Dプリンタの導入効果を発揮する設計の考え方と各種設計最適化のアプローチを解説します。3Dプリンタの原理などの基礎から、製作対象の構造最適化手法の考え方、3Dプリンタの弱点を補強する手法までを具体的に紹介します。

 ライブ配信セミナーでお申込みされた方は、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時 2025年 2月 7日(金)13:00~17:00
※セミナ当日の12:00まで受付!
受講料

39,600円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)をお知らせします。

※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています(翌月末、翌々月末入金にも対応)。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

小原 照記 氏

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プログラム

1.機械設計者のための3Dプリンタの基礎知識
1-1 3Dプリンタの定義と原理
1-2 3Dプリンタの歴史
1-3 3Dプリンタの効果と活用例
1-4 3Dプリンタの利用で特に効果が高い製品例(治工具類、ロボットハンドなど)
1-5 3Dプリンタの材料・造形方式の分類
 ①材料押出法(MEX)/②液槽光重合法(VPP)/③材料噴射法(MJT)/④結合剤噴射法(BJT)/⑤粉末床溶融結合法(PBF)/⑥シート積層法/⑦指向性エネルギー堆積法(DED)
1-6 3Dプリンタの可能性
2.3Dプリンタの造形プロセスを理解し、設計に役立てる!
2-1 3Dデータの作成
2-2 3Dデータのファイル形式
2-3 造形スライスデータの設定
2-4 サポート材の設定
2-5 後処理
3.DfAM(付加製造のための設計)/3Dプリンタを生かす設計ガイドライン
3-1 設計の考え方を変える
3-2 3Dプリンタの弱点を補強する設計手法(肉厚、積層方向、分割・結合など)
3-3 構造最適化の活用
 ①トポロジー最適化と効果(軽量化など)/②ジェネレーティブデザインと複数モデルからの選択/①と②の試作検証と成果ほか
3-4 従来工法とのハイブリットな活用
3-5 3Dプリンタを利用した設計プロセス
4.開発現場で成果を上げる3Dプリンタ活用方法
4-1 3Dプリンタ導入選定のポイントとレーダチャート作成
4-2 3Dプリンタの段取りとメンテナンス
4-3 3Dプリンタ出力サービスの利用
4-4 3Dプリンタの効果的な活用事例
4-5 3Dプリンタを活用できる人材を育成するためには
5.まとめと質疑応答
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(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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