セミナー
(オンライン開催&録画視聴も可能)
移動ロボットのためのROSの使い方とマッピング&ナビゲーションの実装方法【基礎編】
開催主旨
ロボット分野において、2010年代半ば以降、オープンソースのロボット用基本ソフトウエア「Robot Operating System(ROS)」の普及が急速に進んでいます。ROSおよび関連するツールやライブラリを利用することでロボットソフトウエアを効率的に開発できるからで、ロボット研究者を中心にワールドワイドで利用されています。中でも地図ベースの自律走行に必要なノードを含むパッケージ群「ROS navigation」を利用すれば、自己位置推定や大域的な経路計画、局所的な動作計画が可能となり、移動ロボットの開発効率の向上が期待されます。AMRや協働ロボット搭載AMR(MoMas)への利用実績が増える一方、安全確保をはじめ商用展開にかかる課題があります。
そこで、本講座では産業用ロボット設備の技術開発や商用展開で実績のある講師が、ROSおよびROS navigationの各種機能から、地図生成や自己位置推定、障害物の認知・回避機能などの実装方法、商用のための安全機能・異常処理実装までを、サービスロボットへの実装例を通じて解説します。
本講座の内容を役立ててROSの移動ロボットへの展開につなげましょう。
本セミナーは、オンライン形式でのセミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。
概要
日時 | 2025年 3月 24日(月)13:00~17:00 ※開催当日12:00まで受付。後日の録画参加も可能。 |
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受講料 | 38,500円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分) ※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係 TEL : 06-6946-3382 FAX : 06-6946-3389 E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp |
講師
プログラム
1.ROS2の特徴を理解する |
1-1 ROS2の成り立ち 1-2 ROS2の特徴 |
2.ROS2のインストールと基礎知識 |
2-1 インストール方法 2-2 通信の種類 2-3 基本的な通信プログラム |
3.ROS navigation |
3-1 ROS navigationの概要 3-2 RVizのインターフェース機能 3-3 地図を作成する機能 3-4 障害物を検知する機能 3-5 ロボットの位置・姿勢を計算する機能 3-6 移動経路を示す機能 |
4.Navigation2について |
4-1 Planner機能詳細 4-2 コストマップ機能詳細 4-3 amcl機能詳細 4-4 コントローラ機能詳細 4-5 ビヘイビア機能詳細 4-6 デモンストレーション |
5.移動ロボットの安全性確保 |
5-1 安全規格の考え方について ①ISO 3691-4/②ISO 10218-2、ISO/TS15066 5-2 考慮すべき安全対策 ②転落・衝突防止対策事例/②周囲の人間への安全対策事例/③異常発生時の対策事例 |
6.ROS1からROS2への移行 |
7.質疑応答 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |