セミナー

【ライブ配信・録画視聴も可能】
ROSを使ったマニピュレータ制御入門【商用ロボット活用編】
~商用のためのROSの活用方針から実用を意識したROS展開、安全機能・異常処理実装まで~

開催主旨

 ロボット分野において、2010年代半ば以降、オープンソースのロボット用基本ソフトウエア「Robot Operating System(ROS)」の普及が急速に進んでいます。ROSおよび関連するツールやライブラリを利用することでロボットソフトウエアを効率的に開発できるからで、ロボット研究者を中心にワールドワイドで利用されています。近年は、産業用途においてもロボット応用システムの開発効率化を目的に利用されつつあり、ROS対応の協働ロボットの登場が、こうした動きに拍車をかけています。実証システムや社内システムへの利用実績が増える一方、商用展開に課題を感じる方は多く、商用ロボットでの実装は限定的なままとなっています。
 そこで、本講座では産業用ロボット設備の技術開発や商用展開で実績のある講師が、 商用のためのROSの活用方針から実用を意識したROS展開、安全機能・異常処理実装までを解説します。ニーズの高いナビゲーションロボットやロボットアームに加え、サービスロボットへの実装例を通じて説明します。
 本講座の内容を役立ててROSの商用ロボットへの展開につなげましょう。

 本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。

概要

日時

2024年 6月 7日(金)13:0017:00

※開催当日12:00まで受付。録画参加も可能。

受講料

38,500円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)
※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)をお知らせします。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

滝沢 一博 氏

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プログラム

1.ROS/ROS2の概要
1-1 ROS/ROS2の基本的な考え方
1-2 ROS/ROS2で構築するロボットのソフトウエア構造について
2.商用利用を意識したROS活用について
2-1 商用ロボットに必要なこと
2-2 商用ロボット開発におけるROSの活用方針
3実用を意識したナビゲーションロボットへのROS展開.
3-1 ROSナビゲーションの概要について
3-2 ROSが担なわせるべき機能について
3-3 ROSが担ってはいけない機能について
3-4 ROSと非ROSシステムの結合について
4.実用を意識したアームロボットへのROS展開
4-1 ROSアーム制御の概要について
4-2 ROSが担なわせるべき機能について
4-3 ROSが担ってはいけない機能について
4-4 ROSと非ROSシステムの結合について
5.サービスロボットの安全機能について
5-1 サービスロボットに必要な安全機能
5-1 安全機能の実装を意識したROSの活用ついて
6.サービスロボットの異常処理について
6-1 サービスロボットに必要な異常処理
6-1 異常処理実装を意識したROSの活用について
7.質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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