セミナー

【ライブ配信&録画視聴も可能】
加工プログラム完全自動化時代における
CAMおよび切削加工の基礎と学習するCAMシステムの効果的活用法

開催主旨

 NCプログラムの作成を支援するCAMソフトウエアが当然のように使用されています。ただし現状のCAMソフトウエアでは、加工領域の選択や境界条件の設定、加工条件の決定など、ユーザー側に高度な判断が求められます。多品種少量生産がより進展する中、NCプログラムを作成する前段取り工程は増大しており、ある統計ではNCプログラムの作成が製造コストの50%を占めると言われます。そこで期待されているのが、NCプログラムを簡便かつ自動生成するCAMシステム(例えばARUMCODE1)です。その利用により圧倒的な効率化が達成されつつあり、今後は、こうしたシステムを効果的に利用するスキルが求められる時代になると予想されます。一方で、制御盤を直接操作してNCプログラムを作成している現場もまだまだあり、こうした作業の効率化も課題となっています。
 本講座では、切削加工とCAMの基礎の解説を通じて、これら両者の課題への対応力の獲得を目指します。前段に、スマホ上で作成できるCAMソフトウエア(フリーソフト)上での切削条件などの操作体験を通じて、加工現場におけるNCプログラムの作成にかかる効率化を学びます。後段では、最近の機械加工の自動化の動向に加え、学習するCAMシステムの「中身」の解説を通じて、その効果的な活用方法のヒントを掴みます。さらには、完全自動化時代における機械加工現場の展望を通じて、今後の現場作業者に求められるスキルや競争力のある加工現場のあり方を考察します。
 機械加工の自動化をはじめとする工場DXに取り組む方や、NC工作機械などを扱う技術者、製造業に進出したいAIベンダーおよび同分野に関心のあるデータサイエンティストの参加をお薦めします。
 

【おもな受講対象】
工作機械メーカー・CAD/CAMメーカーの開発担当、旋盤加工・フライス加工の若手現場担当者、CAD/CAMユーザー、工場DX担当、現場サイエンティスト
製造業への進出を検討するAIベンダー、データサイエンティスト

 本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。

概要

日時

2024年 4月 18日(木)13001700

※開催当日12:00まで受付

受講料 36,300円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)
※振込手数料は貴社でご負担願います。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。
主催 日刊工業新聞社
協力 BESTOWS株式会社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

西田 勇 氏

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プログラム

1.機械加工の完全自動化の動向
1-1 わが国製造業が抱える課題(労働人口不足、DX化への遅れなど)
1-2 進展する多品種少量生産への対応と難しさ
1-3 NCプログラム作成にかかる多大な工数(製造コストの50%を占める)
1-4 市販CAMソフトウエアの課題
  (加工領域の選択、境界条件の設定、加工条件の設定など)
1-5 機械加工自動化の必要性
2.切削加工とCAMの基礎
2-1 切削加工の基礎
①切削加工の各種名称/②切りくずの形状/③切削加工による熱の発生と工具寿命への影響/④二次元切削理論/⑤工作機械と切削工具/⑥エンドミル加工における切削抵抗(瞬間切削力モデル)/⑦エンドミル加工の加工方向/⑧切削条件の検討/⑨切削加工における工具摩耗/⑩切削の効果/⑪被削材と工具の材質
2-2 2次元CAMで学ぶCAMの基礎と現場活用
①2DCAM and DXF Maker&BESTOWS Milling/②加工条件の設定/③工具経路の解析/④STLデータの編集/⑤作成した加工パスの検証(遠隔から切削加工)/⑥これらツールによるNC工作機械の最大活用
3.学習するCAMシステム(NCプログラム自動生成)
3-1 3-1 加工条件決定の自動化にかかる課題
3-2 CADモデルデータ形式の課題
3-3 CADモデルデータの形状解析(加工フィーチャ)
3-4 NCプログラムの自動生成のアプローチ
①加工除去領域の抽出/②加工除去領域・幾何学的特徴・加工条件の紐づけ/③工具経路の算出
3-5 NCシミュレーションによるプログラム補正
①ボクセルモデルを用いた切削シミュレーション/②加工誤差の予測を補正/③被削材と工具の干渉判定/④切削力(工具男性変形)を考慮した工具送り速度の補正
3-6 提案手法によるNCプログラム自動生成の流れ
3-7 提案手法による形状解析レベルと加工精度
3-8 提案手法による加工例と利用効果(工数削減、稼働率の向上、製造原価低減など)
4.完全自動化時代における機械加工現場の展望
4-1 提案システムの自動化の拡張(完全自動マシニングシステム)
4-2 機械加工へのAI(機械学習)適用にかかる課題
4-3 学習するCAMシステムのライフサイクルマネジメント
  (最適な加工条件・工具の抽出の精度を維持・向上するには)
4-4(中小製造業)機械加工現場のさらなるDX化
5.質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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