セミナー
【ライブ配信&録画視聴も可能】
生産現場を進化し、不良ゼロにつなげる
「自工程完結」の具体的な進め方
開催主旨
自工程完結は、「品質は工程でつくり込む」というトヨタの基本理念から生まれた取り組みとして知られています。自工程完結を達成するためには、作業者1人ひとりが主役となって改善に取り組むことが重要で、具体的な、自身が担当する工程の作業の良否を用意に判断できるよう設計・設備・作業方法の観点から、良品をつくり込むための良品条件などを整備する必要があります。かつて、トヨタでは「水漏れゼロ活動」において約800工程に及ぶ2000項目の作業を精査し、水漏れにかかる市場クレームを激減したと言われています。
本講座では、各現場における自工程完結の取り組みを通じて、自工程完結による品質つくり込みのアプローチを解説します。具体的には、「仕事の目的・目標」「業務プロセス」「良品条件」「良否判断基準」から構成される「気づきシート」の活用方法や、自工程完結の取組体制、自工程完結を品質および生産性の向上につなげるためのアプローチを紹介します。
自工程完結の取り組みは、生産現場における品質向上に加え、オフィス業務の生産性向上にも寄与することが認められ、各職場で成果を上げています。生産管理に関わる方はもちろん、マネージャークラスの方の参加もお奨めします。
本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。本方法での視聴が難しい方は、他の視聴方法をご案内いたしますので問い合わせ先のメールアドレスまでご連絡ください。
概要
日時 | 2022年 7月 6日(水)13:00~17:00 ※開催当日12:00まで受付 |
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受講料 | 33,000円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分) ※振込手数料は貴社でご負担願います。 ※講座実施前の入金をお願いしておりますが、新型コロナウィルス感染症の影響を考慮し、講座実施後の入金にも対応しています。 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
協力 | 豊田エンジニアリング |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 西日本支社 事業出版部 セミナー係 TEL : 06-6946-3382 FAX : 06-6946-3389 E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp |
講師
プログラム
1.TPSにおける品質への取り組み |
1-1 企業の現状と目的 1-2 トヨタ生産方式(TPS)の進化・発展 1-3 自働化 — 品質は工程で造り込む 1-4 チームメンバと実施する職場活動 1-5 品質確認作業の見える化 1-6 異常を見つける仕組み 1-7 品質への姿勢 |
2.自工程完結とは |
2-1 自工程完結のルーツと狙い 2-2 自工程完結の2つの活動 2-3 2つの自工程完結活動の比較 |
3.製造現場における自工程完結 |
3-1 元気の出ない人がいる…なぜ? 3-2 製造現場の自工程完結活動 3-3 自工程完結~仕事の品質 3-4 自働化の「自工程完結」の進め方 3-5 品質保証の方法と考え方 3-6 発生防止と流出防止 3-7 事例:製造現場における自工程完結 |
4.製造スタッフ部門の自工程完結活動 |
4-1 スタッフの自工程完結 4-2 自工程完結の進め方 4-3 自工程完結の業務プロセスを描く 4-4 事例:設計での作業工程 |
5.スタッフ部門における更なる自工程完結 |
5-1 仕事のやり方は進化しているか? 5-2 アプローチと取組体制 5-3 自工程完結の目指すこと 5-4 自工程完結におけるプロセス設計 5-5 気づきシートの活用 |
6.マネージャーの役割 |
7.スタッフの嬉しさ、5カ条 |
8.マネージャーの役割嬉しさ、5カ条 |
9.自工程完結(自分の仕事)の進展 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |