セミナー

【ライブ配信&後日の録画視聴可】
トヨタが実践する!利益を生み続ける「工場の原価管理」
工場原価管理を利益に結び付ける手法

開催主旨

 トヨタでは作業者から経営者・管理者まで全員が常に原価を意識して仕事をしています。なぜそういった意識を持つことができるのか。それは、モノのつくり方で原価が変わるということを全員が経験しているからです。利益の源泉は、工場において実績原価を把握し、設計と一体になって量産当初から利益の出るモノづくりの仕組みを造り上げていることにあります。
 トヨタのモノづくりはもちろんトヨタ生産方式(TPS)の考え方や仕組みをもとにしていますが、それに加え、資源・資産を最も効率的に使い、仕事の付加価値を最大限にする努力をしています。原価管理では利益目標を定め、原価を企画し、原価目標を定め、見積もり、原価を達成し、維持・改善し、それらのPDCA(Plan、Do、Check、Action)は新たな商品企画へと引き継がれていきます。特に、原価改善活動では、身近な現場で原価を見える化することにより原価意識が高まり、原価改善の達成が会社の収益につながることで会社への貢献を実感できます。
 本講座では、モノづくりにおける「生産性を追求し続ける仕組み」「原価維持・改善(原価低減)を追求し続ける仕組み」「在庫を低減する仕組み」の3つの仕組みに加え、工場の原価管理がどのように行われ、会社の収益向上につながっていくかを解説します。

 本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時

2024年 9月 3日(火)13:0017:00

※当日参加は開催当日12:00まで受付。

受講料

39,600円(テキスト代、後日の録画視聴代、税込・1名分の参加費となります)※テキストはメールでお知らせします。
※当日参加・録画参加、共通の受講料となります。振込手数料は貴社でご負担願います。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。

※予定の変更により録画での参加に変更することも可能です。

主催 日刊工業新聞社
協力 豊田エンジニアリング
問い合わせ先 日刊工業新聞社
西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

土屋 幸洋 氏

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プログラム

1.原価管理鳥瞰図
1-1 価格・原価・利益の関係式
1-2 原価管理鳥観図
1-3 全部署の参加で原価を作り込む活動
2.経営指標と会社経営・工場運営
2-1 経営指標とTPSによるモノづくり
2-2 見える化マネジメント(Visual Management)
2-3 企業価値を上げ続ける活動
3.トヨタ生産方式(TPS)と儲ける力(原価への取組み)
3-1 トヨタ式を成立させる条件と継続的に利益を上げる会社の仕組み
3-2 生産計画(平準化)
3-3 整流化(シンプルで停滞のない工程編成)
3-4 自働化(自工程完結)
3-5 TPMマネジメント(設備の良品条件の維持管理)
3-6 ムダの削除(7つのムダ)
3-7 リードタイムの最適化
3-8 リードタイム短縮の効果(リードタイム短縮と原価低減・収益向上)
4.財務会計と管理会計の違い
4-1 財務会計
4-2 財務会計だけでは実体がわからない原価
4-3 トヨタ生産方式(TPS)と財務指標
5.原価管理の導入
5-1 商品企画から量産までの流れ
5-2 利益計画から原価管理へ
5-3 原価維持と改善活動
6.工場の内製原価(工場総費用管理について)
6-1 価格と原価
6-2 内製原価と現場管理費目
6-3 内製原価の構成
6-4 内製原価の費目(工場総費用原価の費目)
6-5 変動費と固定費、固定費と変動費の削減
6-6 直課と配賦
6-7 償却費
7.工場総費用システム
7-1 原価維持・改善活動のフレームワーク
7-2 工場総費用管理のフレームワーク(コストセンター)
7-3 工場総費用における変動費と固定費
7-4 各費目の区分
7-5 工場総費用システム
7-6 ショップ別管理
8.工場の原価維持・改善
8-1 原価維持・改善活動のフレーム(演習 経済性検討)
8-2 工場総費用製品別原価の位置付け
9.製造現場の見える化(原価管理指標)
9-1 製造現場の7大任務
9-2 7大任務の見える化ボード
9-3 現場でできる使用量管理(基準に対する実績)
9-4 保全コストマネジメント
10.工場経理のマネジメントと原価マネジメントができる人財育成
 
11.質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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