セミナー

【ライブ配信講座&録画視聴も可能】
トヨタが実践!工程編成と構内物流の具体的な進め方、EV投入に向けた革新的ライン構築法
~レイアウト改善につながる「物と情報の流れ図」を使った物の流し方とギガキャスト・自走組立ライン導入への対応~

開催主旨

 「整流化」、すなわち「工程の流れ化」は流れで物をつくることであり、逆に、流れの滞るところには物の停滞が生じ、在庫が発生し、リードタイムが長くなります。結果、在庫スペースを確保するムダ、積み替え・詰め替えなど運搬のムダ、パレット・収容箱など運搬具のムダ、品質劣化・陳腐品・長期滞留品・死蔵品のムダ、帳簿と現物の在庫管理のムダ・・・などにつながります。
 整流化を図る狙いはリードタイムの短縮であり、在庫が削減されればリードタイムが短くなり、品質も向上します。また、生産性も格段に高めることができます。
 本セミナーでは、整流化を進める上での物の流れのつくり方、人の動きのムダを排除した作業の流れのつくり方などを「物と情報の流れ図」で整理し、構内物流および工場レイアウト改善につなげる手法を解説します。具体的には、リードタイム短縮のための工場ライン構成と物の流し方、物と情報をセットにした構内物流の生産統制の進め方、機能的な向上レイアウトの進め方などを具体的に紹介します。さらには、ギガキャストや自走式組立ラインの導入などEV投入に向けた革新的なライン構築に向けた動向と、EV製造においても安定的に利益を上げる手法も解説します。
 講座実施後は録画での復習も可能です(10日程度)。

 本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時

2024年 9月 25日(水)13:0017:00

※開催当日12:00まで受付

受講料

38,500円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)
※振込手数料は貴社でご負担願います。講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※テキスト(PDF)はメールにてお知らせします。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。録画視聴は講座終了後10日間にわたり何度でもご確認いただけます。

主催 日刊工業新聞社
協力 豊田エンジニアリング
問い合わせ先 日刊工業新聞社
西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

土屋 幸洋 氏

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プログラム

1.SC(サプライチェーン)について
1-1 生産のリードタイムと開発のリードタイム
1-2 生産のリードタイムが長いと何が悪いのか?(リードタイムが短いと何がよい)
2.トヨタ生産方式のコンセプト(JITと品質)
2-1 工程の流れ化・整流化―モノの同期化
2-2 少ロット生産
2-3 タクトタイム生産
2-4 少人化
2-5 後工程引き取り(Pull生産)
2-6 かんばん方式(かんばんの種類・取り回し・ロット生産のかんばんの取り回し)
2-7 平準化(平準化の狙い・方法・平準化の実例・押し込み生産の問題点)
3.リードタイムの実態
3-1 リードタイムとは(正味作業の定義・7つのムダ)
3-2 リードタイムの実例(工程内仕掛在庫の改善・リードタイム短縮改善と原価低減・収益向上)
4.うまい工程編成~工程の整流化
4-1 リードタイムの短縮を考慮した工程編成
4-2 リードタイム短縮の考え方
①流れをシンプルに/②さらなるリードタイムの短縮(ロット生産→小ロット生産へ)/③整流化ができている工場(どこに店を開くか)/④段替時間の短縮と改善のステップ/⑤生産量と仕掛けの対応
5.セル生産工程設計
5-1 同期セル生産方式の考え方
5-2 セル工程のライン連結
6.リードタイム分析:物と情報の流れ図作成
6-1 工程区分・工程フローを描き出す(工程の全体)
6-2 リードタイムを描き出す
6-3 物と情報の停滞個所を洗い出す
6-4 停滞個所を全工程もれなく顕在化する
7.リードタイム分析手順
7-1 リードタイム分析図(リードタイムを最適化)
7-2 リードタイム分析図の作成
8.工場内物流の例
8-1 運搬の形態
8-2 後工程引き取りを基本にした工程間物流
8-3 工程間運搬とその方法
8-4 物流箱の標準化
9.工場~販売のリードタイム
9-1 配送計画の立案から配車(JITの考え方)
9-2 ものづくりは欲しい順番に完成させるのが原則
10.開発部門の工程フロー
10-1 開発・試作・評価は受注生産
10-2 自工程完結により後工程に不良品を出さない
10-3 リードタイムマップの整理
11.物の流れのIoT化
11-1 ものづくりスマート化の方向性
11-2 サプライチェーンの再構築
11-3 生産現場のIoT化
12.リードタイム短縮の効果
12-1 リードタイムが短縮すると何がうれしい
12-2 トヨタ生産方式(TPS)と財務指標
12-3 在庫は「罪庫」と言う
12-4 工場運営の仕組み構築へ
13.EV投入に向けた革新的ライン構築
13-1 ギガキャストと自走組立ラインの導入
13-2 生産工程1/2への取り組みと大幅な固定費削減
13-3 EV製造でもモノの流し方の思想は不変!
12-4 EV製造ラインでも安定的に利益を上げるには?
14.質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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