セミナー

ライブ配信&参加特典付きセミナー
技術の目利きを継続的に育成し
持続的内部成長を実現するための

研究開発テーマの創出・評価の仕組み実践方法・進め方
~コア技術創出による新事業創出につながるテーマ創出法~

開催主旨

 顧客ニーズに対応した商品開発テーマの創出に比して、新規事業や革新的商品につながる研究開発テーマの創出については様々な手法があり、自社の取り組みに適したものを選択することが求められます。
 本セミナーは、新商品・新事業につながる研究開発テーマの創出について、組織的な仕組みに加え、技術者目線での実施事項を解説します。特定の手法(ベストプラクティスにつながった手法)に限定せず、講師が様々な方法論を比較検討した内容を踏まえて、企業活動に適した手法を提示します。本講座を通じて自社やご自身に合った進め方や方法論を見出すことが出来ます。
 継続的に研究開発テーマを創出することで会社の内部成長を提案したい研究開発部門の方や、自ら研究開発テーマを創出したい技術者の方に好適な内容となっています。また、2時間圧縮で、かつ録画視聴による復習が可能な「タイパ重視」の講座となっています。

【受講者特典】
参加者に、自社の研究開発の状況を診断するための問診票と修正のためのガイドラインを進呈いたします。そのほか課題明確化のためのオンライン会議などの特典もございます。

 本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時

2024年 9月 20日(金)15:00~17:00

※開催当日14:00まで受付。

※講座終了後10日間にわたり録画視聴が可能です。

受講料

24,200円(テキスト代、税込、受講特典、録画視聴込み、1名分)
※当日参加、録画参加共通の受講料となります。振込手数料は貴社でご負担願います。

※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

中村 大介 氏

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プログラム

1.研究開発部門を取り巻く環境
1-1 できて当然の成長マトリックスをなぜ実践できないのか?
1-2 なぜおもしろいテーマ創出ができないのか?
1-3 研究開発テーマでよくある誤解
1-4 よくある研究開発部門の失敗例
1-5 「10%ルール」でよくある失敗例
1-6 「技術の棚卸」でよくある失敗例
1-7 「ステージゲート」でよくある失敗例
1-8 新規の「大粒」テーマ創出ができなのは、なぜだかわかっているか?
1-9 技術戦略は「テーマ選択の結果」で決まる
2.経営者が欲しがるR&Dパイプライン
2-1 営業利益率とROEを同時に高めるのがよいテーマ
2-2 R&Dテーマのパイプライン・マネジメント
3.R&Dテーマのパイプライン
3-1 R&Dパイプラインを構築すると何が起きるのか
 ①どの程度の工数でどの程度のテーマが創出されるのかが読める
 ②独自の技術プラットフォームにより競争優位性のあるテーマが創出される
 ③有望テーマから投資対効果を最適化する選択(技術戦略)が可能になる
 ④利益倍増を達成できそうなテーマ群を期待値にもとづいて説明できる
3-2 R&Dパイプラインのメリット事例
 ①テーマ創出法マニュアル通りに実践し、テーマ創出の成功確率を上昇
 ②テーマに技術者を投入してプラットフォームを構築
 ③ゾンビテーマを宣告でき、2年間で2/3が有望テーマに
 ④潜在ニーズを新規技術プラットフォームにより実現
4.利益を倍増するR&Dパイプラインの全体像
4-1 R&Dテーマのパイプライン・マネジメント
4-2 技術マーケティングは営業も変わる!何がかわるのか
4-3 プラットフォーム技術と商品開発
4-4 多技術人材・T字型人材がイノベーションの源泉
4-5 プラットフォーム技術が商品を生み出す
4-6 プラットフォーム開発のサイクルを回すことでイノベーション枯渇を防ぐ
4-7  R&Dパイプラインを支える仕組み
4-8 ゾンビテーマは整理し、ベビーテーマを増やす資源配分システム
5.研究開発テーマの創出法
5-1 技術の棚卸手法は死んだ!コア技術理論は死んだ!
5-2 正しい技術の棚卸方法とは?効果的な活用方法とは?
5-3 それでもなぜ棚卸をするのか?
5-4 技術の棚卸をしない理由
5-5 フォーキャストをバックキャストで補う
5-6 コア技術の用途探索
5-7 ソリューション技術の開発の流れ
6.研究開発テーマの創出に成功した高収益企業の事例
6-1 P&G:消費者調査の必要性
6-2 花王:潜在ニーズへの言及
6-3 東レ・旭化成:コア技術の深堀と融合
6-4 シマノ:潜在ニーズをどのように発掘するのか
6-5 村田製作所:優れたテーマ創出の事例・潜在ニーズの先取り
6-6 キーエンス:セットメーカーでのソリューション技術のテーマ創出法
7.研究開発テーマ創出の大原則
7-1 目指すテーマの方向性(樹脂メーカー、軸受メーカーなどの例)
7-2 アイデア発想をどのように起こすのか?
7-3 部品メーカーのケース
 ①サプライチェーン全体を把握する、②“顧客の顧客”の開発動向の把握、③顧客の潜在ニーズ発掘、④既存事業の範囲内で出せるアイデアは、⑤用途探索的なアイデア
7-4 B to B材料メーカーのケース
 ①材料メーカーでありがちな顧客要望、②潜在ニーズをどう発掘するか、③顧客商品の売り場を探索、④口コミサイトでの確認、⑤研究テーマ候補アイデア、⑥技術プラットフォームによるビジネス提案、⑦技術カタログで技術マーケティングをする、⑧用途探索をどう行うか、⑨用途探索の後はなにをするのか
7-5 B to Cメーカーのケース
 ①潜在ニーズ志向の基礎研究、②基礎研究の潜在ニーズへの結び付け、③文献調査はここまでは調査する、④自社コア技術で提供できる顧客価値、⑤越境と顧客ニーズとの結び付け、⑥商品が進化して陳腐化し、顧客要望対応になる
7-6 誰でもテーマ創出できるようにするにはマニュアル化が必要
8.経営幹部の実践事項
8-1 両利き経営の理想
8-2 テーマごとの成熟可視化
8-3 潜在課題発掘活動と用途探索活動の成果
8-4 事業の新陳代謝
8-5 インプットとアウトプットを明確にする
8-6 経営者・経営幹部としての実施事項
 ①ギャップを明確に、②活動内容・活動量を明確に、③人材に時間と資源を与える
9.テーマ創出の基本的枠組み
9-1 ヒマにする:なぜテーマ創出に成功しないのか
9-2 ノウハウを教える:テーマ検討の進め方
9-3 要求する:MBOやKPIで統制を
10.まとめ&講師からの特典(研究開発ガイドラインの提供、後日のオンラインによる課題明確化会議の実施等)
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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