セミナー
【ライブ配信&参加特典付きセミナー】
技術の棚卸・コア技術の抽出と技術戦略の進め方
~技術プラットフォームの形成による技術基盤・事業基盤の整理・強化方法~
開催主旨
日本企業のR&Dでは、個別の研究開発案件は多数あるものの方向性が統一されていない傾向にあります。また、他社との相乗効果が得られないという課題もありますが、多くはコア技術(キーテクノロジー)が定義されていないがゆえ強みとなる技術となり得ず、結果、競争優位性が得られていません。
個別の開発テーマにおいても、強固な競争優位を確保するためにはコア技術が競合よりも強化されている必要があり、その際は、早期の開発の着手が求められます。
本セミナーでは、技術の棚卸しやコア技術の抽出の方法論について、理論や事例を比較検討し、複数の方法を提案。参加者特典となる自社の研究開発の状況分析を踏まえて最適な方法を選択し、自社の研究開発の方向性の修正につなげます。
今後の全社戦略に着手しようとする研究開発部門の方が、実際にプロジェクトに入る前に役に立つ内容となっています。また、2時間圧縮で、かつ録画視聴による復習が可能な「タイパ重視」の講座となっています。
【受講者特典】
参加者に、自社の研究開発の状況を診断するための問診票と修正のためのガイドラインを差し上げます。また、課題を明確化するオンライン会議の実施などの特典もあります。
本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。
概要
日時 | 2024年 12月 18日(水)15:00~17:00 ※開催当日14:00まで受付 |
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受講料 | 24,200円(テキスト代、税込、参加特典込み、録画視聴、1名分) ※開催決定後、受講にかかります受講料の請求書(PDF)をメールでお知らせします。 ※振込手数料は貴社でご負担願います。 ※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係 TEL : 06-6946-3382 FAX : 06-6946-3389 E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp |
講師
プログラム
1.そもそも技術戦略とは? |
(1)技術戦略/全社的なもの/部門単位のもの/テーマ単位のもの (2)研究開発に求められるものの変遷を振り返る (3)全社技術戦略が求められる背景/持続的成長の実現 (4)理論背景SCPモデル/VRIO/コアコンピタンス/競争優位性 |
2.技術戦略の成功事例とその適用範囲 |
(1)コア技術からの染み出し・派生/日東電工・富士フィルム(両方) (2)コア技術の深堀り・融合/東レ・旭化成(全社型) (3)ソリューション型/キーエンス・ヒロセ電気(個別型) (4)顧客との共創/村田製作所・東京エレクトロン(個別型) (5)コストリーダーシップ/ファナック(全社型) (6)サイテキ技術追求型/トヨタ(全社型) |
3.技術戦略の5W1H |
(1)全社技術戦略は誰が、何を目的に、いつ、どのように始めるか (2)個別の技術戦略は誰が、何を目的に、いつ、どのように始めるか (3)事業部の技術戦略は誰が、何を目的に、いつ、どのように始めるか (4)技術戦略の影響範囲と拘束力/予算と執行/正当性 (5)特に全社技術戦略の開始タイミングの勘所について、準備の目安 |
4.個別技術戦略の進め方と評価 |
(1)評価のあり方 ゲート1付近/ゲート2付近/ゲート3付近 (2)暖め方 ゲート1付近/ゲート2付近/ゲート3付近 (3)ユーザーニーズ調査/IPランドスケープ/調査会社活用 (4)競合調査/IPランドスケープ/調査会社活用 (5)戦略オプションとそれに沿った技術開発項目を明示させる重要性 (6)戦略のフロントローディング/戦略と技術開発が整合していないケース (7)個別技術戦略のフォーマット、記載レベル (8)評価主体とGo/Killの判断/評価基準の運用とその例外 |
5.全社技術戦略の進め方と成果 |
(1)全社技術戦略の目指す成果/コア技術抽出/コア技術とテーマとの連携 (2)技術の棚卸し手法/価値ベース型/機能ベース型/技術ベース型 (3)トレンド分析手法/用途探索手法(IPL)/市場規模調査/事業イメージ (4)競合調査手法/IPランドスケープ/競争優位性の概略設計/ (5)要求技術の明確化/共有化出来る技術の発掘/深堀手法の調査 (6)コア技術候補の考案・要件整理/抽出基準策定/コア技術抽出 (7)抽出基準について/波及効果/独自性/難易度/コスト (8)全社技術戦略の内容/拘束力について/戦略の見直し頻度/ムラの取り扱い |
6.技術戦略策定プロジェクトの進め方 |
(1)ステップ1 現状の正確な評価 全社技術戦略段階か個別段階か (2)ステップ2 技術の棚卸し (3)ステップ3 トレンド分析(PEST、市場調査) (4)ステップ4 競合調査、競争優位性の設計 (5)ステップ5 コア技術の抽出 (6)ステップ6 技術戦略のとりまとめ |
7.まとめ・講師からの特典(研究開発ガイドラインの提供、後日のオンラインによる課題明確化会議の実施など) |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |