セミナー

オンライン開催!録画視聴も可能!
CAEを活用した強度設計と構造解析の診断手法、CAE構想設計の進め方
~解析結果のケーススタディを通じて壊れない部品・機械のカタチを掴む!~

開催主旨

設計現場で培われた経験に基づき、メッシュ作成のコツ、境界条件のコツ、解析結果の信頼性確認や、構造解析結果の診断方法などを解説するので、初心の設計者でも機械部品の強度設計スキルが習得できる!

 設計者CAEの課題は、解析条件の設定の難しさと、結果の診断方法が難しいことにあります。解析条件次第では結果が大きく変わってしまい大きなミスにつながる場合がありますし、解析結果の読影にミスがあると正しい対策を行えなくなります。
 3DCADの普及に伴い、CAEによる構造解析がより身近になってきていますが、まだまだ設計者の普段使いの道具ではありません。“メッシュ、境界条件、コンター図”などの専門用語がならび、解析のハードルを高くしています。しかし材料力学での強度計算には限界があり、一般的な部品形状の強度計算も正確にできないのが現状です。
 本セミナーでは設計者を対象に、部品設計でよく利用する色々な形状を題材にして、強度比較を行い形状の診断結果をわかりやすく解説します。例えば丸穴と角穴の強度や、たわみの違いを定量比較して、長所と短所を探っていきますので、設計ハンドブックのようにCAEソフトを持っていなくとも強度設計に活用していただけます。また、実際の比較はCAEを利用しておりますので、その解析結果(応力コンター図)を、まるで医師がレントゲン写真から病巣を見つけるように、構造解析の診断方法もケース毎に詳しく解説していきます。さらには、構想設計段階でのCAEの適用により構想設計の品質向上につなげる「技」も紹介します。


 ライブ配信セミナーでお申込みされた方は、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時 2024年 7月 29日(月)13:00~17:00
会場

オンライン(ZOOM)、後日の録画参加(録画視聴も可能)

※受講者による当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。

受講料

39,600円(資料含む、録画視聴、消費税込)

配布資料
配布資料は開催2日前に郵送にて配送します。ミーティングリンクはご登録されましたメールアドレスにお知らせします。なお、開催直前にお申込みされました方は、配布資料のお知らせが遅れることをあらかじめご承知おきくださいませ。

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込について ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。
⇒ プライバシーポリシー
問い合わせ先

日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー事業部

TEL: 06-6946-3382
FAX: 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

高橋 和樹 氏

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プログラム

1.改めて強度計算の基礎を押さえる
1-1 強度確認に必要な応力と歪み
1-2 応力とひずみの関係を確かめる
1-3 CAE(構造解析)による応力計算
1-4 材料力学による強度計算の限界とCAEの利点
2.計算結果の表示と評価
2-1 変位の見方と解釈
2-2 応力の見方と解釈
3.解析結果への影響因子と改善の考え方
3-1 変位・固有振動数へのメッシュ分割の影響
3-2 応力(ひずみ)へのメッシュ分割の影響
3-3 荷重の影響
3-4 分割が粗いために発生する問題
3-5 みんな躓くメッシュ・境界条件の正しい設定
4.基本要素の検討でCAEを適用・アセンブリへの適用のコツを掴む
4-1ブラケット部品を題材にCAEの計算結果の評価方法を知る
 4-1-1 ブラケット部品の強度をCAEで評価してみます
 4-1-2 CAEでより良い設計案をみつけてみよう
4-2 板金部品の強度をCAE(構造解析)で計算する
 4-2-1 板金の穴形状が強度にどのくらい影響するか調べる
 4-2-2 板金の配列穴形状の強度を調べます
 4-2-3 切り欠きを持つ板金形状の強度を調べます
 4-2-4 板金部品の板厚が強度にどのように影響するか調べる
 4-2-5 リブ(曲げ)をつけると板金部品の強度は上がるか
 4-2-6 半抜きリブは強度アップ効果があるのか
 4-2-7 波型板金部品の強度
4-3 シャフト部品の強度をCAE(構造解析)で計算する
 4-3-1 段付きシャフトの強度はどうなるか
 4-3-2 段の位置による強度変化
 4-3-3 段付きシャフトの角処理で強度を確保する
 4-3-4 溝付きシャフトの強度低下を調べる
4-4 梁(はり)の強度をCAE(構造解析)で計算する
 4-4-1 梁(はり)の曲げに対する強度
 4-4-2 梁の断面形状別の曲げに対する強度
 4-4-3 梁の断面形状別のねじりに対する強度
 4-4-4 その他 断面形状の曲げに対する強度
5.剛性・強度を確認しながらの設計の進め方
5-1 3DCADとの併用による設計者CAEの実現
5-2 設計者CAEは2次要素・線形解析で行おう
5-3 剛性検討の進め方
5-4 強度検討の進め方
6.CAEを活用した効率的な構想設計(構想CAE)の進め方と設計品質の向上
6-1 CAEを活用した新たな構想設計
6-2 構想CAEの効果(構想設計の効率化・高品質化など)
6-3 構想CAEの進め方
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