セミナー

ビギナーからベテランまで
【加工・設計・生産技術者】のための

元素から見る 鉄鋼材料と切削の基礎知識
~ JIS鋼材材料と切削の、頼りになる基礎固め~

開催主旨

すべての鉄鋼材料は、添加元素を「加熱と冷却」によって結晶させ、さまざまな用途に合わせた効果が発揮されるように作られています。

鉄鋼材料を理解するには、材料の特性を押さえたうえで、最適な工具と加工条件の工夫が必要です。どのような仕事でも現場の工夫には、基本となる知識が最も重要になり、このたびのセミナーの「プログラム」はその内容で構成されています。

具体的には、鋼、ステンレス鋼、鋳鉄のJIS鋼材3種類について切削加工における工具選定と加工条件の基礎知識を説明いたします。

 

【仕事を始めて5年ほどの方】は、ひと通り経験して現場用語にも慣れたこの時期に、関連知識を初めから学ぶことをお勧めします。 
【10年~15年の経験者の方々】は、これからのリーダーとして応用レベルに向かうための基礎固めに役立つ講習内容です。
【ビギナー(初心者)の方】も、これから必要となる知識を前もって順序だてて学ぶことができます。リアルセミナーならではの、添加元素の鉱物サンプル展示や加工硬化・焼入れのミニ実習も実施します。

 

お申込者には、講師著書「元素から見た鉄鋼材料と切削の基礎知識」(日刊工業新聞社刊)を講義テキストとして無料進呈します。講義内では扱いきれない多数の内容が含まれますので、ビギナーからベテランまでそれぞれに合った学習ができ、受講後の自学習にも役立ちます。

元素のことを理解できれば材料の違いも切削加工のことも、すべてがつながり、業務の世界が広がります!

 

概要

日時 2025年 4月 16日(水) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

横山 明宜 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

プログラム

 1. 鉄鋼材料の種類と用途
炭素鋼・合金鋼・ステンレス鋼・鋳鉄の用途
添加元素の役割から材料特性が分かる
JIS記号には意味が組み込まれている
JIS材料の成分表を読み解く
 2. 元素と結晶が作る硬さとねばさ
鉄の元素の特性と結晶の知識
加熱と冷却による結晶操作の技術/硬さ・ねばさ
焼なまし・焼ならし・焼入れ焼もどしの目的
焼入れの硬さと深さ(質量効果)/表面硬化処理
SUS304はなぜ独特なのか?
 3. 鋼材の種類にあった工具選定と加工条件
切削熱と振動が寿命に関わる
切削加工の基本と加工改善
加工の見えない力を見る ― 切削の力と方向
加工改善と生産性向上のおさえどころ

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