開催主旨

　モータは、洗濯機、エアコンなど家電製品、工作機械や医療機器、最近ではxEV電気自動車が注目され、幅広い分野で使用されています。モータを組み込むシステム機器では、ときに品質問題やトラブルに出くわし、対応に追われる場合があります。ここで注意をしたいのが、トラブル原因の要因が1つでなく、複合要因であることが多く見受けられます。モータ、軸受、減速機、インバータ、電源などの構成要素全体を広い視点で見ないと本質の原因は突き止められません。

　本セミナーでは、モータ＆インバータ、要素部品で多発する代表的な品質問題やトラブル事例とその原因究明、対策について事例を交えて解説します。対策方法を導くための、発生メカニズム、進め方や着地点（Goal）の設定を学べます。

　本研修は「48 年間のモータ設計・品質の実務に携わった経験とノウハウ」を持つ講師が、事例を交えて「実際に業務で使える内容」に重きをおき解説します。

・モータの品質問題を発生しないようにするにはどうすればいいか?
・どのような発生メカニズムでモータ品質問題がでるのか?
・トラブルの対策やGoalの設定の仕方にはどのような方法があるのか？

上記のような悩み・疑問をお持ちの方、モータシステムに関わる初心者からベテラン技術者の方のご参加をお待ちいたします。

受講対象者

・モータおよびシステム開発、研究、品質、検査を扱っている初心者から実務経験者。
・一般的な機械工学、電気工学の知識を持っている方。