セミナー

材料の選定に必要な知識・スキルが身に付く
設計者に必須な機械材料の基礎を1日で学ぶ
-各材料(金属・プラスチック・セラミックス等)の特徴、JIS規格、評価方法、選定方法などの実践的知識を解説-

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開催主旨

 機械材料は、その候補となる材料の種類があまりにも膨大で、また様々な情報が溢れているため、適正な材料を選択することが容易ではありません。材料選択を適切に行う知識がないと、設計の幅が狭くなり、不具合にもつながります。設計者には、適切な材料選択ができる力を身に付けることが望まれます。

本講座は、金属、プラスチック、セラミックス、3Dプリンタ材料などの機械材料について、各材料の特徴、JIS規格、評価方法、選定方法など、設計者が知っておくべき実践的知識を解説します。熱処理やめっきなどの表面処理についても原理から規格まで詳細を解説します。材料選定のテクニックをワーク形式で学習しますので、材料選定の総合的な知識・スキルを身に付けることができます

講義は材料工学の前提知識がなくても理解できる内容になっています。機械の設計者に加えて、調達や、製造、品質管理の担当者、また材料の製造や販売に携わる方にも大変おすすめです。

本講座は参考図書「めっちゃ使える!設計目線で見る「機械材料の基礎知識」」とリンクしています。図書を講座の振り返り、実務ガイドとして活用いただけます。


【本セミナーで習得できること】
・機械材料の選定において必要となる基礎知識とスキルが身に付きます
・設計者が知っておくべき様々な材料の特徴について理解が深まります
・材料の物性の規格、評価方法について学習できます


※セミナー受講者には、講師著書『めっちゃ使える!設計目線で見る「機械材料の基礎知識」』(日刊工業新聞社)を進呈致します。

概要

日時 2024年 6月 7日(金) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 48,400円(資料含む、消費税込)
※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。
主催

日刊工業新聞社

 

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

大薗 剣吾 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

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プログラム

0.機械設計における材料知識の重要性
 
1.機械製品に必須の機械材料

1-1 さまざまな機械材料
1-2 機械材料の物性と評価情報(引張試験、硬さ試験、衝撃試験など)
1-3 材料組織の観察方法
1-4 材料選択のテクニック(強度計算から見る材料選択と加工技術から見る材料選択のコツ)
1-5 個人ワーク(破面を見極める方法、要求機能を把握する方法など)

2.機械製品を支える鉄鋼材料

2-1 鉄鋼材料の特徴
2-2 鉄鋼材料の化学成分と組織(鉄―炭素二元系状態図)
2-3 製鉄の基礎(製鉄のプロセスを学んでおく)
2-4 鉄鋼材料の添加元素
2-5 普通鋼の扱い方(一般構造用圧延鋼材、圧延鋼材ほか)
2-6 特殊鋼の扱い方(合金鋼、工具鋼、特殊用途鋼:ステンレス鋼・鋼線ほか)
2-7 鋳鉄の扱い方
2-8 個人ワーク(鋼材の化学成分を理解する方法など)

3.機械製品に付加価値を与える非鉄材料

3-1 アルミニウム合金、調質
3-2 銅合金材料
3-3 その他金属材料
3-4 プラスチック材料・ゴム材料
3-5 セラミックス材料の使い方
3-6 複合材料、3Dプリンタ用材料の使い方のコツ
3-7 個人ワーク(プラスチック材質を見極める方法など)

4.金属を鍛える熱処理

4-1 熱処理とは
4-2 熱処理 焼なまし・焼ならし・焼入れ・焼戻し
4-3 熱処理による機能性の付与
4-4 表面熱処理

5.装飾や機能性を付与するめっき・表面処理

5-1 金属の腐食と防食技術
5-2 めっき処理(電気めっき、無電解めっきなど)
5-3 様々な材料へのめっき・表面処理
5-4 表面処理の記号と後工程に正しく伝えるコツ
5-5 個人ワーク(表面処理を見極める方法など)

確認テストと解説、質疑応答
※プログラムの内容、ワークの内容は一部変更する場合があります。

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