セミナー


切削加工の基礎と自動化・効率化のためのセンシング技術の基本
-DX化の第一歩.各種センサによるリアルタイムモニタリングの基本を学ぶ-

開催主旨

切削加工は工作機械を使って工作物を削り、目的の形状をつくる加工法で、塑性加工に比べて加工精度が高く、良好な表面粗さが得られます。このため切削加工は自動車や航空機、家電、金型などあらゆる工業部品を製作する生産現場で活躍しています。近年、工業製品の高機能化と高性能化、部品点数の削減にともない切削加工に求められる信頼性と精度は一層高くなっています。また、人材不足や人件費の高騰による自動化、工具摩耗の定量評価、生産性向上などの解決策としてデジタル技術を活用したDX化が急務とされています。

本講習では切削工具の特性と使い方や旋削・フライス加工における切削条件の正しい決め方、切削油剤の種類や選定方法などを実際の現場実務に即して詳しく解説いたします。また、講師が監修し、日刊工業新聞社が販売する教育用DVD「金属加工シリーズ」で使われている高速カメラによる映像を多用し、連続切削と断続切削の違い、工具摩耗と切削速度の関係性などの切削現象を目で見て学びます。切削加工の理論を実務に紐づけて解説し、単なる知識ではなく、使える知識を修学します。さらに、DX化の第一歩である各種センサを使用した切削加工のセンシング技術(リアルタイムモニタリング、認知技術)の基本について解説します。

※本セミナーを受講される方には、講師著書「 わかる!使える!機械加工入門」(日刊工業新聞社)を受講当日に無料進呈いたします。

 

概要

日時 2024年 6月 10日(月) 10:00~16:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社
総合事業局 セミナー事業部
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

澤 武一 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

生産技術者が持つべき目線
 ・理想的な切削加工とは?
切削加工の基礎と実際
 ・切削条件の決め方(条件設定の指針)
 ・切削工具の材質と特性・選択方法
 ・高速カメラ映像を使った加工現象の解説
目で見る切削現象
 ・切りくずの形状と加工現象
 ・工具摩耗と切削速度の関係
 ・工具摩耗の原因と対策
 ・表面粗さを悪くする要因(理論と実際)
 ・びびりの主因と対策
切削油剤の理論と実際
 ・油種と性能
 ・加工事例と油種選定
 ・水溶性切削油剤の管理方法
 ・新しい供給方法の事例(高圧クーラント,マイクロバブルなど)
センシング技術
 ・主軸・運動軸サーボ電流の計測
 ・振動の計測
 ・切削音の計測
 ・動力計による計測
 ・加工熱の計測

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