セミナー
【ライブ配信セミナー】
ねじ締結総合技術を網羅的に解説します【演習付き】
基礎を含む総合技術と信頼性確保およびゆるみ・疲労破損等の防止技術
開催主旨
ねじトラブル対策に関する講師の豊富な経験から集大成した、ねじ締結技術の課題とねじの「ゆるみ」「破損」の防止策について学ぶ特別セミナー!
ねじ・ボルトは自動車、電気機器、一般機械、航空機、鉄道、船舶、橋梁などのインフラ構造物、発電機、プラント等をはじめ、多くの製品で使用され重要な役割を果たしています。ねじは紀元前6〜4世紀には造船技術や舞台技術の進歩により、螺旋やねじ原理への学問的な追究が始まっていました。
このように、ねじは長い歴史を持った機械要素であるにもかかわらず、今日でも締付け不足、ゆるみ、強度不足などにより重大事故が後を絶ちません。
・なぜいまだにねじのゆるみ事故、疲労破損事故が起こるのか?
・なぜねじは高い締付力が必要なのか?
本セミナーでは、以上のような疑問・課題の解決に向け実務で即活用いただける、ねじ締結技術の基礎となる主要項目を丁寧に解説いたします。 講師の実務経験を踏まえた講義と演習問題を通して問題解決力・実践力を身につけていただくことを主眼においています。
ねじの強度評価技術(疲労寿命推定法)、ゆるみ寿命推定法などについては、2025年3月6日(木)開催の【実践技術編】で解説いたします。
習得可能知識
1.ねじ締結の基礎技術
2.ねじの適正な締付けとねじの力学
3.ねじの疲労破損・遅れ破壊の原因とその防止法
4.ねじゆるみの原因とゆるみ防止法
5.ねじ締結体の設計法
受講対象者
1.メーカーで製品開発、設計、生産技術、品質管理、メンテナンスなどに関わる技術者の方
2、ねじ部品メーカーの営業・調達などに携わっている方
※受講に当たっては高校卒業程度の数学・力学の知識があると講義の理解が容易です。また、材料力学、金属材料の初歩的知識があればさらに理解が深まります。
概要
日時 | 2024年 12月 17日(火) 10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 2024年 12月 16日(月)17:00〆切 |
テキスト配布について | 本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。 ※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 |
FAX申込みについて |
講師
プログラム
1.ねじ締結技術の基礎と課題 |
1) ねじ締結の基礎 2) ねじ・ボルトのトラブルと重大事故 3) ねじ締結の基本課題 4) ねじ技術史概説、ねじの規格、ねじ部品の種類と使い方 |
2.ねじ締結技術の歴史 |
1) ねじの種類 2) ねじの製造技術 3) ねじの機械的性質(材料、熱処理) 4) 表面処理と水素脆性(遅れ破壊) |
3.ねじの破損、静的強度、ねじ山のせん断破壊 |
1) ねじの静的強度 2) ねじ山のせん断破壊とその防止 |
4.ねじに加わる外力と内力の関係、内力係数、ねじに加わる負荷の解析法 |
1) 締付け線図 2) ボルトおよび被締結部材のばね定数 3) 内力係数(内外力比) |
5.ねじの疲労強度 |
1) 寿命推定の考え方 2) S―N線図とねじの疲労限度 3) 疲労限度設計と有限寿命推定法 |
6.ねじの適正締付けと締付け試験方法 |
1) トルク法の原理とねじの力学 2) 締付けトルクの求め方 3) ねじ締付試験法とねじ締付特性値の解析 |
7.締結信頼性を確保するための塑性域締付け、機械的張力法 |
8.ねじのゆるみとその防止策 |
1) ゆるみの発生原因 2) ゆるみ試験法 3) ゆるみの評価 4) ゆるみの防止策 |
9.ねじ締結体の最適設計法と留意事項 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |