セミナー

【会場×ライブ配信セミナー同時開催】
【KPI設定に悩む方向け】

間接部門の見える化とKPI設定のツボ
~間接部門をまるごと大改革するために~

開催主旨

KPI(=key performance indicator)とは、目標到達のための「プロセス」が適切に運用されているかを計測する指標です。
営業部門や製造部門など直接部門については、KPIを非常に設定しやすいのでここでつまずく企業は今日まず無いでしょう。問題になるのは、間接部門のKPIです。

製造部門はもう十数年前から「乾いた雑巾をさらに絞る」ような現場のカイゼンが日夜行われているのに対し、間接部門、ホワイトカラーの生産性は相変わらず低いままなのが今日の日本企業です。
そんな中、KPIブームがやってきて、さて、「間接部門のKPIって何だろうか…」と首をかしげ、何となくおざなりになってしまっている企業も多いのではないでしょうか。

本セミナーでは、改善が進めづらい間接部門の生産性向上を実現するため、間接部門の原価や付加価値を「見える化」するための手順を解説し、そのうえで「KPI」の設定の仕方を丁寧にお伝えします。さらに、実際に改革に取り組むための業務改善の進め方や、ITを取り入れて経営力強化につなげた企業などの具体的な事例を挙げ、さらに“もう一歩”掘り下げた解説を行います。

 

概要

日時 2024年 8月 2日(金)10:00~17:00
(9:30 受付開始)※昼休憩1時間あり
会場 【会場またはライブ配信の選択制】

日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」
※ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票及び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込み締切日 ライブ配信の申込み締切日
2024/7/30(火)17:00 受付締切
※資料のご郵送に伴い、お申込み締切日が早くなります。
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業局 セミナー事業部
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

小坂 信之 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

1.間接部門に対する期待と課題 
 不確実性が高まる中、企業を取り巻く環境は急速に劇的に変化し、新たな活路を見出していくため、全部門での生産性向上、体質強化を図ることが求められています。その中で本社企画・管理部門も含めた間接部門のまるごと大改革への期待と課題について解説します。
 1)経営環境の変化による間接部門への期待
 2)間接部門の課題
2.KPI管理の成功と失敗のケースを知る
 KPIマネジメントを導入してもうまく機能しないケースも多くあります。なぜうまく機能しないのかを解説します。
 0)KPIがうまく機能しない・・・各KPIが経営目標とベクトルが合っていない、自部門の役割・使命に合わない
  非現実的な内容・目標値になっていて行動計画が立てられない、評価や発表会を乗り切るためのKPIになっている、
  PDCAサイクルが回っていないため途中でチェックできない……etc
 1)経営方針・目標~適切かつ具体的な内容か
 2)部門の目標~業績向上に結び付いているか
 3)部門及び部門長の役割使命~明確に捉えているか
 4)KPI活動の進捗管理~全員で日常的に実施しているか、PDCA(管理)サイクルは回っているか
 5)KPIを達成するためのCAPD(改善管理)サイクルは回っているか
3.「見えない」間接部門の問題の「見える化」
 1)属人化した仕事~調査・分析・ITに時間をかけていては個人業務の見える化はできない!
 2)書類・サンプル・事務用品であふれた職場~探すムダ、記録するムダ等で業務が阻害されていないか?
 3)納期管理・製品計画~計画変更・納期遅延・在庫増・欠品等の頻発で製造部門に迷惑をかけていないか?
4.間接部門のKPIと見える化実施のために必要な知識
 1)「原価管理の基礎」~常に原価を意識するために必要な知識
 2)「適切な直間比率」の求め方~常に間接業務の生産性と付加価値を意識するために必要な知識
 3)「見える化の体系」~管理状態が見えるVMボード/書類が見えるファイリング/物が見える5Sの理解
5.間接部門のKPIと見える化のための具体的な方策
 1)全社及び部門別KPI設定例~部門間の連鎖体系
 2)「KPIの見える化」のしくみづくりと実施手順
 3)「見えるKPI達成管理(表)」の作成演習
 4)5Sとファイリングによる、仕事の見える整理・整頓の進め方
 5)見える業務改善(標準化・効率化・平準化)の進め方
6.  管理・間接業務の効率化事例紹介
 目的別に業務効率化事例(参考図書:6月号特集)を引用して、紹介します。
 1)リードタイム短縮
 2)工数低減
 3)費用削減・活性化 等
7.業務改革のためのKPIと見える化/成功のポイント
 大半の企業が勢い込んで「改革」に取り組んだものの、失敗に終わる苦い経験をしているのではないでしょうか。
「改革」も最初の一歩を間違えることでまったく進まなくなります。
 1)失敗しない改善活動の進め方のポイント~全員参加で推進する/業務の課題は明らかにするが犯人捜しはしない・過去を追及しない/
   利益追求よりも時短・働きやすさ・やりがいを追求する/PDCA・CAPDサイクルを回す/職場の景色を変える 等
 2)成果を上げるためのポイント~改善成果を時間や金額に置き換える/管理会計により成果と財務指標を結び付ける/
  業務の付加価値を追求する/総労働時間の短縮/残業時間の削減 等
 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
 ※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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