セミナー
配管・バルブの選定とトラブル対策
~現場で起きた故障事例と対処法~
流す!止める!漏らさない!バルブを制するものは設備を制する!
開催主旨
流体を扱う配管の中で、バルブは様々な書籍で配管の“シンボル”として扱われています。
配管を構成する部材の中でバルブは“唯一制御できる機器”である故、そこにはトラブルが集中してしまいます。
シンプルな構造なれど中々技術的に奥深いバルブについて、
どのようなものか?
どのように選べばよいか?
どのように取り扱えばよいか?
について学ぶとともに、どのくらい持てばよしとするか?も考えてみましょう。
また、本講座はバルブのみに留まらず管や管継手まで広く取り扱います。
多数の配管やバルブが存在するプラント、設備、装置などで、たったひとつのバルブのトラブルが重大事故・災害、操業停止を引き起こす原因ともなりかねず、常日頃からの予防対策が必要不可欠となります。
実際に現場で起きたトラブル事例を紹介しながら、その対処法を実物による実演を交えて解説します。
同じトラブルを繰り返さないために、いつ遭遇するかもしれないトラブルの対処法を学びましょう。
概要
日時 | 2025年 2月 5日(水)10:00~17:00 (9:30受付開始 休憩 12:30~13:30) |
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会場 | 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル - セミナー会場案内図
プログラム
1.知っているようで知らない、バルブの基礎知識をおさらい |
①配管(管と管継手)の設計・選び方・使い方・コストダウン ②バルブの選定から廃棄までの流れ ・プロセス:選定⇒保管・養生⇒配管施行⇒試運転・調整・運転⇒保守・管理⇒廃棄 ・選定条件:設置環境、用途・法規制限、圧力、温度、流体性状、機能 等 ③汎用バルブ(基本的なバルブ)の解説<短所となる特性を使用しない> ・バルブ選定及び用途 ・管の種類、及び管継手の種類 ・バルブの種類と構造、及び接続端 ・バルブの材料 ・国土交通省標準仕様書(建築設備配管の技術基準) ・バルブに関連する主な法規、規格及び許認可(認証) ④バルブの選定例 ・例題により解説:設備の仕様・課題⇒管・継手の選定⇒バルブ選定⇒バルブの決定 |
2.配管・バルブに関するトラブル現象とその原因 |
<バルブに現れる具体的なトラブルの症状は、“作動不良と漏れ”だけ> ①仕様の不一致(選定ミス)…選定時の注意事項の見逃しや取扱いを誤った場合 ②腐食…バルブ・配管の局部腐食、割れ ③付着・固着・操作トルク上昇…バルブ特有のトラブル ④摩耗・劣化・ゆるみ・かじり・ゴミ噛み ⑤流れの状態…ウォータハンマ、キャビテーション、エロージョン、異常昇圧など ⑥操作上・配管施工上の不注意!…本来のトラブルではないが |
3.まとめ トラブルの発生状況ランキングから見た予防策(そういえばあるある!) <1.ゴミ噛みシート漏れ、2.逆止め弁シート漏れ、3.ボール弁の外漏れ、番外:電気の天敵は水> |
① 漏れや作動不良を起こしやすい原因や箇所を知っておく ② シート漏れトラブルを生じやすいバルブの構造を知っておく ③ バルブの保証条件はどうなっているか ④ 汎用バルブの耐用年数(寿命)を知っておく・・・どのくらい持てばよしとするか ⑤ バルブトラブルを未然に防ぐためのアドバイス |
4.質疑応答 |
質疑応答、及び受講者の経験をもとに事例の質疑・検証 |