セミナー


配管・バルブの選定とトラブル対策
~現場で起きた故障事例と対処法~
流す!止める!漏らさない!バルブを制するものは設備を制する!

開催主旨

 

 流体を扱う配管の中で、バルブは様々な書籍で配管の“シンボル”として扱われています。

配管を構成する部材の中でバルブは“唯一制御できる機器”である故、そこにはトラブルが集中してしまいます。

 

シンプルな構造なれど中々技術的に奥深いバルブについて、

どのようなものか?
どのように選べばよいか?
どのように取り扱えばよいか?
について学ぶとともに、どのくらい持てばよしとするか?も考えてみましょう。 
また、本講座はバルブのみに留まらず管継手まで広く取り扱います。

 

 多数の配管やバルブが存在するプラント、設備、装置などで、たったひとつのバルブのトラブルが重大事故・災害、操業停止を引き起こす原因ともなりかねず、常日頃からの予防対策が必要不可欠となります。


 実際に現場で起きたトラブル事例を紹介しながら、その対処法を実物による実演を交えて解説します。
同じトラブルを繰り返さないために、いつ遭遇するかもしれないトラブルの対処法を学びましょう。

 

概要

日時 2024年 8月 27日(火)10:00~17:00
(9:30受付開始 休憩 12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:46,200円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社
総合事業局 セミナー事業部
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

小岩井 隆 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

1.知っているようで知らない、バルブの基礎知識をおさらい
①配管(管と管継手)の設計・選び方・使い方・コストダウン
②バルブの選定から廃棄までの流れ
 ・プロセス:選定⇒保管・養生⇒配管施行⇒試運転・調整・運転⇒保守・管理⇒廃棄
 ・選定条件:設置環境、用途・法規制限、圧力、温度、流体性状、機能 等
③汎用バルブ(基本的なバルブ)の解説<短所となる特性を使用しない>
 ・バルブ選定及び用途
 ・管の種類、及び管継手の種類
 ・バルブの種類と構造、及び接続端
 ・バルブの材料
 ・国土交通省標準仕様書(建築設備配管の技術基準)
 ・バルブに関連する主な法規、規格及び許認可(認証)
④バルブの選定例
 ・例題により解説:設備の仕様・課題⇒管・継手の選定⇒バルブ選定⇒バルブの決定
2.配管・バルブに関するトラブル現象とその原因
<バルブに現れる具体的なトラブルの症状は、“作動不良と漏れ”だけ>
①仕様の不一致(選定ミス)…選定時の注意事項の見逃しや取扱いを誤った場合
②腐食…バルブ・配管の局部腐食、割れ
③付着・固着・操作トルク上昇…バルブ特有のトラブル
④摩耗・劣化・ゆるみ・かじり・ゴミ噛み
⑤流れの状態…ウォータハンマ、キャビテーション、エロージョン、異常昇圧など
⑥操作上・配管施工上の不注意!…本来のトラブルではないが
3.まとめ
  トラブルの発生状況ランキングから見た予防策(そういえばあるある!)
    <1.ゴミ噛みシート漏れ、2.逆止め弁シート漏れ、3.ボール弁の外漏れ、番外:電気の天敵は水>
① 漏れや作動不良を起こしやすい原因や箇所を知っておく
② シート漏れトラブルを生じやすいバルブの構造を知っておく
③ バルブの保証条件はどうなっているか
④ 汎用バルブの耐用年数(寿命)を知っておく・・・どのくらい持てばよしとするか
⑤ バルブトラブルを未然に防ぐためのアドバイス
4.質疑応答
質疑応答、及び受講者の経験をもとに事例の質疑・検証

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